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フランス紀行 零日目《番外編 》

帰りの飛行機が暇なので、フランス紀行にまつわる諸々をランキング形式でお送りしていく。


以上三つの項目をご紹介したいと思う。

特に持って行ってよかったものランキング

第五位 インスタントの日本食

インスタントの日本食に関しては、食事が心配すぎてめちゃくちゃな量を持っていった。それこそ75Lのトランクケースの4分の1を埋めるくらいには。

パックごはん、ふりかけ、お茶漬けのもと、お吸い物、フリーズドライの卵スープ、インスタントの緑茶、など。もし食べきれなくても置いて帰るつもりでいたが、相方と二人で食べていたら意外とほぼ食べきれてしまった。

お肉系や乳製品は持ち込めないので気をつけて選んだが、止められることはなく無事に持ち込むことができた。液体味噌などは持ち込めないので注意だ。

第四位 iPad

時間つぶしやリラックスタイムのお供に。かなり高価なものなのにも関わらず順位が低めなのは、重いこと、Wi-Fiがないと使えないこと、などが挙げられる。また不用意に持ち出すと高価なものゆえにスリに合う可能性が高まるなど、注意が必要だった。

第三位 GUのマウンテンパーカー

大きなポケットが六個。さらにジッパーとマジックテープで閉められるところもポイントが高い。スリ対策として、ウエストバッグで持っていく予定だったもの(パスポート、財布、予備のフィルムなど)をほとんどそのパーカーに収納して常に着ていた。

さらに軽い雨なら防げるフードがあったり、露出が高くならなかったり、旅にぴったりな上着だった。

第二位 フィルム用半透明プラバッグ

ご存知の方も多いかもしれないが、写真用フィルムはX線を通すと像に影響してしまうことがある。そのため、ハンドチェックをお願いするのだが、そのためにルーズリーフに英文を記載してプラバックに同封し、検査員の方に見せていた。

フィルムの扱いについては、ありあさんの書かれているこちらを参考にさせていただいた。

日本から北京、北京からパリ、パリから北京の現段階までで、全てハンドチェックしていただけた。検査員の女性に、冗談ぽく「私たちの仕事を増やしてくれてありがとうね!」などと言われて恐縮しながら、ではあるが。

第一位 リストバンド型セキュリティポーチ

堂々の一位はこれである。間違いなく今回の旅のMVPを選ぶとしたらこれだ。真っ黒の薄い生地にジッパーがついたこのポーチは、一見するとリストバンドにしか見えない。

ジッパーをあけると、その中にカードなど薄いものなら仕込めるようになっている。タッチ決済が便利なため、エポスカードをその中に入れてクレカ決済するのに使っていた。

財布とは盗難対策でわざと別にしていた。このリストバンドだけはシャワーを浴びる時以外は常に身につけていた。

ナヴィゴ・イージー(PASMOのようなカード)を買うまでは電車の切符も無くさないようにここに入れていた。これから旅に出る人は国内外問わず購入をおすすめする。

お土産で買ってよかったものランキング(自分向け)

第三位 蚤の市で購入した絵の具入れトランク

(25€)

クリニャンクールの蚤の市の、とあるお店で購入したこのアンティークのミニトランクには色の名前などが書いてあり、かつての持ち主が大事に使っていたことがうかがえる。

くすんだ金色の可愛らしい金具は今も使うことができ、しっかりと蓋をすることができる。

第二位 ニナスの紅茶缶

(16〜18€程度)

女の子が思わず憧れてしまうような可愛らしい見た目に惹かれること間違いなし。帰って飲むのが楽しみになるような紅茶缶は自分だけでなく誰かへのプレゼントにも最適だ。

第一位 アンティークのコインパース

(200€)

9/20に24歳の誕生日を迎える自分へのプレゼントとして買ったコインパース。銀の装飾は細やかな匠の技が光り、貴重なマザーオブパールを磨いてつくられている。

もともと250€で売られていたものを、誕生日のために買いたいと話したところ「おめでとう!」と言って50€値下げしてくれた。

これ以外にも蚤の市では交渉次第で値下げしてくれるケースも多かったので話してみることをおすすめする。ただし、向こうもお店なので、あまり一方的にならないように!

