as は前置詞なのか?

今日は前置詞 as の次に何が来るか、というお話です。よく英文に接する人は普通に気づいていて、もはや自然だとは思いますが、学校で「前置詞の後ろは名詞」ということを繰り返し教わってしまうと、大変違和感のある英文も存在するかと思います。

…. the author regards the reader as on the same level with himself.

これは regard A as Bとなっていますが、「作者は、読者を自分と同じレベルにいると考えている。」という意味になります。ここの前置詞 as の後ろには on the same level with himselfと、前置詞の後に前置詞 on が来ています。

でもこれはもう少し考えてみるとA is Bであれば良いので、The reader is on the same level.が成り立てば、まあいいわけです。この regard A as Bのような as は通常の前置詞というのとは少し趣が異なる感じですね。(asって、発音も見た目も is に似ていますし。。。)

このほか、She described the situation as awkward.のように、as の後ろにawkward(気まずい)という形容詞がくることもあります。ただ、この場合にも、the situation was awkward. という関係ですから、まあいいか、ということです。

このように、as は前置詞とはいっても、A = Bとして、to be にも置き換えられるような感じで使われますから、補語の関係にあるものなら色々きます
よ、ということなんでしょうね。

今度、思い切って as の後ろに名詞以外のものを置いてみてはいかがでしょう。(そうやって間違えながら体感していってください。)

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