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究極のベーシックスキル30、「話す技術」編(by.コンサル1年目が学ぶこと)

どうも、しのジャッキーです。今回の記事は、以下の記事の続きです。

前回は書籍「コンサル1年目が学ぶこと」で著者が複数名のコンサルのインタビューから抽出した業種・業界を問わず15年以上たっても通じる30の重要スキルをの一覧と、その中でも特に、自分に刺さったスキル5選を紹介しました。今回は、4つのカテゴリーがある中の9つの「話す技術」について紹介します。

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前回も載せたベーシックスキル30の一覧

究極のベーシックスキル30、「話す技術」

いきなりですが、9つの話す技術+簡単な説明の一覧は以下です。

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以下、テキストと、簡単なコメントも書いてみます。

1. 結論から話す
PREP(Point, Reason, Example, Point)型にそって話すことを徹底する

結論から話すは、ビジネスの基本としてあらゆるところで言われることですが、より相手にわかりやすく伝える際に、PREPの型はとても有効です。起承転結が有効なこともありますが、基本はPREPだと思います。私はもう一つ、順番の型としてはゴールデンサークル「Why, How, What」の順で考える・話すも意識していて、使いやすいものをケース・バイ・ケースで使っています。ゴールデンサークルについては、以下の記事もご参照ください。

2. Talk Straight 端的に話す
言い訳しない。Yes/Noをまず率直に伝える。
そうすれば「なぜ」を追求できる
社内で駆け引きはしない(視線は外向きに)

結論から話す、に似ていますが。例えば、作業の進捗を聞かれたときに、「できてない、遅れてる」など後ろめたい状況であったとしても、まずは端的にYes/Noなど状況を率直に伝えるべし、そうすれば無駄なコミュニケーションをそぎ落とせる、というマインドセットにも近い話す技術ですね。

3. 数字/ファクトで語る
4. 数字とロジックで語る

世界共通語は数字・ファクト・ロジック。特に武器になるのは独自にあつめた数字。

ここは2つセットにしましたが、「数字・ファクト・ロジックは世界共通語」、迫力ありますね。

5. 感情より論理優先
情熱や情に訴えるのは、論理という基礎があってこそ

まずは誰にでもわかるもので伝えるのが大事。世界共通語はロジックだってことですね。

6. 相手に理解してもらうように話す
相手は何も知らない前提で準備し、理解を観察しながら話す

とことん自分に厳しく。ファシリテーションの研修で、Prepared Prepared Prepared(準備、準備、そして準備)と言われたことがありますが、その上で、相手をよく観察したり、問いかけてみてその対応に応じて理解度を見ながら進めるという、高等技術だと思います。

7. 相手のフォーマットに合わせる
社内用語・社外用語を明確にし、相手の使う言葉に合わせる

誰にでもわかるようにを前提としつつ、相手に合わせて、相手がわかりやすい言葉をチョイスする。また、言葉を整理しておくことで、複数のステークホルダー間でのコミュニケーションが発生する際の、翻訳が容易になりますね。

8. 相手の期待値を把握する
「業務の背景・目的、成果イメージ、クオリティ、優先順位・緊急度」をコミュニケーションを通して期待値を把握する。枚数・項目数など数字で質問するのがポイント。

相手の期待値を把握する、は基本ですが、地味に「枚数・項目数など数字で質問する」というのがハッとしました。1枚もののパワポが欲しいのか、10枚くらいのパワポが欲しいのか、事例100個くらい整理したものが欲しいのか、など具体的な成果物のイメージを聞くと期待値がずれにくいですね。

9. 相手の期待値を超える
ビジネスの基本は相手の期待を常に超え続けること

いやぁ、これなんですよね。次も選ばれる仕事をする、ということですね。それは期待値を超えるということですね。「8. 相手の期待値を把握する」があった上で、常に自分の当たり前のレベルを上げていくということ、レベルアップしていくマインドセットが大事ですね。

また、機会を見つけて、「思考術」のスキルのまとめも紹介したいと思います。私に刺さったスキル5選は以下よりご参照ください。

思考術も書きました

マネージャーの学びシリーズは以下のマガジンにストックしていますので、よかったらのぞいてみてください。

ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。

しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie

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