見出し画像

双極性障害に有効な心理療法は?

制作:布団ちゃん

双極性障害では、1980年代に入るまで薬物療法がその治療の中心で、心理療法には注目がされてきませんでした。

しかし近年になって様々な心理療法の双極性障害に対する効果が、研究により明らかになっています。

【注】精神疾患に対する心理療法は、薬物療法との併用の上で行ってください。

双極性障害に有効とされる心理療法では、
①認知行動療法
②対人関係・社会リズム療法
③家族焦点化療法
④心理教育

が挙げられます。

そのなかでも心理教育では、高い効果が期待されており、エビデンス(科学的根拠)も認められています。

日本うつ病学会による双極性障害に対する治療ガイドラインでも、最も推奨される心理療法として心理教育が紹介されています。

詳しくはこちらもみてみてくださいね
心理教育とは何か?
ネット心理教育とは何か?

布団ちゃんの参考文献リスト
1)加藤忠史. 双極性障害 病態の理解から治療戦略まで. 186(医学書院, 2019)
2)宋未来. 双極性障害Ⅱ型における精神療法. 臨床精神医学, 46(3). (2017)
3)日本うつ病学会気分障害の治療ガイドライン作成委員会. 日本うつ病学会治療ガイドラインⅠ.双極性障害2017(2017)

ネット心理教育は全てボランティアスタッフで活動しております。サポートしていただいた分は今後の活動にいかしていきます。これからも応援をよろしくお願いいたします♪