読書記録『おしごとそうだんセンター』
絵本作家のヨシタケシンスケさんの新刊『おしごとそうだんセンター』を読みました。
不時着した宇宙人が、地球で暮らしていくために仕事探しをします。
相談センターの窓口で「そもそも仕事とは?」「なんのために働くの?」「どうやって仕事を選べばいいの?」といったことを教えてもらいながら、仕事について学んでいく物語です。
子どもだけでなく、就活生や、若手社会人はじめ、今後のキャリアを考えるすべての人が読むべき一冊だなあと。
「仕事」「働く」ということについて、宇宙人目線レベルまで俯瞰して考えることで、じゃあ自分はこの先どうしていこうかということを深く考えるきっかけにきっかけになるわけです。
この本では、現存しない変な職業(ヨシタケさんが妄想した職業)がたくさん紹介されます。
トンデモパートのようでいて、実際にこの先の未来はAIの台頭だったり、時代や価値観の大激変によって、どんな職業が生まれてくるか予測もつきません。
月並みな考えですけど、「どういう職業に就きたいか」ではなくて「自分はどう在りたいか」のものさしをまずは明確にして、それを軸に時代時代に合わせて属する職業を(あくまで手段として)選んでいくしかないのかなと。
今ある職業の半分以上は10-20年後にはAIに取って代わられると言いますし。ネガティブなニュアンスで言われることが多いですが、超絶飽きっぽい性格の自分にとっては、ワクワクな未来でしかありません。
10-20年後、意味不明な職業で謎の肩書がついていたら最高じゃあないですか。
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