“MBTI”思考型(T)か感情型(F)かの見極め方
こんにちは、ENFJの高杉です。
流行りのMBTIに遅れてハマっています。
アメリカでは
「あなたは何型?」と聞かれたら
血液型ではなくMBTIで答えるらしい。
(ほんまかいな?)
MBTIを知ってからというもの
人の性格の違いって面白いなぁと
感じられるようになりました。
周りの人のタイプを勝手に予想して
答え合わせをするのがマイブームです。
タイプ予想がドンピシャで当たったときは
けっこう快感(笑)
MBTIは、人の心理傾向を
4つの切り口で明らかにしていきます。
興味関心の方向が
外向型(E)か内向型(I)か
ものの見方が
感覚型(S)か直観型(N)か
意思決定・判断の基準が
思考型(T)か感情型(F)か
外界への接し方が
判断型(J)か知覚型(P)か
それの組み合わせにより
16種類のタイプに分けられます。
要は性格診断ですから
この4つの軸ごとに相手を判別していけば
その人のMBTIタイプが分かるということ。
もしまだ診断を受けていない方は
面白いのでこちらからどうぞ。
今回は3つ目の指標である
思考型(T)と感情型(F)
の見極め方について
まとめてみたいと思います。
そもそも思考型(T)と感情型(F)とは?
この2択は、意思決定のやり方
を診断するための要素です。
自分の感覚(S)や直観(N)を通じて
集めた情報や物事について
どのように判断して結論を導き出すか
ということですね。
思考型(T)は
客観的な視点で物事を見て
論理に基づいた意思決定を行います。
合理性や効率性を優先し
余計な感情を差し挟むことがないタイプです。
また、正論を好み
合っている・間違っているをハッキリ判断したい
と考える傾向があります。
そして、
自分の感情を表現することには慎重で
他人の感情に配慮を欠いた意思決定を
行うことも。
一方、感情型(F)は
物事を主観的に捉え
人間関係や感情的な側面を重視します。
他人の感情に敏感であり
思いやりや共感力が高く
判断や意思決定の基準が
「どう感じるか」ということに基づきます。
思考型(T)の人から
「それはあなたの感想ですよね」
と突っ込まれそうです(笑)
感情型(F)の人は
感情的なニュアンスを読み取るのが得意で
他者の視点に立って理解し
受け入れようとします。
ただ、人間関係を重んじるあまり
非効率になったり、合理的ではなくなったり
人の意見に巻き込まれることもある。
つまり、感情型(F)の価値観は
人間ありきであり
相手の気持ちに共感したり
自分の気持ちを表現するのが好き。
思考型(T)の人にだって
もちろん感情はあるんですが
それを判断に絡めるべきではない
と考えている。
つまり、
意思決定のプロセスが決定的に違うんです。
端的にいえば、
物事の判断・意思決定の拠り所が
思考型(T)の人は、正しいか正しくないか
感情型(F)の人は、好きか嫌いか
という違いです。
個人的には、
Tは論理型、Fは情緒型と表現したほうが
わかりやすいと思っています。
思考型(T)と感情型(F)の傾向
頭が良く、冷静で深く考える
タイプが思考型
優しくて、感情的になりやすい
タイプが感情型
という単純な話ではありません。
実は、思考型(T)の
「物事をじっくり考える」
というニュアンスは
感情型(N)のほうが
しっくりくるんですよね。
そして、思考型(T)の人も
最終的には感情で物事を決定しています。
では、TとFそれぞれの傾向を深堀りして
その違いを明確にしていきましょう。
感情型(F)の人は
周囲から、受容的で、気持ちを大切にし
素直で人間関係の調和を求めよう
としているように見られます。
それに対して、
思考型(T)の人は
ときに批判的で懐疑的であるように
見られます。
なんとなく思考型(T)は
ドライで淡白なイメージで
頑固だと言われることもあります。
それに対して、
感情型(F)は人間関係ファーストで
情に厚くいい人なイメージになりがち。
でも、感情型(F)は
人間関係に引きずられやすく
承認欲求の強さなどが原因で
F型同士のトラブルも珍しくないですし
両者に優劣はありません。
思考型(T)と感情型(F)の見極め方
人というのは多面的であり
論理的(T)な面も、情緒的(F)な面も
両方持っていますが
通常どちらかに偏っています。
「TとFのどちらを使う傾向が強いか
どちらの使用頻度が高いか」
でタイプが決まっているんです。
個人的には
T(思考型)とF(感情型)
の区別はわかりやすく
ある程度親しい人のことだったら
見当がつきやすいと思います。
といっても
表面的な印象や性格イメージ
感情表現の多寡だけで
簡単に判断するのは正しくありません。
見るポイントは
意思決定のプロセスにおいて
事実を重視するのが
T型(思考型)
事実ではないもの、つまり
情緒的なものを重視するのが
F型(感情型)
というところ。
どちらに基づいて考えているか
どちらの判断がより優先的なのか
の違いです。
たとえば
友達や同僚から相談を受けた場合
T型(思考型)の人は
悩みの原因や一連の流れを聞いたり
どうやって解決するかについて考える。
一方、F型(感情型)は
「どう思うか」「どう感じるか」
を重視するので
とにかく話を聞いてあげたり
相手の気持ちに寄り添って共感
したりします。
以下、相手がTかFかを見分けるための
会話や面白い質問を並べてみます。
ぼくは初対面の人を含めて
関係性が浅い人にもしれっと聞いて
楽しんでいます(笑)
「大丈夫?」「つらそう」
と心配してくれたり
「痛い」に焦点を置いて
つらい状況に共感を示してくれたら
F(感情型)です。
「どこが痛いの?」
「どんな寝方したの?」
と事実把握や解決策に言及するようなら
T(思考型)ですね。
ESTP(起業家)の女友達にやってみたら
「湿布貼ったほうがいいんじゃない?」
という冷静な反応でした(笑)
「どんな髪型にするの?」
「今のままでいいんじゃない?」など
髪型に焦点を置いた反応なら
T(思考型)です。
「何かあったの?」
と感情面におもんばかって
心配してくれたら
F(感情型)です。
社内のISFJ(擁護者)の女子に
言ってみたら
「何かあったんですか?
