長芋仕事ダイジェスト
YES!NAGAIMO! こんにちわ、長芋さんです。
長芋がどのようにできるか知っていますか?
長芋は、葉野菜やお米にくらべるととても手間のかかる野菜です。今日は長芋ができるまでの全体像をスーパーミラクルダイジェストでお届けします。
・春:長芋の心は土の心
3月~5月は、畑つくりと種植えが主な仕事です。
土づくり、種植え用芋の準備&種植えと、いい長芋ができるためにとても重要な仕事をする時期。
どの工程も必要ですが、長芋は土の恩恵を存分にあずかる野菜と言え、長芋に適した土づくりがこの上なく大切になってきます。
15キロもの鶏糞を何度も運んだり撒いたりという作業では体力も使い匂いもします。寒くて臭くて地味な作業です。
種植えは、子供にとっては楽しい作業のようです。
・夏:空に向かって大きく育て
6月~秋口までは、長芋の成長の季節です。
みなさんが食べている長芋は「根茎」にあたるので土の中に伸びますが、つるは2メートル以上高く上に伸びていきます。
その為、つるがまっすぐ上に伸びて葉が太陽をしっかりキャッチできるように、ポール、そしてネットを張る作業も種植えの後に必要です。
スゴイ生命力でどんどん伸びる!葉が濃くてふさふさですね。
・秋:副産物、それはむかご
10月以降は、葉の伐採や収穫準備が主な仕事です。
むかごを知っていますか?むかごは長芋の葉の部分にできる小さな芋のようなものです。
じゃがいものようなほくほく感があり、揚げて塩をまぶしたり、炊き込みご飯にしたりと、なかなかに人気です。
花が枯れ葉が枯れてくるのにあわせて、むかごが収穫できるようになります。つるを振り、つるから自然に落ちるものを収穫します。
・冬:収穫の繁忙期
11月くらいから2、3月までは収穫と出荷の季節です。
ここからは天気をにらめっこしながらの収穫作業のスタート。雨や雪が降ったりするとその日もその翌日も収穫ができません。
ですので、本当に晴れた良い日はありがたい。日が落ちるのも早いためお昼も忘れて掘り続けます。
掘った後は色々と整え、仕分けし出荷を待ちます。
●大地の子供!
長芋の仕事はいかがでしたか?以上一年がかりで育った長芋は、じっくりと長く土で育った分、大地の恵みをその身体いっぱいにつめこんでいます。
自然のめぐみの塊、大地の子供、そうそれが長芋!
YES!NAGAIMO!
いつも元気に、前向きに、身体と心に力を与えてくれてありがとう。
今日もお読み下さりありがとうございました。