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生産財営業マン教育記録 社員のお母さんからの手紙に感動

「ご無沙汰しております。
今日、あなた様からのメッセージ、
お祝いのワインが届き、息子の昇格を知った次第です。
親としてもいつも見守るしかできていないようで情けない次第です。

実のところ、彼は大学生まで楽な道を選び、
楽な生き方をしているようで、親としてもとても心配しておりました。
しかし、配属された際のお葉書で、どんなに安心できたことか
嬉しく彼もなんとか努力して欲しいと思っておりました。

社会人となり、あなたとの出会いが、
彼を成長させてくださったと、心から感謝しております。

出会いとは、本当に不思議なものです。

人を成長させ、何かを得る力になります。

いつ、誰と出会うかで人は違ってくるのでしょう。
〝ヒト科のヒトは、人と出会って人になる〝
勤務していた養護学校の先生から学んだ言葉です。

彼の素晴らしいこれまでの
出会いに感謝します。
いつもそばで見守ってくださる方に感謝です。
ありがとうございました。」


20年前から10年ほど、
営業部門のリーダーをしている際に
営業部門に配属の新入社員の研修、
指導担当をしていました。


その当時、勉強をしていた
経営コンサルタントの師匠より
昔、会社に勤務していた時に
新入社員が入社した際、自宅に挨拶に行っていた。
関係も非常に良くなり良い人材に成長した
との話を聞きました。


それなら、自社でも実践しようと思いましたが
九州中から集まります。
どうしたらできるかな、How思考で考えました。


配属された初日に、
新入社員には、出身学校の先生への葉書を書いてもらいました。
私は、ご両親への葉書を書きました。
大切なお子さんが配属されたこと、
厳しく育てるが一人前の社会人に育てますと


たくさんの親御さんから返事もいただき、
新入社員とも良好な関係を構築でき
今では、多くの社員が当社の中核として
活躍しています。


その後、親御さんと、交流も続いている社員が
この10月に、初めて課長職に昇格しました。


冒頭の文章は
一緒にお祝いしていただこうと
紅白のワインと、
昇格したこと、エースとして
期待されているメッセージを
送ったことへの返事でした。

お母さんにも、こんなに喜んで
いただき、生きてきたよかったと思いました。
これまで、やってきたことも
お役に立っていることを感じました。
これからも、人を元気づける、後押しできる、自分の良さに気づける
言葉をかけていきたいと思いました。

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