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【ぶらり散歩】夏の夜の東京イルミ散歩

イルミネーションというと冬のイメージだが、実は夏も結構多い。
先日は東京タワーのイルミネーションイベントを紹介したが、今回は有楽町から徒歩圏内の2カ所を歩く。

❶東京ミッドタウン日比谷の風車

東京メトロ日比谷駅から直結、JR/有楽町線の有楽町駅日比谷口からは徒歩5分ということで、アクセスが非常に良い。ちょくちょく会社帰りに散歩がてら立ち寄るというか通り過ぎる。

ビル前の「日比谷ステップ広場」ではよくイベントというか展示をやっており、変化が楽しい。9月1日(日)までは「KAZAGURUMA GARDEN」(かざぐるまガーデン)というインステレーションがあり、色とりどりの風車がドーム状に据え付けられライトアップされている。この風車、なんでもA4のクリアファイルを折り畳んで作ったらしい(エコなの?)。

たまに噴き出るミストが涼を醸し出すとともに、少し遠目からは、冷凍庫から出したてのPino(アイスね)よろしく冷気を漂わせているようにも見える。

ドームの真ん中は「くぐれる」ようになっていて、カップルの通行率が高い。周囲を囲むように据え付けられたベンチには、疲れを癒しつつ談笑する女性客の姿が目立った。

なんというか、あらかじめ「こういうのやっている」と知って目掛けていくよりも、何気なく歩いていたら予期せず出くわすといった方がこのインスタレーションが呼ぶ感動はきっと大きいと思う。そういう感じのものだ。観光ついでに、買い物ついでに、近くまで来てせっかくだから…くらいの感覚で立ち寄ってみるのがいい。

おしゃべりに花が咲かない限り、長くて20分くらいの滞在時間が妥当なところ。暑いからそれでいい。


❷東京駅グランルーフガーデンの灯籠

東京駅も頑張っている。人を寄せ、通行客の足を止め、旅行客に回遊させ、お金を落としてもらいたいのだ(嫌らしい分析)。

こちらも「日本の夏」らしく、9月8日(日)まで八重洲口グランルーフガーデンにて『宵路灯籠(よいみちとうろう)2024』というライトアップイベントを開催している。

ボクは死ぬまでにタイのチェンマイ の盛大で幻想的な灯籠祭りである「コムローイ祭り」に行くと決めているほど、「灯籠」とか「ランタン」というものにめっぽう弱い。幾つになっても脳みそがファンタジックなのである。

チェンマイ のコムローイ祭り(ね、すごいでしょ?)

事前情報から東京駅のこのイベントはガッカリ系かもなぁと勝手に予測していたのだが、実際足を運んでみればなかなかどうして、ショボ過ぎず派手過ぎず「ちょうどいい」加減だなと思った。

東京駅自体はたくさんの人手で賑わっているわけだが、このグランルーフはちょっと穴場的であり、人通りは多くなかった。

ちなみに、この日は会社の部下の若手女子(彼氏持ち)が他の男の子と付近を「散歩」しているという情報を入手していたので、ちょっかい出そうかとも思ったが、やめておいた。なんでも、その男子からディナーに誘われたのだが、二人で食事に行くと彼氏が悲しむ(?)からということで、譲歩策として落ち着いたのが、東京駅周辺の散歩らしい。それ…絶対告白されるパターンやん?モテるねぇ。どんな展開になったのか、後日レポートを提出するように。

通路の両端に等間隔に並んだ灯籠(電灯)はロマンチックな雰囲気で、腰かける場所もたくさんある。当然そこは(書いてはいないが事実上)「ほぼカップル専用席」みたいになっている。ボクは幸せそうなカップルを見るのが嫌いじゃなく、いい雰囲気を醸成してくれる一要素としてむしろ歓迎する。

先ほどの部下、もしここにきて座っちゃっていい雰囲気になったらどうするのかな?ていうか、今、まさかいないよね??と目を凝らして見渡してみたり笑 いなかった。よかった。

東京駅、有楽町、日比谷、銀座、新橋あたりは夜の散歩に打ってつけだ。ちょっと行くだけで洗練→大衆、落ち着き→喧騒、整然→カオス…といった具合に街の表情が変化し、そこに漂う人の雰囲気や表情も変わり面白い。絵になるシーンもたくさんあるから、写真散歩が好きな方は是非ぶらぶらしてみてほしい。


さて、本日の散歩はいかがでしたか?そろそろ夏の風物も終了で、もう少ししたら本当に来るのか怪しい秋ですね。その前に、超ノロノロ台風やゲリラ豪雨でウカウカ安易に街歩きもしていられない感じになって来ていますが、歩ける時にはまた素敵な光景をお届けしたいと思います!

よろしければスキ&フォローを是非お願いします。また次の散歩でお会いしましょう!


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