見出し画像

I would sayとI would like to sayの違いは?ネイティブに聞いたら驚くほどわかりやすかった話

こんにちは!エアトラベラーです。
今日は、英語学習アプリ「SpeakNow」のスペシャルオンラインセミナーにご招待いただいたのでレポートしたいと思います。

9月に使い始めてすっかりこのアプリにハマったボクに運営の方がお声がけくださって「先着10名」の枠に加えていただくことができました。

このセミナーでは、1時間でアメリカのネイティブスピーカーとナチュラルな英語表現を学んでいきます。具体的には以下の2つのコーナーが用意されていました。

①英語の質疑応答から学ぶ英語表現コーナー
②アメリカ人に質問しようコーナー

参加者は、事前に以下の2つの課題を提出してから臨みます。

【課題1】次のいずれかに回答
 質問1)
What are the things that you're excited for, both short term and long term?
 質問2)
What kind of people do you like?

【課題2】ネイティブの先生に質問したいこと(学習中に感じたモヤモヤ)

ボクの回答と先生からのフィードバックは後半でご紹介しますね。


🔹 SpeakNowとは?

セミナーの話に入る前に…そもそも「SpeakNow」とはどういうものか?一言でいえば"スピーキング添削アプリ"です。一問一答式で、提示されたトピックに対して30秒で答えをレコーディングして送ると、24時間以内にネイティブが充実したフィードバックをくれます。オンライン英会話で答えに詰まったり緊張してうまく話せない、発音をチェックしてほしい、よりナチュラルな英語表現を勉強したいという方にぴったりです。ご興味のある方は、公式サイトをご覧ください。

また、実際に使っているボクの体験談もぜひ参考にしてみてください。


🔹 ローレン先生について

ローレン先生のファンクラブ会長(そんなものはない笑)として勝手に少し補足させていただきます。

・SpeakNow講師歴は2年
・高校時代「ホームカミングクイーン※」にノミネートされだけあって、めっちゃ美人

※高校や大学で開催されるホームカミング・デイの、ミスコン形式のイベントで1位に輝いた女性のこと。ホームカミングとは卒業生やその家族、教職員OBなどを学校に招いて歓待する学園祭みたいなもの。「スパイダーマン ・ホームカミング」という映画もありますね。

◆Instagramオフィシャルアカウント (ローレン先生のリールが盛り沢山)


🔹 セミナーの様子

今回が初開催ということで参加者は4名(ユーザー3名、非ユーザー1名)、年代はバラバラ。MCの池田さんが華麗なる進行により参加者やローレン先生の緊張を解きほぐしていきます。

アイスブレイクとして、自己紹介をかねて「どこに住んでいますか?そこで生まれましたか?」という質問に参加者が順番に答えていきます。年長者から当てていくあたり、上手です笑

■英語の質疑応答から学ぶ英語表現コーナー

このコーナーでは参加者からの事前提出課題に対して、ローレン先生が一つひとつ丁寧に回答していきます。どれも明快な解説で、他の方の質問への回答にも思わずうんうんとうなずいてしまいました。

ここでは、ボクの回答に対する先生の解説をご紹介しましょう。

【課題1】(質問1を選択)
What are the things that you're excited for, both short term and long term?
<回答>
「最近DET(Duolingo English Test)でギリギリC1取れなかったけど、年内にはC1になりたくて、スピーキングとライティングの勉強に燃えています。」

黒字がボクの回答、青字がローレン先生の解説

期限を表すにはtillではなくbyを使いましょう。ここでtillを使うとあなたは今から年末までC1レベルで、年末を過ぎたらC1ではないという意味になっちゃいます。

副詞は(多くの場合)動詞の前に置くと良いでしょう。I got almost C1ではなく、I almost got C1ですね。

・「テスト」という場合、inではなくonを使います。先生が採点するとき、答案用紙の『上』に点数を書き込むから!と覚えるといいですよ。

どうしても見惚れてしまいがち笑

なるほどね!そうなのか!解説は画面キャプチャを自由に撮ってね、ということで見やすく表示しながら説明してくれました。


■アメリカ人に質問しようコーナー

続くこちらのコーナーでは、常日頃なんとなくモヤッとしていた疑問を2つぶつけました。これに対する回答が「さすが!」という感じでしたので完全公開します!

