映画記録『走れ、絶望に追いつかれない速さで』
2016年公開の映画『走れ、絶望に追いつかれない速さで』を観ました。
こういうロードムービー系は良いですね。
旅の中で、親友の死を受け入れたり、過去としっかり決別していく。
旅の目的地(親友の初恋の人が住む街)が、自分も住んでる富山県だというのもちょいとアツかった。知らずに見てたらたまたま富山が出てきて、おっ!となりました。
主演の太賀君、「静かに揺れ動く青年」の感情の演技上手ですよね。
親友が死んだ崖に行ったあと、旅館でご飯食べながら静かに泣くシーン、ものすごく引き込まれた。
「ご飯食べながら泣き始める」シーン部門では、千と千尋と張り合えるエモさでした。
ストーリーは、個人的にはものすごく刺さったとかいうわけではないですが、なんといってもこの映画のタイトルがぶっ刺さりました。
『走れ、絶望に追いつかれない速さで』
いやめちゃくちゃ良い。
「絶望に追いつかれない速さで走れ」でも良いですが、やはりここは倒置法が強い。
過去に絶望があったならば、走れまでとはいかずとも前に進むしかないのかなと。
あんまり読まれないnoteを、絶望に追いつかれない速さで明日も更新しようと思います。
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