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膝疾患のスクリーニング評価
自分が運営しているマガジンで以前書いたコラムですが、、
多くの方からメッセージ頂いて、、
疾患別や部位別の状態を把握する時にも、スクリーニング評価を用いてやっているので少し紹介します。
現在は、自費でピラティスと施術をしていますが、時間も60分間と限られるので、なるべく早く対象者の方の原因や問題点を見つけて、そこに対して施術なりトレーニングなりの介入を出来たほうが良いわけです。
ただ姿勢を良くしたいという方ももちろんいますが、ほとんどの方が「膝が痛い。腰が痛い。股関節が詰まる。」とか何かしらのカラダの不具合があって来られる方が多いです。
そのため…
同じ膝疾患でも、痛みの部位も違えば、痛み始めた時期も違えば、痛みが出るタイミングも違えば、痛みが出る動きも違います。
このような、人によって今の状況も目指しているゴールも違うので。問診を行うことが1番重要になってくるわけですが、、
カラダの評価をする時には、「絶対にココは問題じゃない」ってことを引き算して問題をなるべく削った状態で、細かく診ていくためにもスクリーニング評価をしています。
実際にやっている膝疾患に関する評価方法を紹介します。
静的スクリーニング評価
まずは静的な評価としては…
姿勢の評価を行います。
この姿勢の評価を行うポイントとしても…
ほとんどの膝疾患で痛みや可動域制限がある方は立位姿勢や歩行などの荷重した状態の時に症状の訴えがあります。
そのため、荷重した状態でどのようなストレスが膝関節に掛かっているのかを把握することが必要になってきます。
例えば…
現代人で多いスウェイバック姿勢ですが、、
骨盤が前方シフトすることが有名です。
骨盤が前方シフトするということは、膝関節は必然的に軽度屈曲位になり、膝関節前面や大腿前面に常に伸張ストレスが生じる状態になります。
静的なアライメントを診るという情報と、問診で拾っている「痛みの部位」「痛みの場面」「痛みの動き」という…
「問診情報」と「静的評価」の因果関係を考えることが大切になります。
姿勢アライメントを診るだけでも…
姿勢は「動きの始まりと終わりの特徴を表している」ので、膝関節にどういったストレスが生じているかを大まかに把握することが可能です!!
動的スクリーニング評価
動的評価としても…
人間は動くので、当然動きの中での膝関節の状態を診る必要があります。
どうやって動きを診るかも色んな方法がありますが…
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