デポール大学(DePaul University)との2days Game Jamを終えて
こんにちは、しのです。はじめての海外交流にて学んだことや反省点を記します。ゲームジャムの経験は少ないので、いい経験ができました。短い期間で知らない人とゲームを作るのはなかなかできない経験なので、ぜひやってみてほしいです。
ご来校くださったデポール大学のWikipediaです。
1.いつもと違う環境
今回、一緒に開発をしたデポール大学は、アメリカのシカゴにある大学です。例年、私の通う専門学校に来校し、一緒に開発するのですが、コロナの影響もあって、久しぶりの来校となりました。
そして、最も開発を困難にさせたのは、"言語の壁"と"GitHubの使い方の違い"でした。翻訳ツールがありますが、日本語の翻訳がよくわからなかったりしました。しかし、フィーリングで何とかなることもあり、もちろん、言語の壁は厚いですが、単語単語でも伝わることはありました。なので、臆せずに会話をしてみようと挑戦することが大事だと感じました。
しかし、GitHubに関しては、私は今までブランチを切って作業することが当たり前だと思っていました。予想外なことに、デポールの学生さん方は、ブランチを切らずにorigin/mainで作業をし、コミットまでしていました。細心の注意を払い、作業することになりました。
GitHub
2.反省点
まず今回、デポール学生2人、2年生2人、1年生2人の合計6人で開発を行いました。デポール学生の方々が、「プログラムができるなら、私たちはグラフィックにまわる。」と言ってくれたので、他4人はシステム開発に回りました。そこまでは良かったのですが、1年生はUnity未経験で、GitHubの使い方を知らず、まず教えるところから始まりました。今回は体験という形で、タイトルだけ作ってもらうことにして、2年生はシステム開発へ。順調に進んでいたのですが、最後の最後にトラブルが発生し、制限時間残り1時間ほどで私のGitHubがpush/pullなどのアクションができなくなりました。おそらく、上記のmainを直接触っていることが原因だと思います。事前に使い方などの手順を確認するべきであったと感じました。
使用したバージョン管理ツール:Sourcetree
3.ゲームジャムの結果
結論から言うと、4チーム中2位でした。どのチームもいいアイデアで、やはり、自分には持っていないアイデアだと感じました。もちろん、同じ学校の生徒のレベルも低くはなく、さらに日本とは異なったアイデアを持つ彼らデポール学生の力も合わさり、普段見ることのできない画風、作風を見ることができて、大変勉強になりました。
4.新しい発見
そして最後に、今回のゲームジャムを通して学んだことは、
「作品を作るのに、国籍や言語は関係ない」ということでした。
むしろ、国籍を越えることで普段見えてこない発想が見えてきたり、物事のとらえ方が柔軟になったりと、いいことづくめでした。それに、会話をするのにツールを使ってはいけないというルールは存在しないので、みんな普通に翻訳ツールを使っていたし、イラストで会話をする学生もいました。そういうところも含めて発想の柔軟さだと感じました。デポールの学生の方々からは多くのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。
もし、今後もゲームジャムなどをやる機会があれば、積極的に参加していきたいと思います。
2023/6/22 奈切 しの
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