置き忘れられた短歌Ⅳ

要らないけれど捨てがたい。そんな短歌に、合いの手（愛の手）を。今回で４回目になります。何となく続いていますが、よろしくお願いします。では、早速。

『どうすれば…』
　◯「太古」とか「大昔」っておみくじで出たけど僕はどうすればいい？
　◯あの音は恥ずかしいけど引き出しの甘納豆も黴びてて食えない

１つ目です。彼女が「太古」で僕は「大昔」？ああ、多分「大吉」でしょう。誰か、印刷が薄い籤にペンで点や線を書き足して戻したのかな？にしても「太古」「大昔」って意味的によく似ているのがミステリーですよね。偶然にしては凄すぎます。でも、実質「大吉」なんで良しとしましょう（笑）

２つ目は、仕事中、中途半端な時間にお腹が空いちゃうことってありますよね。で、そういう時に限って、お茶菓子とかもう既に食べちゃっててなかったりするわけです。「なんかないかなあ」なんて机の中を見てみたら、あまり好きじゃない甘納豆が何週間も入れてあったのに気づき、よく見るとカビが生えてて食べられないなんて言う状況。お腹はぐうぐうぎゅるぎゅる鳴って恥ずかしいし、もうどうすればいいんでしょうね、こんな時。しかたないからコーヒーでも飲んで紛らわしましょうかね。

さてさて、次です。

『ラップ調？』
　◯踏んだら毛踏んだら蹴ったら「フンっ！」だらけ飛んだロケットファン　　だらけの町
　◯バス停にパステルの傘忘れてるステラ待つ寺捨てるカステラ
　◯スイミーを押す意味分からずスイマセン睡魔のスイマー泳がす今です

三連発です。韻を意識しすぎるとこういうことになってしまうのでしょうか。三つとも、もう何も言うことがないくらい呆れます。意味不明。同じラップなら七七調か八八調くらいのノリで行ったほうが自然なんですけどね、いっそのこと（笑）本当にスイマセンです。ところで「ロケットファンだらけの町」ってどういう町？「下町ロケット」みたいな感じかな？「ステラ」って誰？クッキー作っているおばさんかな？スイミーって鯉の餌？それともレオレオニの絵本の主人公？もうどうでもいいや。

　
以上、五首でした。何の役にも立たない歌たち。でも、こうして日の目を見る（？）ことが出来て本当によかったと思います。ありがとうございました。