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【メンタルヘルス】WHOが定義する「健康」とその対策

 どうも! 臨床心理士・公認心理師のはしくれのおくけんです!
今回は、WHOが定義する健康と、メンタルヘルスの重要性についてお話をしていきます!

こちらのツイートを深堀していきます。


 WHO(世界保健機関)は、メンタルヘルスを健康の重要な一部と位置づけ、各国や企業、地域コミュニティに対してメンタルヘルス支援の推進を呼びかけています。

1. WHOのメンタルヘルス定義と重要性

  • WHOは健康を「単に病気がないだけではなく、身体的、精神的、社会的に良好な状態であること」と定義しており、心の健康(メンタルヘルス)もその一部と考えています。

つまり、身体が健康なだけだとそれはたった3分の1なのです。

WHOは、ストレスを感じた時に取り入れられるセルフケア方法として、一部ではありますが、以下を提案しています。
これらは、ストレスや不安を軽減し、気持ちを落ち着けるための方法です。

処方箋

1. 呼吸法でリラックス

  • 深呼吸をゆっくり行う: 深くゆっくり息を吸い込み、息を吐くことに集中することで、気持ちが落ち着きやすくなります。WHOは、ストレスを感じた時に「4-7-8呼吸法」などの呼吸法を使うことを推奨しており、例えば4秒吸って、7秒止め、8秒でゆっくり吐く方法が有効とされています。

2. マインドフルネスや瞑想を試す

  • 今の瞬間に意識を向ける: 瞑想やマインドフルネスは、ストレスに対して非常に効果が高いとされています。WHOの推奨するマインドフルネスでは、ただ座って深い呼吸をしながら、思考や感情に気づきを向け、ジャッジせずに受け入れることが大切です。数分間だけでも集中力を高め、不安や焦りを和らげる効果があります。

3. 身体を動かす

  • 軽い運動: ストレスが溜まった時は身体を動かすことが効果的です。散歩やストレッチなどの軽い運動は、体内のストレスホルモンを減少させ、リラックスを促進します。特に緑の多い場所での散歩はリフレッシュに適しており、気持ちが明るくなる効果があります。

5. ソーシャルサポートを得る

  • 信頼できる人に話を聞いてもらう: ストレス時に家族や友人、同僚に話を聞いてもらうことで心が軽くなります。WHOは、悩みや感情を誰かに共有することがストレスを軽減するために有効であるとしています。また、職場などでのサポートを得ることもストレス対策として大切です。

6. ルーチンを整える

  • 規則正しい生活習慣: 規則正しい睡眠や食事はストレス管理に不可欠です。WHOは、睡眠不足や不規則な生活はストレスを悪化させる要因になるため、できるだけ毎日同じ時間に寝起きし、バランスの良い食事を摂ることを推奨しています。

7. 情報の取り扱いを工夫する

  • 情報を制限する: ストレスが増える原因の一つが、不安なニュースや過剰な情報です。WHOは必要以上のニュースや情報を避け、メンタルヘルスを守ることを呼びかけています。特に、SNSやニュースに触れる時間を制限することで気持ちが安定しやすくなります。

WHOのこうした提案は、日常生活で簡単に実践でき、ストレス管理に役立つものです。少しずつでも取り入れることで、心の健康が保たれやすくなります。

今回はここまで! 次回もお楽しみに😊


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