高杉さんのそういう感じって
珍しいから」
ですって…
ほ、惚れてまうやろ〜!! (笑)
「警察とか保険会社に連絡した?」
と聞くのはT(思考型)。
電話できてるんだったら
大きなケガはしていないだろう
と思っているのかもしれませんね。
F(感情型)はもちろん
「ケガしてない?大丈夫?」
と心配する反応ですね。
T(思考型)は
別れたくないといった感情の前に
「なんで?理由を教えて」
と聞いてきます。
F(感情型)は
別れたくない、嫌だという
気持ちが先に出てくるので
「嫌だ、どうして別れないといけないの?」
「悪いところ直すから、やり直そう」
って言ったりする。
前出のESTP(起業家)の女友達に
これを聞いてみたら
「え、無理!なんで??
いつからそう思ってたの???」
とのこと(笑)
「かわいそう」と思って
飼ってあげたいと考えたら
F(感情型)です。
自分の価値観を優先しているからです。
「うちはペット禁止だから」
「誰か飼い主になってくれる人いないかな」
など、感情に流されずに
客観的に考えるタイプが
T(思考型)です。
T(思考型)はお金を含めて
物質的なものを好む傾向があるので
映画もサスペンスやアクションを好む。
F(感情型)は人間ありきで
興味は人間関係や恋愛といったもの
になるので
好む映画のジャンルは
ヒューマン系や恋愛とされています。
ぼくは完全なF型ですが
恋愛ものに興味がなく
サスペンスやヒューマン系が好きなので
この質問は一概には言えないかも。
日々のコミュニケーションに活かそう!
実際にこれらの質問をしてみると
客観的に考えるT(思考型)と
主観的に考えるF(感情型)の違いが
わかりやすく出てくるので面白いです。
もちろん、両方のタイプそれぞれに
長所と短所があり
どちらが優れている
ということはありません。
大切なのは
自分自身の性格を理解すること
そして相手の性格も理解すること
(相互理解)だと思います。
「自分とは違うタイプだからそう考えるのか」
「そういう考え方もあるのか」
という気づきのきっかけになったり
より良いコミュニケーションが可能になったり
するはず。
たとえば、
F(感情型)の人には
共感的なアプローチを意識し
T(思考型)の人に対しては
直接的で論理的なコミュニケーション
を意識する。
また、
マネジメント研修などでよく聞く話で
T型(思考型)タイプの人は
成果そのものに対する評価を望みます。
F型(感情型)タイプの人は
成果よりも過程を評価されることを望むので
「いつもがんばってるね」とか
「いつも助かってます」などの
言葉が効きます。
逆にT型(思考型)の人に
これらの言葉はまったく響きません。
ちなみに、
この2つの男女比を見ると
女性にF型が多く、男性にT型が多い
という結果が出ています。
確かに女性は共感を求める生き物ですし
(偏見?)
男性に比べて感情や価値観を重視する
傾向がありますよね。
女子の相談(特に恋愛)に乗るときは
ただ話を聞いてほしいだけで
アドバイスなんて一切求めていない
と承知しております(笑)
(F型の)女性にモテたいなら
とにかく共感すること
相手を観察して
求めていることを察すること
が大事なんだと思います。
急に脱線しちゃいました(笑)。
普段ついつい
自分目線で考えてしまいがちなので
相手の性格タイプに合わせた
コミュニケーションを実践していこう
と改めて肝に銘じた次第です。
最後に、繰り返しになりますが
誰もがTとFの両面を持っています。
人の性格を安易に決めつけるのは
危険なので注意しましょう。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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