ウクライナの動物をたすけるには(2022/04/27更新)
1. 国内窓口
🇯🇵 アニコム
ペット保険のアニコムが、ウクライナから日本へ避難してきた方のペットにかかる医療費を全額支援します。支援を受けるための申し込みは、次のリンク先(日・英)にある受付フォームから。
アニコムが実施していた、ペット救援募金は現在受付が締め切られています(2022年4月27日現在)。
2. 動物園水族館
🌍 EAZA
ウクライナ国内の動物園水族館への支援をのぞむ方には、ヨーロッパ動物園水族館協会(EAZA)の窓口がおすすめします。近隣国の動物園水族館協会や関連飼育施設も続々と支援のための窓口を開設していますが、世界動物園水族館協会(WAZA)、日本動物園水族館協会(JAZA)、そして米国動物園水族館協会(AZA)も現在のところEAZAの窓口を案内しています。
集まった支援金は100%ウクライナの動物園に提供されます。
目的と予定されている使途は次のとおり(2022/03/11追記)。
下記のWebページ(英語)からQRコードまたはPayment linkで決済専用ページをひらき、支払いに使用する通貨(日本円JPY選択可能)を選択、金額を入力、Description ボックスへ ‘Ukraine – name of your institution/your name(決済に用いる名義)’を入力して、Pay nowクリック後に現れるページで決済方法(クレジットカードまたはPayPal)を選びます。対応言語は英語・オランダ語・ドイツ語・フランス語。
Facebookアカウントをお持ちの方は、筆者がファンドレイザーとなり開設したこちらの窓口からも簡単にEAZAへ寄付できます。
https://www.facebook.com/donate/477061830718154/
またこちらからご自身がファンドレイザーとなって、Facebook上のご友人に協力を呼びかけることができます。
www.facebook.com/fund/EAZA01
EAZAによると、2022年3月1日以降にFacebookでEAZAに寄せられた寄付金は全てウクライナに寄付されるとのことです。
Emergency Appeal のアップデートはこちらから
4月22日、4月12日
3月30日、3月24日(Facebook、Linkedin)、3月18日、3月10日、3月1日
活動の様子はこちらから
ヨーロッパ動物園水族館協会 公式 Facebook
🎤 大牟田市動物園によるEAZA事務局長インタビュー
大牟田市動物園がEAZA事務局長Myfanwy Griffith 氏にインタビューした動画を公開しました。
動画の最後にはEAZAによるEMERGENCY APPEAL FOR UKRANIAN ZOOS の決済の詳しい手順が紹介されています。
この動画は2022年 3月18日に撮影されました。また、この動画の収益は、大牟田市動物園からEAZA支援募金に寄付されるとのことです。
🇺🇦 Nikolaev Zoo
ウクライナ・ミコライフ動物園、市内のIT専門家の協力によって公式サイトが復旧したため、電子チケットを購入することで動物園を直接支援できます(ウクライナ動物園水族館協会会長Владимир Топчий氏のFacebook投稿参照)。
ミコライフ動物園公式ウェブサイト(右上、赤のКВИТОК ONLINE ЗА 59 СЕКУНД ボタン)、またはチケット販売ページからどうぞ。言語はウクライナ語・英語・ロシア語、通貨はフリヴニャ、決済方法はApple Pay、Google Pay、クレジットカード。
活動の様子はこちらから
ミコライフ動物園 公式 Facebook
🇺🇦 Kyiv Zoo
ウクライナ・キエフ動物園は、直接の支援を希望する多くの人の要望に応えて電子チケットのネット販売を開始しました(キエフ動物園公式Facebook参照)。
キエフ動物園公式ウェブサイト(右上、緑の КВИТОК ОНЛАЙН ボタン)、またはチケット販売ページからどうぞ。言語はウクライナ語・英語・ロシア語、通貨はフリヴニャ、決済方法はApple Pay、Google Pay、クレジットカード。
活動の様子はこちらから
キエフ動物園 公式 Facebook
🇺🇦 Парк XII Місяців
キエフ北部にあるПарк XII Місяців(パーク12ヶ月)は、施設へ向かうための橋がロシア軍の砲撃によって破壊され、その後人道回廊も設定されないため、動物の飼料や保温のための燃料の運搬も動物の避難もできずに大変厳しい状況にあります。
Парк XII Місяців 公式ウェブサイト(フローティングウインドウ中央、またはトップページ左上の赤くて丸い допомогти тваринам ボタン)から開くПарк XII Місяцівチャリティー基金専用ページから支援金を送金できます。通貨はフリヴニャ(UAH)、日本からの決済方法はGoogle Payまたはクレジットカード。
活動の様子はこちらから
Парк XII Місяців 公式 Facebook
🇵🇱 Fundacja Rozwoju Warszawskiego Ogrodu Zoologicznego PANDA
日本語にすると「PANDAワルシャワ動物園開発財団」でしょうか。支援金の募集だけではなく、ポーランド国内の飼育施設が協力し合って支援物資の輸送などを行なっている様子も紹介されています。言語はポーランド語。
活動の様子はこちらから
ワルシャワ動物園 公式 Facebook
🇵🇱 Fundacja Zoo Wrocław - DODO
ポーランド・ヴロツワフ動物園財団 DODOによるファンドレイジングです。言語はポーランド語。
活動の様子はこちらから
