第4回『双極性障害(躁うつ病)とつきあうために』を読む【返金OK・ワンコイン】
本サマリーは、日本うつ病学会双極性障害委員会の『双極性障害(躁うつ病)とつきあうために』(ver.9 2019年7月5日)について解説したもので、枠線内グレー部分はテキストを引用しています。
制作
窓師(薬剤師)、布団ちゃん(公認心理師、社会福祉士)
ネット心理教育研究会
第3章.患者さんご自身が気をつけること
1. 重症化ってどうなるの?
双極性障害は、放っておくと重症化します。ここでいう「重症化」とは、躁やうつの波がより大きくなってしまうことです。うつでは、それまでより更に落ち込みがひどくなったり、躁では、それまでより更にとんでもないことをしてしまったりといったことを指します。
うつ状態がひどくなった際には、死んでしまいたくなるほど落ち込むこともあり、注意が必要です。
また、躁やうつの気分の波が生じる頻度も高くなります。そうすると「ラピッドサイクラー」になってしまうこともあります。
それまでより、短い期間で躁やうつの波がくるようになることも「重症化」のひとつです。
そういった悪化を防ぐためには、専門医から治療を受け続けることが大切です。
ここでの「専門医」とは精神科の医師のことを指します。
▶(関連有料記事)精神科と、心療内科や神経内科との違いは?(ネット心理教育note)
2. 生活習慣を整えよう
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