#36 観光立国 日本
みなさま、お疲れ様です。
週末も台北に滞在しております。台湾が来週連休ということもあってか、チケットが無い、そして高い!
日曜日の夜便、日本時間深夜着で帰ります。
良い機会なので台北の北投や淡水に足を伸ばしてCool Taiwanを体感しています。
これも淡水の歴史ある淡水紅楼咖啡館というところで淡水の海直近の河口を眺めながら書いています。
もう2時間以上滞在しています、どうしても後回し、、になるタスクにも手がつけられそうです。
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さてビジネスチームには共有しましたが、第4次の観光立国推進基本計画が閣議決定されました。2023-25年向けです。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001597357.pdf
読み応えのある資料ですが、事業ドメインど真ん中であり、観光庁というど真ん中から出ている資料ですので、サラッとでも目を通して置くことをオススメします。所属チームに関係なくです。
インバウンドについてもかなりページ数を割いて書かれています。
消費単価を20万円へとか、地方部での滞在を1.5->2泊にするとか、目指す数字はもちろんなのですが、それ以上にそれらを達成するための基本的な指針は読み込んで何を目指しているのか知っておきましょう。
インバウンドを効率的に呼び込むため(観光客数も消費額も)、クールジャパン全体でという文脈もあります。
JETROとの連携や海外現地での日本ファン獲得のためのイベントの開催などにも触れています。
重点的に手がける施策として、紙面の多さからも文化観光の推進、食文化ツーリズム(酒蔵ツーリズムなど)へのポテンシャルを国としても期待していると感じます。
大阪万博といった大規模イベントを活用したプロモーションの呼び込みもありますね。
そしてこれらを効率的に進める上でのデータ利活用やデジタルマーケティングの推進、観光DXのドライブについては、各章で出てきます。
結論、観光庁の観光立国推進において、Vponのソリューションは間違っていない、ドンピシャだというかなりバイアスバリバリの見解に至りました笑
当然、いろいろなプレイヤーが再参入、サービス強化してきますから、必要なアクションはスピードです。
マーケティング、営業コミュニケーション、総力戦でこの素晴らしい事業機会を物にしましょう。
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と、受け入れ側の姿勢で物を考えると同時に、台湾へ来ている訪台観光客の立場で、観光しながら感じたことは、
やっぱり多少のストレスがあって初めて冒険と思える、新しいことをした体感が気持ちよく感じるということでしょうか。
言語対応とか、あらゆる受け入れの体制が整いすぎていることが果たして観光体験の満足度を最大化するのだろうかと。
多少、良くわからなくて不安になったり言葉が通じなかったり、タクシーのおじちゃんに不快な顔されたり、それでもなんとか一生懸命コミュニケーションして理解してもらった時の安堵感とか。
あえてローカルなお店やローカルな鉄道で移動して外国人にとっては不便な方法で出かけてみることで得られる冒険感というのは脳の新しい回路にスイッチがはいるような感覚でたまりませんね。
人間もともと700万年前から移動することで新しい前頭前野の脳機能を強化してきたんだと思うのです。
新しい回路をどんどん開発していくというか。そのアハ体験が新しいクリエイティビティに繋がったりするのかなと、そして多少不安で怖さがあっても未開の地に足を踏み入れるということでホモサピエンスは進化してきたのかもしれません。
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観光立国を目指す日本がサステナブルにリピーターを獲得していくためには、恐らく本能に訴えかけるようなそのままの日本を提供するということと、観光サービスとしてのおもてなしを提供していくことと、
最低限の外国人向けの案内(多言語化とか)と、この辺りのバランスのさじ加減がカギなんだろうなと、自分が観光で外国に滞在すると改めて感じます。
まあ、あまり余計なことを考えなくても、簡単なソリューションがありました。
やっぱり"地方誘客"なんでしょうね。地方や地域は結局良い塩梅で受け入れ態勢のバランスが取れてる気がします。
予算も限られているし。人不足の問題もある。訪日観光客が、ほどよく不便さを感じつつ、でもありのままのその土地の良さに触れつつ、なんとかおもてなしをしようとする地域の人の優しさに触れつつ。
"地方誘客"を最大化するための、
文化観光推進、食文化ツーリズム、農泊、酒蔵ツーリズム、アドベンチャーツーリズム、、、、そして現地の段階からそれら地方の魅力をしってもらうクールジャパンプロモーション。
全て今回の観光立国推進基本計画に書いてあります。
そして、多分、僕らの仕事は、それら地方誘客のネタがそろってきたときに、マネタイズを最大化するための仕組みや仕掛けのアイデアだしなんだと思います。15->20万円落としてもらうためには、どんなストーリーを語ってその付加価値に気持ちよくお金を落としていただけるか。
ここが観光DXとテクノロジーの腕の見せ所だと思います。みんなで妄想しまくって、クールジャパンを世界に届けていきましょう。
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4月開始、元気があればなんでもできる!
Q2も張り切って参りましょう^ ^
Shino @ 淡水, Taipei, Taiwan
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