【課題2】① I would say と I would like to sayの違いと使い分けは?

「自分が信じていることについて言及する場合」は、同じ意味になることがあります。例えば、「幽霊を信じている」という時はどちらを使っても、意味は同じ。た・だ・し、I would like to say はちょっと強い響きがあるので、よりソフトなI would say の方がよく使われます。I would say はthinkより強くてbelieveと同じ程度に信じているイメージ。事実の正確さが100%だとすると、結構自信持ってるけど100%正確ではないかもって時にI would say と言います。

I would like to say は以下のような特定のシチュエーションで使われます。
早口でいう場合はI'd like to sayとも言いますね。

(1)フォーマルな場

・結婚式のスピーチにて:「少々お話しさせていただきたく思います」
・かしこまって感謝を述べる時「ご尽力に感謝を申し上げたいと思います」

(2)提案/推奨/反論をする時
・「SpeakNowは英語学習に最適だよ(と言いたい)」

リアリティある事例や実体験を交えて表情豊かに解説してくれました


【課題2】②アクセント(訛り)があるとネイティブはどのくらい違和感を感じる?

いや、全っ然不快には思いませんよ。他国ではわかりませんが、少なくともアメリカは本当にたくさんの文化が入り乱れていますから。確かにアクセント(訛り)は大切ですが、もっと大事なのは話すときの「トーン」と「ストレス(強調音)」なんです。アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなど異なる国のアクセントで話せたらそれは素晴らしいですが、もし基本的な会話ができなかったとしても心配無用です。相手がいい人なら「出身はどちら?」とあなたの文化や生活について関心を寄せて聞いてくるでしょうから。アクセントは、会話の話題としてとてもいいと思います。

私のお話をしましょう。私はジョージア州出身なので南部訛りがあるんですが、カリフォルニアなどの西海岸やコロラド州の人は興味を持ってくれて、アクセントの違いがあったがゆえに友達がたくさんできました。コロラドの友達は、私に「ジョージア」ってあだ名をつけてくれました笑 アクセントを練習するのはある程度うまく会話できるようになってから。それより、トーンとストレスを磨いてくださいね。そちらの方がアクセントより目立ちますから。

自分で調べることもできなくはないですが、こうやってダイレクトにネイティブの先生に「正解」を解説付きでもらえると、とても印象に残ります。
口頭だけで適当に返すのでなく、きちんと事前に整理して文章化してくれてたローレン先生の真摯さにグッときました。


🔹参加した感想

普段はアプリで声だけのコミュニケーションですが、やはり顔を見ながら話せるとより多くの情報が伝わってきていいなと感じました。アプリもビデオでのやりとりを可能にしてくれないかな?

参加者は4名と一見少なかったのですが、結果ちょうどよかった気がします。もし10名も参加していたら一人一人の質問に答えていられないし、1時間では終わらなかったと思うので。主催者側としては未利用者を多めにして、実際のユーザーがどのように活用しているかをシェアしてもらうのが望ましいのでしょうけど。

日頃アプリでもらうフィードバックも結構詳細なのですが、アプリでは気になったところを突っ込んで聞くのはなかなか難しいと感じていました。有料の追加チケットを消費するし、文法的なことって対面でないと質問しづらいんですよね。その点では、今回のように直接モヤモヤポイントを聞ける場面はとてもありがたいと思いました!英会話講師だと文法の説明が怪しい場合があるんですが、ローレン先生は事例も挙げつつ、ルールと例外(慣例的用法)をきちんと説明してくれたので納得度が高かったです。

また参加したい!と思わせてくれた素敵な1時間でした★

最後までお読みいただきありがとうございました!英語の上達法を探している方は「これから流行る」SpeakNowを試してみてはどうでしょうか?😉

★こちらの記事もおすすめ

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集