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#56 次の10年

みなさま、お疲れ様です。だいぶ春らしい気候で、散歩しててもとても気持ちが良いですね。
今年に入って、奥さんがiPhoneでムーブゴールを設定しており一定距離歩かないとデイリーゴール達成しないので、付き合ってよく散歩します。コースを変えて、時間も朝や夜だったりするので、季節の変化、街の変化を感じやすく、歩いてて楽しいですね。

さて、"次の10年"というタイトルですが、FacebookやXでもこんな投稿をしました。

Vpon JAPANは今年で10周年です。
(いま10周年企画をマーケチーム主導で進めてもらっています。面白い・なつかしい企画もあると思うのでお楽しみに!)

これまでの10年の集大成として今年は新たな事業領域(クールジャパンという大きな傘のもと)に挑戦しながら、一方で次の10年を創るための節目の良いタイミングだなと考えており、これからJOINするだろう新しい人材にもこれまでの10年と、これからの10年どうしていくのか、発信していければと思っています。

上記の文章では、外部の新しい人材に経営を担ってほしいというようなニュアンスを入れましたが、決してそれだけではなく、今いるVpon JAPANの仲間のなかから是非次の10年をリードする人材が出てきてほしいなと思ってます。また、年齢も不問です、20/30代と書いたのは今経験者でミドル層の営業を採用したからそう書いたまでで、40代以上の人材、現メンバーにも経営中核人材を期待しています。

先週の北海道開拓の話もそうですが、是非積極的にチャンスを伺ってほしいなと思います。全ての要望に応えることはもちろん難しく、色々と折り合いをつけて最適解にはめていくのが事業経営ですが、時に現状の最適解を超えた圧倒的な情熱と高いゴールで何もないところに1を生み出す人材が必要だったりします。少なくともやる気があり意思表明してくれればそのチャンスを得る権利は得られるわけですから、是非Vponという環境でチャレンジしてみたいこと、自分には無理だろうとかではなく、現状の外に飛び出しアクションしてみたとしたらどんな世界が生み出せるだろうか、というゴール思考、目的思考で、Vponという環境をエンジョイしてもらえればと思います。

投稿に書いた通り、10年後は間違いなく僕はVponの代表をやっていないと思います。しっかりとした事業環境(ゴールとサブゴールに限りなく近づいている状態)を作り、チャレンジできる経営基盤を作った上で、次の世代(年齢がということじゃなく次の経営陣)にバトンを渡していくのが僕の中長期的なVponでの役割です。

先週のクローズド社内報に世界の緊張が高まる1週間になるかもしれないと書きました、本当にやっぱりそうなりました (マスメディアに取り上げられていないこともたくさんありますね)。
世界情勢の危うさや日本の相対的な貧困化が加速する中で、日本で引き続き働きキャリアを積んでいく時、もはや会社の大小、環境、待遇、などほとんど何にも意味をなさない時代が目の前に来ていますよね。それはテクノロジー特にAIや量子コンピューターの進化によるところも大いにあり、働くという行為そのものの相対的な価値は、自分の"技能"(職種のスキル : 営業や企画、広報やMOps、経理や人事 etc)がテクノロジーを超えて社会にインパクトを与えられるか、関わる人たちに付加価値提供できるかで決まってきます。

言い換えれば、自分個人として勝負できるか否かです。
「篠原です。○○をゴールに○○なソリューションを提供できます。Vponの代表をしています。」という順番であって、決して
「Vponの篠原です」という自己紹介の時代ではないということです。」

今後10年-20年くらいのスパンで見た時、ますます会社という箱自体には意味は無くなっていき、プロジェクト単位でその時に求められる機能で仕事が決まり有機的にプロジェクトが動いていく時代になると思います。
ただ会社自体がなくなるのではなく、会社の事業内容や得意分野から合ったプロジェクトに人を派遣していくような役割が主になっているかもしれません。(あとは労務管理や管理業務の効率性を保つための役割など)

いずれにしても、キャリアを形成していくということ自体は今も昔もこれからも変わらず、バリューを上げなければ淘汰されることに変わりはないでしょう。

だから大切なことは、今の環境で最大限やりきったと言える何かを自分の中に作ることじゃないかなと思います。
結局どこで誰と働いても、過去の信用資産で仕事は回っていくからです。AIで働く信用スコアもそのうち可視化されるでしょう。目に見える業績だけじゃなく、人と人の繋がり、人間ならではのEQ (もちろん今後AIにもEQの概念は出てくる)、AIの抽象度では到底語れない人間だからこそできる抽象思考とゲシュタルト構築、それを数値化したIQなど。

少々乱文ですが、次の10年をクリエイトするチャレンジ精神のある人は是非"気軽に"声をかけてほしいのと、早速事業創造始めましょう。

今週も一週間、よろしくお願いいたします!

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