仮装ランナーの惜しさ
先日、仕事で地元のマラソンイベントに行く機会がありました。
この手のマラソンイベントでよくいるのが、コスプレをしながら走っている人。
マラソン大会でコスプレして走れる人は、きっと陽キャです。
いろんなコスプレを見ながら、ちょっとだけ「惜しいな」と思ってしまいます。
なんというか、コスプレのレパートリーがわりと似たりよったりでクリエイティビティに今一歩欠ける気がします。
ドラゴンボールやワンピースの主人公のコスプレをする人。これはもう論外です。惜しいどころか、もうちょっとちゃんと考えてくださいと思ってしまいます。
恐竜(たぶんティラノサウルス)のもこもこ衣装を着る人。これは惜しい。ティラノサウルスじゃなくて、二番手・三番手くらいの恐竜だったらもう少しだけ面白かった。プテラノドンとかトリケラトプスとか。
さかなクンの被り物をして白衣を着ている人。これも惜しい。これだとただのさかなクンコピーです。
例えば白衣じゃなくてガソリンスタンドの作業着を着ていたら。「アルバイトをしている下積みのさかなクン」という設定がひとつ乗っかります。
貞子の格好をしている人。本当に惜しい。
これもさかなクンと同じで、全くの貞子コピーではなくて、なにかひとつ設定を乗せたい。
例えば、顔と姿勢は完全に貞子で、衣装だけ広島カープのユニフォーム。「にわかカープ女子の霊」という設定が乗っかります。
まあそれが面白いのかどうかはさておき、コスプレにはちょっとだけ頭の捻りが必要だなと感じたのでした。