「宝くじで1億円当たった人の末路」はおすすめだ
ネットや紙媒体の新聞記事を読んでは、気になった本を図書館で借りたり、ネットで買ったりしている。
いつものように芋づる式に興味ある記事をたどって行き着いた
「日経ビジネス」オンラインの↓この記事を読んで買うことに。
ところが、まんがの方を買ったつもりで、届いたのは活字のほうだった。
けれども読んでみて、これ買ってよかったと思った。
「宝くじで1億円当たった人の末路」は1トピックで、ほかに23のトピックが紹介されている。「末路」としているけれど、興味のあるトピックの実態はどうなのか、経験したひとの意見はどうなのか、実践しているひとの実際は、専門家、研究者の意見はどうなのかを簡潔にまとめてある。それぞれのトピックは
・問題提起
・関係者へのインタビュー
・結論
・解説
の形式で、とてもわかりやすい。
読みやすくて軽そうな本なのに、日本の社会、ビジネスパーソンのよりよい道を考え、そして生きづらいひとが多いこの世の中、もすこし肩の力抜いて大丈夫よというメッセージがはいっている。
インタビューする相手である研究者や専門家、実体験者も非常に適切に選んであるし、解説などから、著者自身が普段から幅広い知識や取材経験がある、できるビジネスパーソンだとうかがい知れると感じてたら、日経ビジネス副編集長だって。さすが。
日経BPで人気だった記事をまとめたものだそうなので、詳細はネットの記事のほうが詳しかったりします。
・「大島てる」について
本の底辺に流れるのははやりの勝ち組ではなく、やさしいまなざしと配慮があり、軽やかな装丁、構成語り口ながら深みもあり、おススメです。
それぞれのトピックが興味深くおもしろかったのですが、自分のなかでとくに役立っているのが「真向法」です。すっかり忘れてたけれど、実家の両親がせっせとやっていた!読んでいらい、「基本の第一~第四体操」を朝夕実践しとるのですが、お尻、太もも前後の筋肉にキク~!腹部が伸びるー!これまでなんとかしたいと思っていた身体の調子がぐんぐんよくなっていくようで、ごキゲンです。
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