#12 歴史に学ぶ
(一部、非開示情報について加筆修正削除しております)
みなさま、お疲れ様です。
週末、思うところがあって、幕末から明治維新、戦後までの通史に目を通してました。日本史で特に好きな時代がその辺で。
書籍は百田尚樹さんの日本国紀、通史に沿う百田さんの歴史への見解や感想への賛否は色々とあると思いますが、
事実としての通史を時系列で俯瞰して時代時代の節目とリーダーの意思決定を知るには良書だと思います。
たとえば日本がアメリカとの開戦の道を選び第二次世界大戦に突き進まざるを得なかった、そのターニングポイントは色々とあると言われているけれども、遠因はなんだったのか。回避できた可能性はいくつもあったわけです、
遠因には遠因があり、結局は長い年月をかけて積み上げてきた姿勢や空気が、良くも悪くもその意思決定に大きな影響を及ぼすのだと思います。
歴史を学ぶ意味は過去の事実を時系列で眺めることで、その周辺背景と共に擬似的にリーダーの意思決定を体感し、自身の人生に活かすこと。
"愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ"と言ったのはドイツのかつての名リーダー・ビスマルクですね。
僕の解釈は、愚者は経験だけに頼るということなのかなと思います、賢者ももちろん経験や多くの失敗から学ぶが同時に歴史に多くの学びを求めるのだろうと。
まさに自社データ(自分の過去経験の数値化可視化)と第三者データ(過去の歴史を時系列で俯瞰して分析活用)の利活用!!
組織を運営していく上でも、カルチャーというものは長い時間熟成されて言葉となり、また言葉で表せられない空気として培われていくものだと思います。
そういう土壌があって初めて、組織のビジョンという太陽が、良い人材という芽を育て、やがて大きな果実を生み出すのだろうなと。
Vponという存在は、世の中にどんなインパクトを与えるのか。
Vpon JAPANはクールジャパン文脈を軸に世界にどれだけのハッピーを届けられるのか。
具体的には、どんなプロダクトがビッグデータ文脈において、社会貢献に寄与するのか。
Weeとはどんなメッセージであるべきなのか、どんな機能を内包するべきなのか、営業フェーズでどんな言葉で語られているべきなのか。
長期的視座、短期的機会、プロダクトアウト、マーケットイン、それぞれのレイヤー・ポジションで見方は色々だと思います。
社会に求められるものと、社会がまだ気づいていないものと、先行投資、損益分岐、前回も書いた二律背反な側面を常に持ち合わせながらも、
社会に貢献するという普遍的な価値観と会社が掲げるパーパスを大前提として、VponそしてVpon JAPANの次のステージを作っていきたいですね。
日々現場でお客様と接するみなさまの一次情報は非常に貴重です。
そこはアイデア・ネタの宝庫、どんどん貴重な情報を共有してほしいと思います。
僕たちはビッグデータプロダクト開発会社です。
日々営業手法や戦略・戦術の話をしながらも、どんなプロダクトをマーケットは待っているのか。
顕在化していないけど普段のマーケットとの会話から、どんな潜在性がどこにありそうなのか。
営業の現場からどんどん製品開発にフィードバックして、ベターなプロダクトを産み出していきましょう。
共有した天野スコープさんも言ってました、失注でもそこから大逆転の展開に持っていけるのが営業現場だと。その通りだと思います。
大ヒット商品はたいてい現場で得たヒントから生まれるものです。
逆にマネジメントに偏って現場を見なくなったらイエローカード、常に現場感は大切にしたいものですね。
これはロール関係なく、全体を知るという意味でどのポジション、
それは営業、財務経理、人事、マーケ、調達、総務、経営者、どんなロールも時に違うロールの業務を聞いたり勉強したり実際にお客様に同席したり。
きっとものを見る視点が広がると思いますので、是非どんどん巻き込みまた巻き込まれてみてください。
さて、2022年下半期に向けた、現在の課題と取り組むべきフォーカスはさきほどメールを転送した通りです。
もう少し解像度を上げた絵をリーダーチームと一緒に描いて共有したいと思っていますので楽しみにしていてください。
下半期クールジャパンをテーマとして大きなイベントも計画をスタートしました。
みんなで日本から世界へ大きなビッグウェーブを作っていきましょう。
今週もみなさまよろしくお願いいたします!
Shino