#11 二律背反
(一部非開示内容は加筆修正削除しております。)
みなさま、お疲れ様です。
早くもQ2の折り返しです。
2022年全体ではI/O額が●●を超えてきました。
これは、2021年の年間売り上げを超えたばかりか、2019年の売り上げと同等の数字です。
コロナ前の水準に戻せたということと、まだ半期も終わっていないタイミングです、直近2年間のコロナ渦は下半期に数字を伸ばせているというトレンドからも、●● 射程圏内です。
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ぼくもみなさんも、仕事を進める上で常に"二律背反"に向き合っていると思います。
売り上げ計上を前倒して進めたい vs お客様目線でそのお願いが顧客満足につながるのか
売り上げ計上を前倒しで進めたい vs 会計計上ルール的な制約
仲間に常に気持ちよく仕事をさせたい vs 規律を保つために厳しい指摘が必要な時がある、一時緊張が走る場面が出る
笑顔を忘れずコミュニケーションすべきだ vs ビハインドな状況でそんな表情できないよ
個人数字をおいかける vs 一方でチーム数字に目を配る
効率性・生産性が求められる vs 何気ない遠回りや雑談が新しいアイデアや問題解決に役立ったりする
背中でみせるリーダーシップ vs コトバとコミュニケーションで伝えるリーダーシップ
データ売り上げ vs 広告売り上げ
採用強化の号令 vs 限られた予算
IPO準備 vs どんどん出てくる内部統制的な課題
顕在化した問題 vs 対処できない組織構造的課題
などなどなどなどなどなどなどなどなどなどなどなどなどなどなどなどなどなどなどなどなどなどなどなどなど
一例ですが、たくさんあると思います、たくさん。仕事に限らず、私生活でもそんなことの連続で生きているわけですよね。
正解はなにか。どれも正しい、どれも正しくないかもしれないわけです。
チーム、組織、会社、自治体、国家、人が集まればそこに正義が定義されていくわけですけれども、時に空気に正義が支配されてしまうことがあります。世界情勢で言えばコロナもウクライナもそうですよね、世の空気が正しさを決めてしまう(それが本当は"正しくない"ことでも)。
(認知戦の時代に入ってしまいましたね、情報戦じゃなく認知戦。よくよく流通している情報が"正しい"のか、自分自身の判断軸だけが頼りの時代に入ってしまいました)
仕事や私生活も同じで空気が正しさを支配することはよくあります。その空気の中では、客観的悪が主観的正義にすり替わってしまうのです。
この組織ではソレが正義みたいな。どっちも正解だけどこだわりとしてこっちみたいな話は全く問題ない、単なる好みですから。
でも悪だけどここでは正義みたいなことは避けなければいけない。
だから声が大きい人(その集合体のなかで影響力がどうしてもある人、役職とか実績とか年齢とか)は、自身の言動が与える影響度を理解し、心から自制と自省をしないといけないです。
メンバーを一人でも持つ人、チームを持つ人、組織全体を指揮する人はもちろん、メンバーを持たない人も、自分自身の言動が与える影響度を意識して振る舞ってみると将来そういうポジションに就いた時とても役に立つと思います。
二律背反という話に戻りますが、上記挙げたようなシチュエーションの連続で仕事をして生きている上での判断軸、これはブレずにもっていたいですね。
個人としての判断軸、チームとしての判断軸、会社・組織全体としての判断軸。
やっぱりそれは、個人・組織がどうありたいのかというあるべき姿(ゴールやビジョン)、そこに向かう過程での行動指針、人生哲学、組織哲学、、、
ココに立ち返れば、成功するか失敗するかは別として、"正しい"判断、"悔いのない"判断、をしていけるんじゃないかなと思います。
みなさんの、人生の基軸、思想、哲学、ゴール、ビジョン、拠り所となるコトバは何ですか?
所属するチーム・組織のソレは何ですか?(Vpon JAPANにおいては言わずもがな)
判断に迷った時、空気に支配されそうになって正しい判断(大きなことから小さなことまで)に自信がなくなったとき、
是非、自身、そしてその組織が目指す"姿勢"について立ち返ってみてください。
今日は直近ぼくが直面している課題と向き合う過程で考えていることを、共有いたしました。
今週もみなさん、口角つるくらいのまぶしい笑顔と情熱で、楽しく激しく仕事して、美味しいチョコレート食べましょう😋 (ヴェンキのチョコ早い者勝ちです...!今日出社していない人ごめんなさい😅)
以上よろしくお願いいたします。
Shino