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一生懸命書いた記事はどのくらい「ウケて」いるのか?

夏休み最終日。あまりやることはないので、ここらへんでエアトラベラーの記事はどのくらい面白がられているのか?をデータで振り返ってみることにしました。

2022年の2月からnoteを初めて、かれこれ230本ほどの記事やつぶやき、写真を投稿してきました。

フォロワー数は258人。影響力でいえばスーパー弱小noterのボク。ですが、別に世の中を変えたいわけじゃなく、気の合う人や目的を同じくする人と繋がれたら生活に張り合いが出て少し楽しくなるよね、ぐらいのモチベーションでやってます。

それでもというか、だからこそというか、自分が発信していることのうち、どんなテーマや切り口がどのくらい面白がられているのかを一度客観的に把握しておきたいなと思ったんです。

記事をどう評価するか?

さて、ではどうやって自分の記事を数値的にレビューしたらいいんでしょうか?

ボクの場合、記事の内容が読者にどのくらい響いたかを一番大事にしたいので、評価指標は「エンゲージメント率」にすることにしました。

日本語では説明しにくい言葉なんですが、強いて表現するなら「読者との盛り上がり度」といって概ね差し支えないかと。

記事を読んでくださった人のうち、どのくらいの方がリアクションをしたか?つまり、スキとコメントの合計をビュー数で割った割合をエンゲージメント率とします。

エンゲージメント率 =(スキ数+コメント数)÷ ビュー数

厳密には、コメント数にはコメントいただいた方への自分からの返信の数も含まれるのですが、記事から発生したエンゲージメント(盛り上がり)という意味では含んでおいてそう違和感はないでしょう。


エンゲージメント率を出してみた

上述の計算式で、まずはザックリと全記事のエンゲージメント率を見てみます。

全記事のエンゲージメント率 6.7%

ビュー数・スキ数・コメント数は実数はリアルにしょぼくて恥ずかしいので非公開とします笑

参考までに統計を晒しますと、エアトラベラーの記事の平均ビュー数は約194平均リアクション数(スキ数+コメント数)は約13と実数としては低空飛行。もっと多くの方に読んでもらえるように頑張りたいです苦笑

一般的にはフォロワー数やビュー数が多くなるほどエンゲージメント率は下がり、ある程度のところで安定していきます。より色んな価値観の人の目に触れていくので、必然的に「面白くないや」と思う人の割合が増えていくのが世の常なので。


どんな記事がウケたのか?

さて。
全体が見えたところで、今度は特にどんな記事のウケがいいのか、エンゲージメント率上位に注目していきましょう。

TOP10

全記事中もっともエンゲージメント率が高いのはプロフィールにピン留めしている「自己紹介」で37.7%。

これはちょっと外れ値なので除外すると、TOP10はほぼ「英語楽習」に関する記事エンゲージメント率はおよそ13〜16%でした。

エアトラベラーは英語の学び直しをメインテーマとしていて、フォロワーや読者さんも英語学習者とか英語関連の教育に従事されている方が多いので、必然の結果かな。

中でもNo.1となったのは、フィリピーナの美麗な英語に感動して思わず書いたこちらの記事。聞き手の背筋がスッと伸びるような、知性と品格に溢れた言い回しは多くの読者さんの心を射止めたようです。

ウケが良かったその他の英語楽習系記事の特徴は、
・学習方法
・英語学習の意義

に関するものでした。

総じて、英語学習のモヤモヤを突破する「答え」が欲せられている気がします。

ちなみに、あえて「楽」習と書いているのは、机に向かってガリ勉するような「学習」ではなく、しく・して英語に触れるのを慣にしようというコンセプトで学び直しを続けているからです。

ネイティブ級になりたいけれど、中上級に到達してから永遠に伸び悩んでいるボク自身の勉強法を参考にしていただけているのはとても嬉しいです。

また、HOW TOだけでなく、そもそも英語ができるようになるってどういうこと?何のためにできるようになりたいの?というモチベーションに切り込んだ記事も多くの方に共感していただけた印象です。


