【雑記帳】読みたい本がプレミア価格の時は
これまで紹介した書籍の中には、絶版となってしまい、中古本でしか入手できないものがあります。
しかも、希少本の場合は、定価を上回るプレミア価格になっていることも。
例えば、
【左脳めし】本当に欲しいものがわかる16の基本的欲求とは?で紹介した「本当に欲しいものを知りなさい──究極の自分探しができる16の欲求プロフィール」
とか。
価格に見合った価値を認められたら、思い切って購入することもあるでしょう。
しかし、商品説明やカスタマーレビューだけでは、本当に自分の望む内容になっているのかわからず、なかなか購入には踏み切れないものです。
以前、【左脳めし】ドリルを売るには穴を売れ|書籍を書いたも、書籍名がマーケティングの世界で重要視されている格言と知り、その格言の出典を調べました。
出典がセオドア・レビット著「マーケティング発想法」だとわかりますが、1990年に絶版となっており、中古本で5000円以上の価格がついています。
「マーケティング発想法」の定価は5000円なので、ちょっと高いくらいですが、今回は出典元として調べたいだけなので、購入するほどではありません。
そこで、前から行ってみたかった、あそこへ行くことにしました。
希少本は国会図書館で読める!
東京都千代田区永田町にある国立国会図書館は、納本制度に基づいて、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存しています。
WEBサイトでは、目的の本が所蔵されているか、事前に調べることができます。
「マーケティング発想法」も所蔵されていることがわかりました。
初めて利用する時は「登録利用者カード」を作ります。その時に「本人確認書類」が必要です。詳しくはコチラ。
「登録利用者カード」を使って、館内のPCから借りたい書籍を申請すると、30分程で申請した書籍が用意されます。
あとは専用カウンターで受け取り、館内の読書スペースで読むだけ。
所蔵されていた「マーケティング発想法」は1971年発行の初版だったこともあり、落丁が数ページありましたが、無事に格言の出典を調べることができました。
館内は写真撮影禁止です。当然、スマホのカメラでの撮影もNG。
手元に残したいページがある時は、有料の複写サービスを利用しましょう。
希少本でないなら近所の図書館へ
図書館蔵書検索サイト「カーリル」では、全国7000以上の図書館の蔵書と貸し出し状況がわかります。
希少本でなければ、近くの図書館で見つかるかもしれません。
まずは、こちらで事前に調べてみると良いでしょう。