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【雑記帳】TVのニュースは、もういいや
先日、平成の30年間に報じられた様々なニュースを取り上げ、池上彰さんが解説する『平成ニュース総決算!』という番組がありました。
何の気なしに観たその番組内で、気になるキーワードを発見。
けしからん罪
ぼくは初めて耳にしたのですが、池上さんは以前からこの言葉を使っていたようですね。ググるととこの言葉の解説が見つかりました。
日本にはいわば「けしからん罪」が存在しています。それは「法律には違反していないけれど、なにかけしからんよね」という、多くの人たちの気持ちであり、感覚です。これは理屈ではなく、庶民感情です。たとえ法律に違反していなくても、なんとなくけしからんと思った好意や人は糾弾されてしまう。そうした風潮は日本にあります。
最近、似たようなことを考えていたので、この言葉との出会いは実にタイムリーでした。
TVから流れ続ける悲惨な出来事
TVでは連日、日本や世界のどこかで起こった悲惨な出来事が流れ続けています。
流れるままにニュースを見続けるのが常でしたが、最近、そんなTVの視聴スタイルに違和感が出てきました。
悲惨な出来事を繰り返し観ていると、まるで
「世の中にはこんなに悲しい出来事ばかりなのに、なぜ、お前は知らん顔で楽しく過ごしているんだ。実にけしからん」
といった、罪悪感を植え付けられているような感じを受けます。
「世の中にはこんなに悲しい出来事ばかりなのに、なぜ、あいつは楽しい毎日を過ごしているんだ。君もけしからんと思うだろ?」
といった、嫉妬心を煽られているような感じも受けます。
一度にではないですよ。
少しずつ、少しずつ、徐々に積み重ねていくような感じ。
これが何十年も積み重なったら...と思うと気持ちが悪くなってきます。
悲惨な出来事のニュースを見ている自分に鏡を向けたら、何が写ると思います?
きっと、眉間にシワを寄せる顔が写っているはずです。
そんな生活、嫌だなあ。
いやいや、楽しいニュースもあるでしょう。と思いますよね。
その通りです。楽しいニュースだけ見たいです。
悲しい出来事だったり、腹の立つ出来事だったり、嫌悪感を抱くような出来事を見ることに、一体、どんな価値があるのでしょうか。
不幸な出来事を毎日観ていたおかげで幸せになりました! ってないですよね。
もちろん、ニュースが不要だとは思いません。
でも、観たくもない出来事を流されるままに見る必要はないだろう、と。
ザッピングすればいいって?
面倒臭いです(笑)
TVのニュースは、もういいや
ニュースアプリを使えば、観たいニュースだけ観ることができます。
見出しを見るだけで、世の中の動きはだいたいわかります。
ぼくには、そっちの方が合ってそう。
皆さんは、どうですか?
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