能のお稽古に通いはじめた
いぇ~い、はや12月ですね。
ワタクシ、ナマケモノのはずなのに
なんだか今年は習い事いっぱいはじめちゃって
11月からは、縁があって、某能楽堂での仕舞と謡のお稽古に通うことになりました。
もともと、歌舞伎より能がすきで
でも、なにもわからず、気合とかストイックな雰囲気が好きなだけ。
3時間我慢して、ようやくクライマックスにはいり「キター!」というのがすき。
難しいナントカとか、ファンや詳しいひとがあーだこーだ言うのは好かんくて
わけわからずにひとりジッと能楽鑑賞しておりました。
これまでちょこちょこ、「せめて『高砂』だけでも謡えるように…」
と思い、あちこちのカルチャーのお教室をみてみたこともあったんだが
場所や曜日時間が合わずにいた。
それが、ひょんなことから能楽堂の方にマンツーマンで教えていただけることに。
マイ舞扇を入手して、基本の所作から。
謡は「高砂」、仕舞は「老松」から。
「なかなか、筋がよろしい」
と、おだててのばすとはいえ、やっぱそう言われるとうれしいしやる気もでる。
まったくの初心者の気おくれが払拭される。
しかも、若い能楽師だから、しきたりとか礼儀とかうるさいこと言わない。
もちろん、いまの時代だから「正座が苦手」といえば謡のお稽古は椅子に座って。
そして、若いっつっても30代なら、3歳から始めてるからこの道30年以上なのよねえ…。
んで、いろいろ惜しみなく初心者むけもうまく教えてもらえてる。
平日の終業後で、お稽古開始まで1~2時間あるんで
怠け者のあたしゃ、ちょっといくのが億劫になったりするんだが
行ってみるとスッキリ、
「行ってよかった!あの素晴らしい能舞台でお仕舞のお稽古だなんて!」
とルンルンで帰ってくるのです。