デキルあなたが陥りやすい罠
モチベーションも高くて、そこそこタスクの処理もこなしてしまうあなた。
おそらく社会でもそれなりに立派な業績を残されていることと思います。
しかし、そんな人こそ、陥りやすい罠があります。しかも本人すら気づいていない可能性があるため、もしこれに当てはまる場合は、要注意です。
その罠とは?
効率の罠
以前の記事
↑でも、とにかくやり続けることが大事、ということは書きましたが、そこそこできてしまう人はできてしまうからこそ、自分のタスクのこなしかたの効率の悪さに気づかないことがあります。
頭の良い人の考え方
私の知り合いの医師で、非常に頭の良い人がいました。
なんでも、自分の経験のないことですら、少し考えて答えを出してしまう、それはそれはいわゆるキレ者でした。
私は興味があったので、その人の生活スタイル、考え方をよく観察していました。そこで一つ気になることがありました。
それは「アドレス」の入力方法です。
私たちは生きていれば、さまざまなところで、アドレスを入力する機会があると思います。彼は、自分のアドレスをPCの文字入力で記憶させていたのです。例えば、アド、などと入れたらアドレスが全部出てくるように。
これを広げれば、名前や住所だって、記憶させてしまえば、楽に、そして間違えずに入力できるのです。
頭の良い人ほどサボっている
彼は非常にパフォーマンスの良い人ですから、いちいち打ち込んだって、大した足枷にはならないと思います。ですが、そんな人が、簡単に、楽をする方法を選んでいるということで、非常に印象に残りました。
これと同様で、頭の良い人ほど、我々より楽をして、無駄なことをしないようにしている傾向があります。
少しでも余計なことをしないんです。
それがまたパフォーマンスの向上につながっていくという連鎖が、我々とデキル人との差をどんどん広げていくのです。
他の人に頼む
サボり方と言っては語弊がありますが、その他効率を良くするために、周りの人を巻き込む、手伝ってもらう、という手があります。
こちらも「デキル人」ほど見落としがちです。
他の人より少しばっかりできてしまうからこそ、頼まず自分でやってしまってもあまり困らない。
しかも、そういう人ほど高いものを求めるため(求めるからこそ高いレベルに到達できるのですが)、人に頼むと理想より低いパフォーマンスとなり、それなら自分でやった方が早い、となってしまいます。
しかし、これこそが罠です。
本当にできる人は人に頼める
一人で全部やるより、絶対に他の人に協力してもらったほうが良い結果が出せるんです。
しかし人に頼むとどうしても思った通りにならない。
この100%を80%に落ちたその差を「劣化」と捉えるか、「投資、またはコスト」と捉えるか、これでその人のパフォーマンスがだいぶ変わります。
デキる人は頼むんです、で80%の結果であっても全然気にしない。その後のリスクヘッジが出来る、もしくはその後の頼んだ人のパフォーマンスを上げる方法を知っていて、80%を90%、運が良ければ95%まであげることができるんです。
ここを乗り越えられないと、結局自分抱え込んでしまい、コスパ的には少し下がってしまいます。ここを乗り越えられるか、それが重要となってきます。
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