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SNSの無反応は「うんうん」と頷いていると考える
WEB上のコミュニケーションって、割と気を使ったり、発信に躊躇ってしまうことってありませんか? 相手が目の前にいれば、相手の状況や反応を見ながら伝えられるのに、WEBだと相手が見えないので「今これを発信して大丈夫かな?」「この表現で誤解されないかな?」など、あれこれ考えてしまいます。結局、言いたかったことのほとんどを削ってしまって、当たり障りのない短い文章になってしまったり……。
同じようにWEB上のコミュニケーションは相手が見えないからやり辛い、と感じている方は多いそうです。
先日「WEB上のコミュニケーション向上術」のレッスンを受けました。そこで同じ悩みを持っている方が多いこと、そしてそれを克服するためにはどうしたら良いかを教えてもらいました。教えてくださったのは、WEBサポーターやWEBマーケティング支援をされている佐々木優斗先生です。
今回の記事では、教えていただいた「WEB上のコミュニケーション向上術」をまとめていきたいと思います。
まず初めに、
WEB上のコミュ力を上げるコツは「相手」の「見方」を変えるだけ です。
順を追って詳しく説明していきますね。
WEB上のコミュニケーションが難しい理由
冒頭でも書きましたが、WEB上のコミュニケーションが難しいのは、相手の顔が見えないからです。noteもそうですが、SNSやブログで発信した内容は、誰がどんなタイミングで受け取るのか分かりませんよね。そしてどう受け取められるのかも分かりません。
発信して「いいね」がつくと、ホッとしませんか?
無反応だと、何かおかしなことを言ってしまったのではないかと不安になることはありませんか?
それは相手の顔が見えないからです。相手の反応が分からないから、不安を感じて緊張してしまう。「いいね」がもらえると緊張が解れる。だから嬉しい。でも「いいね」がもらえないともっと スゴイこと を発信しないといけないと思って一層緊張が高まってしまう。
この スゴイことを発信しないといけないという意識は、 自分を良く見せたい というところに繋がってきます。良く見せたい、良く見せたい~!と思って背伸びばかりしていると、だんだん辛くなってしまいますよね。
相手が目の前にいればできる
ここで挨拶を例にして考えてみてください。
「おはようございます」と言われた場合、
相手が子供だったら、「おはよう!」と返します。
相手が目上の人だったら、「おはようございます」
相手が親しい人だったら「おはよう~!」
と自然と使い分けができます。
WEB上でもこうしたいですよね。
WEB上では、相手の状況はあなたが決めて良いんです。
誰にどんなことを届けるのかを決めるのは、発信者である「あなた」なんです。資料作りやプレゼンでも誰に伝えたいのかを決めて取り組むと良いと言われています。伝えたい相手が目の前にいると思って発信してください。
人は見たいものしか見ないそうです。例えば、街を歩いていても目に映る全てのものを見てはいないですよね。視覚情報としては捉えているかもしれませんが「見て」はいません。
すれ違った人の履いているブーツが可愛い、と思って隣を歩いている友達に「ねえ、さっきの人のブーツ可愛かったね」と言うと、「え、見てなかった」というようなことも良くあります。
人によって見ているものが異なるんですね。視界に入ったものを均一に見るのではなく、見るものを選んでいます。ですので、見たいように見ることもできるんです。そろそろ春服がほしいなと思ったら、厚手のコートや裏起毛のボトムスより、春らしい色合いの服に目が行きますよね。
WEBの発信が難しい、怖いと思っている方は、そういう風に見てしまっているんです。「スゴイことを発信しないといけない」「変なことを言ったら嫌われてしまうんじゃないか」などですね。
でも、SNSでフォローしてくださっているのは、「あなた」が好きだからフォローしてくれているんです。「ねむい」「お肉おいしかった」みたいな中身のない発信をしても、ちょっと言い方良くなかったかもと気になる発信をしてもフォローを続けてくれているのは、「あなた」が好きだからです。そう思うと肩の緊張が解れてきませんか?
親しい人に話すように発信する
最も親しくて、信頼できる人を思い浮かべてください。そして、その人に日ごろの感謝を伝える場合どのように伝えますか?
「いつも有難うございます」ではないですよね。「いつもありがとう~!」
「いつもありがとね」
などなど、優しく親し気な表現になると思います。
「いつも有難うございます」と言われたら、「いえいえ、とんでもないことでございます」と恐縮してしまいますが、「いつもありがとう~!」と言われたら、いいんだよと温かい気持ちになりますよね。
こちらの温度感と同じ温度感で相手も返してくれるんですね。ですので、WEB上でも親しい大切な人に話すように発信すると、相手も親しみを持ってくれます。大切にしている人からは大切にされます。
WEB上でどんなコミュニケーションをとっていきたいですか? 決めるのはあなた自身です。
無反応は「うんうん」と頷いている
最後にSNSをやる上で、教えてもらってとても心が軽くなった考え方を2つご紹介します。
1.無反応だった場合は、「うんうん」と頷いてくれていると考える
書くという行為はどうしても一方通行になりがちですが、画面の向こうで「うんうん」と頷いてくれていると思いながら書くと、会話をしているようなコミュニケーションになります。
自分が読み手の場合で考えると確かに、いいなと思う記事やツイートなどがあっても、「うんうん」と頷くだけで特に「いいね」など反応を返さないときは多々ありますよね。他の方も同じで「うんうん」と頷いてくれているんです。
2.フォローが外れるのはお互いに成長しているから
小中学校のころ仲良かった友達と高校に入ってから遊ぶ友達が違う。最近、飲み仲間が変わってきた。など、現実の世界では好き嫌いに関係なく、つき合う相手が変わることはありますよね。WEB上も同じです。
もしフォローが外れても嫌われてしまったのかも……と怯える必要はありません。想像だけで悪いように決めつけず、大切に思っていれば大丈夫です。人生は流動的なので、またどこかでご縁があるかもしれませんしね。
以上、WEB上のコミュ力を上げるコツは「相手」の「見方」を変えるだけというお話でした。そこ気になってたという痒いところに手が届くようなことばかりですよね。実際の講座では、先生の実体験も含めてお話しいただけたので、本当に分かる~!ということが多かったです。
教えてくださったのは、ゆうとりん こと佐々木優斗先生です。ブログをやってらっしゃるので、ぜひ見てみてください。親しい大切な人に話すように発信する、ということのイメージがよく分かります。
今回の講座は、東京コミュ塾のグループレッスンの一貫でした。ビジネス関連に記事はこちらで教えてもらったことを元に書いています。東京コミュ塾のJIN先生に出会って、学ぶ楽しさも分かってきたので、今後はそういったところも記事にしていけたらと思っています。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!