37. 【グルメ編】イタリアの日常を東京で 〜PIATTI@代々木上原〜 ②
Buonasera a tutti!
みなさんこんばんは、金澤です。
前回は僕の超々おすすめイタリア食材店PIATTIについての紹介をしましたが、今回はイタリアのハムの主なハムの紹介も兼ねてPIATTIで買えるものを中心に紹介していきます!
(前回の記事でも書きましたが、イタリアの豚肉加工品が輸入停止になっている影響で商品の大幅な変更があるので、いつか輸入が解禁になる日のためにこの記事を読んでおいていただければ光栄です)
前回の記事はこちら↓
・サンダニエーレ産の生ハム(Prosciutto di San Daniele)
みなさん、イタリアといえば生ハムを想像しますよね。
その前には「パルマ産」という言葉がついてることが多いかと思います。
(ちなみにイベリコはスペインのものなので今回の記事では対象外です笑)
パルマ産の生ハムは生産量も多いので見かける機会が多いのですが、サンダニエーレ産の生ハムは貴重です。
イタリアの北部、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州(Friuli-Venezia Giulia)の特産品で、パルマ産の生ハムに比べてしっとりと甘みが強いのが特徴です。
大学の時のイタリア人先生のイチオシでもあるので、普段とは違う生ハムをぜひご賞味ください。
・モルタデッラ(Mortadella)
こちらはエミリア・ロマーニャ州(Emilia-Romagna)のボローニャの特産品です。
生ハムではなく加熱処理しているため、日本人がイメージするいわゆるハムに近いのですが、スパイスやピスタチオが練り込まれており、また歯切れの良い食感もとても特徴的です。
これはイタリアに行くまで知らなかったのですが、留学以来やみつきになっています。
絶対一度は食べるべし!
・ラルドディコロンナータ(Lardo di Colonnata)
こちらは見た目が真っ白の変わった逸品。
豚の背脂をローズマリーやニンニクと共に大理石の容器の中で塩漬けにしたものです。
大理石は温度を一定に保つ特徴があり、一定の温度で熟成されるのがおいしさの秘訣とのこと。
・パルミジャーノレッジャーノ(Parmigiano Reggiano)
チーズもたくさんあるのですが、基本的にPIATTIではこのパルミジャーノレッジャーノがマストバイアイテムです。
先ほどパルマ産の生ハムの話をしましたが、このチーズの名前でもあるパルミジャーノとは「パルマの」という意味で、こちらもパルマ近辺の特産品です。
ハードタイプのチーズで、スーパーで売っているパルメザンチーズと混同されることもありますが、本物は味も香りも全然違います。
パルミジャーノレッジャーノは、熟成の過程でチーズの中にアミノ酸の結晶が生成され、これが抜群の旨味を含んでいます。
類似のチーズでグラーナパダーノというチーズもありますが、こちらはどちらかというと料理向けで、そのまま食べるなら圧倒的にパルミジャーノレッジャーノがおすすめです!
PIATTIでは、巨大なチーズを仕入れてそれを小分けしているので、フレッシュな状態でチーズを食べることができます。
・最高の生ハムとチーズをお好きなワインと共に
以上、おすすめは他にもまだまだあるのですが、昨今の情勢もあり仕入れ状況も変化していると思います。
オンラインでも購入可能ですが、ぜひ一度直接お店に行って、店主の岡田さんと話をしながら何を買うか決めてもらえたらと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Grazie mille e alla prossima volta!
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