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【メンタルヘルス】こころの柔軟性を学ぶ

 僕が人生の中で最も継続ができていることは週刊少年ジャンプの講読だ。
14歳の時から買い始め、アラサーの今まで継続して購入している。

これを職場の男性に話すと「すげえええ!」となり
職場の女性に話すと無言で呆れた顔をする。これは看護師に多い傾向だ。
エビデンスは僕の傷ついた体験の数だ。

男女平等の時代ではあるが、男女の差というものを感じた僕の体験だ。
きっと統計を取ると男女間での有意差と高い効果量が検出される。

話を戻そう。
そして、この僕のジャンプ人生の中で、
世の中で人気になったものや残念ながら世で輝くことなく打ち切りになってしまった作品などたくさんある。

先日「僕のヒーローアカデミア」が完結となった。
もう少し続くかと思っていたのでとても驚いた。

今となってはジャンプの看板であるが、作者の堀越先生は週刊少年ジャンプでの掲載は「僕のヒーローアカデミア」が3作目となる。

最初の2作は打ち切りだ。僕はどっちの作品も好きだった。

ジャンプは野球に例え「スリーアウト」といい、3回の打ち切りがあると今後掲載のチャンスが回ってこないと言われている。
堀越先生は後がなかったのだ。
どんな思いで3回目の連載の準備をし、ここまで走り抜けてきたのか。
その背景を知りながら、推しを応援するようにずっと読んでいた。

社会的に成功している人は、成功した結果だけピンポイントで見られるが、そのプロセスに脚光が当たることは少ない。

イチローは引退会見で「全体の成績よりも上手く行かなかったときに自分と向き合い続けた自分を誇りに思う」と話していた。

結果は分からない。不安だ。しんどい。
でも、今と向きあって目の前のことを1つ1つやっていく。
このことを「心理的柔軟性」という。
行動が伴ってはじめて「心理的柔軟性」なのだ。

これは僕がやっている心理療法、「ACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)」の目標となる。

今回は堀越先生の人生から学ばせてもらった。



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