英語楽習以外では「おでかけ」カテゴリから2本ランクインしています。

このおでかけカテゴリでは、ちょっとした散歩や観光、海外体験などを発信しているんですが、日本人のソウルフラワーたる「桜」と、海外でのずっこけ話が心を動かしたようですね。なるほど、そういうのが好きなのか笑


TOP20

続いて、11〜20位に目を向けてみましょう。
エンゲージメント率は11%強〜13%弱

少し英語楽習以外の記事が増えてきます。
「やってみた」「おでかけ」、そしてここへ来て「海外交流」というカテゴリがランクインしてきました。

英語楽習は、TOP10と比べるとちょっと「いろもの」というか、学習法ではなく「英語 × 何か」という体験コンテンツへと様相が変化しています。

例えば、表中にはビュー数とスキ数を表示していませんが、これらがともに多かったのは以下の2本でした。

おでかけ系は、記事カテゴリ的にはnoteスタート初期に書き溜めた海外旅行(出張)の思い出なども含んでいるんですが、上位ランクインしたのは割と最近執筆した国内の身近な街歩きでした。常連さんがコンスタントにコメントをくださるようになったおかげです。いつも本当にありがとうございます(; ;)


TOP30

さぁ、では最後に30位までを見ていきましょう。
30位でエンゲージメント率は約10%になります。

ここでまた景色が変わり、「海外交流」系が増えました

エアトラベラーの名の由来は、海外へのバーチャル旅行。英語の学び直しは、それ自体が趣味ということもありますが、海外の人々との交流も大きな目的なんです。英語は世界に通用するコミュニケーションツールですからね。

英語と海外のトモダチネットワークを駆使して集めた四方山ネタが11%程度のエンゲージメント率をマークしています。

代表的なものはこちら↓

トモダチ200人の国籍分布と、人数の多い国をランキング形式でレポートしています。結果、意外な国のトモダチがもっとも多いということがわかりました。

日本にいながら無料で海外とワイワイ繋がってローカルな街中や家の中までトラベルできるなんて、なんていい時代になったんでしょう!

時間がないとなかなか(ネタになるような)やりとりができないんですが、実は一番楽しんで書いている記事だったりします笑 いい暇つぶしになりますのでよろしければ!


振り返ってみて

仕事漬けの日々で自分を見失い、人生もっと意義あるものにしていきたいと、一生ものになるような体験を見つけて記録していこうという動機で始めたnote。

続けてきて思うことは、身近の些細なことも発信という形で記録していくと、自分の心が動いたモーメントが可視化・言語化されてアルバムみたいになってきたなぁ、ということ。

また、日常・非日常含め、今過ごしている時間の価値とか自分の気分とかいうものに敏感になったとすごく実感しています。

誰に勧められるでも、急かされるでもなく、自分が自分の足跡に納得できるかという視点を大事に、そこに共感を寄せてくれる方の温かみを感じながらこれからも執筆をゆるゆると続けていこうと思った夏休みでした。


ということで、パーソナルな記事にも関わらず忍耐強く最後まで読んでくださいまして、誠にありがとうございました!もし興味が湧いたらあなたもエンゲージメント率を振りかってみてはいかがでしょうか。何か発見があるかもしれませんね。

ではまた!


■補足
SNSのエンゲージメント率はいくつかの異なる算出方法があります。

Insatagramでよく使われるのは、ビュー数ではなくフォロワー数で割り込む方式です。
しかし、非フォロワーからのリアクション(スキ、コメント、保存)が多いとこの指標はイマイチ意味をなさなくなってしまうというデメリットが。

これはnoteにおいても同様です。普段はフォロワーさん中心に記事が読まれてリアクションがつくわけですが、たまに「公式マガジン」とか「今日の注目記事」などnote公式に取り上げられたり、「おすすめのクリエイター」にプロフィールが表示されたりすると、非フォロワーからのリアクションが増えます。

というわけで、(ほぼ)純粋に「記事を読んでくれた人」からのリアクションの濃さを見るためには、上記のようにビュー数で割るのが適当と考えました。

※「ほぼ」と言ったのは、noteのビュー数は「読まれたかどうかは別として、とにかくnote側が記事をどこかしらに表示した」という意味なので、100%記事が読まれた数ではない、という実態があるからです。

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