ヴロツワフ動物園 公式 Facebook
🇩🇪 Zoo Berlin
ドイツ・ベルリン動物園が開設した支援金窓口。言語はドイツ語。
活動の様子はこちらから
ベルリン動物園 公式 Facebook
🇨🇿 Zoo Praha
チェコ共和国・プラハ動物園による窓口。言語はチェコ語。
活動の様子はこちらから
プラハ動物園 公式 Facebook
3. 動物保護団体・支援団体
🇺🇸 Animal Welfare Institute
Facebookに開設された窓口に寄せられた寄附金は、AWIが認証したウクライナ国内の動物保護団体へ100%寄付されます。
AWIのWebサイトでは、日本からの送金に対応しているのはクレジットカードのみです。カード情報を入力してcontinueクリック後に現れるComments欄へ「Ukraine」の入力をお忘れなく。通貨は米ドル。
Animal Welfare Institute 公式ウェブサイト
🇺🇸 Humane Society International
米国人道協会(HSUS : The Humane Society United States)の国際部門、HSIではロシアの軍事侵攻により壊滅的な被害をうけたウクライナの人々や保護されている動物を支援している団体に対して、緊急支援金をはじめとする必要な支援を行なっています。1回限りの寄付(One-time gift)はANIMAL RESCUE FUNDに、毎月の寄付(Monthly gift)はHSIのすべてのレスキュー活動への支援に充てられます。通貨は米ドル・カナダドル・ユーロ・英ポンド・オーストラリアドル、決済方法はクレジットカードまたはPayPal。
活動の様子はこちらから
Humane Society International 公式 Facebook
Humane Society International 公式 Twitter
4. シェルター・サンクチュアリ
🌍 ifaw
ifawはウクライナ国内のふたつの動物シェルターへの支援を募っています。通貨は米ドル、決済方法はクレジットカードまたはPayPal。
またifawはポーランドのポズナン動物園と協力し、キエフ東部のサンクチュアリПриют для диких животных (Wild Animal Rescue)で暮らしていたライオンやトラをベルギー・Natuurhulpcentrum Opglabbeekへ移動させました。
※アニコムに寄せられた募金は、このifawを通じてウクライナのペットとその飼い主の支援に充てられます(アニコムは大文字で、わたしは小文字で表記していますが、同じ組織です)。
活動の様子はこちらから
ifaw 公式 Facebook
ifaw 公式 Twitter
🇳🇱 Stichting AAP
オランダの動物保護団体AAP財団は、キエフ東部のサンクチュアリПриют для диких животных (Wild Animal Rescue)で暮らしていた若いライオン4頭とリカオン1頭をスペインのシェルターへ移動させました。避難させた動物の輸送費やケアにかかる費用の寄付を募っています。言語はオランダ語、通貨はユーロ、決済方法はクレジットカードおよびPayPal。
デフォルトで選択されているのがMaandelijks(毎月の寄付)なので、Eenmalig(単発の寄付)またはJaarlijks(毎年の寄付)など、希望するものへの変更をお忘れなく。
活動の様子はこちらから
Stichting AAP 公式 Facebook
5. 国境
🌍 PETA
PETA Germanyが隣国へ避難したウクライナの人々とともに国境を超えた動物に必要な物資を提供したり、動物の保護をしています。寄附金窓口はPETA UKが開設、通貨は英ポンド、決済方法はクレジットカードまたはPayPal。
活動の様子はPETAアジアがFacebook上で日本語で報告しています。
活動の様子はこちらから
PETAアジアジャパン 公式 Facebook
🇸🇰 Zvierací ombudsman
スロバキア共和国の非営利組織 Zvierací ombudsman(動物オンブズマン)は、国境における物流の整備や常駐スタッフ(獣医師2名を含む)の手配、飼い主のいない動物の保護などのプロジェクトへの支援金を募っています。言語はスロバキア語。
活動の様子はこちらから
Zvierací ombudsman 公式 Facebook
6. ウクライナ国内に取り残されている動物
🌍 FOUR PAWS
FOUR PAWSはウクライナ国内に取り残され野良化した動物を、捕獲、ワクチン接種、去勢・避妊による繁殖の抑制、リターンによって人道的に管理するためのプログラムに要する資金を募っています。通貨はユーロ、決済方法はクレジットカードまたはPayPal。
またFOUR PAWSでは、FOUR PAWSが2013年にウクライナに設立したサンクチュアリBEAR SANCTUARY Domazhyr でくらすクマの移動にかかる費用の支援を募っています。通貨はユーロ、決済方法はクレジットカードまたはPayPal。
活動の様子はこちらから
FOUR PAWS 公式 Facebook
FOUR PAWS 公式 Twitter
🇩🇪 EQUIWENT
Equiwent は馬術家・獣医師、馬の専門家などによって組織されている、人と動物のための国際的支援団体です。日本からの寄付はFacebookの「寄付する」ボタン、またはPayPalでできます。
活動の様子はこちらから
Equiwent 公式 Facebook
7. 獣医師
🌍 Vets For Ukraine
欧州の獣医師らによって、ウクライナの獣医師とその家族、動物を支援するためのハブとして開設されました。