お土産で買ってよかったものランキング(他の人向け)

第五位 マリーアントワネットのチョコレート

マリーアントワネットが描かれた、キラキラとしたラメの散りばめられた包装紙が可愛いチョコレート。手のひらくらいの小さいサイズと一般的な板チョコのサイズの2サイズ展開だったが、小さい方は配るのにちょうど良い大きさなのでおすすめだ。味の方は食べていないのでわからないが、チョコレートは大抵美味しいので問題ないはず。

第四位 切り絵風ポストカード・栞

あちらこちらのお土産屋さんで見かけた、おそらく同じ種類の切り絵風のポストカードや栞。モン・サン・ミシェル、ルーヴル、サントシャペルなど割とどこでも見かけるが、美しい建築を活かしたポストカードはとても美しい。また、ポップアップするタイプの立体ポストカードも可愛いのでおすすめだ。

第三位 薬局で買ったコスメ・スキンケア

フランスのファーマシー(薬局)ではこちらでは未発売のスキンケア用品がたくさんあり、宝探しのようで楽しい。私が購入したものはビオデルマ・リュクスなどが多かった。特にリュクスから発売しているラメ入りのボディオイルは意外性もあり、贈り物に最適だ。

第二位 蚤の市で購入した食器

こちらはまあまあ予算がある人向け&大切な人向け。蚤の市では素敵な器やお皿、カトラリーとたくさん出会うことができる。しかし、カトラリーやお皿はほとんどがセット売りのため、バラ売り不可のところが多い。交渉次第でバラ売りしてくれるところを探すか、少し高いがショーケースに入っているものを単品購入するのがおすすめだ。

また、セット売りのものを買って家族や親戚で分け合うというのも一つの手ではある。基本トランクで持ち運ぶことになるが、包装はほとんどのところが紙で包むかプチプチ一重巻きなので、お皿をたくさん買いたい場合は緩衝材を忘れずに。

第一位 ボワシエの花びらチョコレート缶

バラのエキスが入った花びらのチョコレートが有名なボワシエ。とにかくボワシエのお菓子たちは包装が可愛いので乙女心にグサグサ刺さる。中身も試食させていただいたが、お味もとても美味しい。絶対外せない大切な人へのお土産としておすすめだ。

現地で買うと便利なものランキング

第三位 ミネラルウォーター六本セット

滞在中、飲用・食用水はミネラルウォーターを使っていたのだが、インスタント食品の調理にも使うため大きいものを買ってもすぐなくなってしまう。一本だと割高なので、四日以上滞在するなら六本まとめて大きいサイズを買うのがおすすめだ。ただしかなり重いので、力がある人が運ぶか、近場のスーパーで購入して運ぶのが吉だ。

第二位 使い捨て食器類

レトルトご飯があっても、お皿や箸などカトラリーがないととても食べにくい。コップなども何度も洗っているとそのうち面倒になる。使い捨てで構わないので、スーパーなどで購入しておくとのちのち役立つ。

第一位 ナヴィゴ・イージー

ナヴィゴ・イージーは、パリ市内でSuicaやパスモのように使えるカードだ。身分証など必要なくとても簡単に購入できる。これがあるといちいち並んで切符を買わなくても、タッチアンドゴーでするっと抜けることができる。

どこからどこまでの切符が必要だとか、切符を無くしただとかでバタバタすることがなくなるので絶対に作ったほうがいいと思う。

おすすめは最初に10回券を買ってしまうことだ。

ということで、一週間の経験が新鮮なうちに飛行機からお送りしたがいかがだっただろうか。

パリはいい街だった。あなたがパリに旅立つ時があれば、それがいいものになるように祈ろうとおもう。

Bon voyage!(良い旅を!)

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