東京五輪を見据えて...日本のヴィーガン料理を世界にアピールする特集をリリース
MATCHA英語版で、関東と関西のヴィーガン専門ページを公開しました。アースデイにリリースしたいという、こだわりもありました。以下は英語編集長のラモーナさんの言葉。力強いです。
東京オリンピックを見据えて、世界中から訪れる人に対して、日本は多種多様なニーズに応えられるよう変わっていく必要があります。多言語対応、ハラールやベジタリアンなどの食事制限、アクセシビリティへの配慮など、改善余地はまだまだあります。そして、日本はまだヴィーガンフレンドリーな国とは言えません。 しかし、マクロビオティック料理や精進料理などは近年日本国内で広まっており、ヴィーガンの方でも美味しい料理・日本のおもてなしを体験することは充分にできます。
海外発信に力を入れられていない、またはオンラインでの情報が少ない飲食店は未だ多く見受けられます。本特集ではそれらを解消し、ヴィーガンニーズを満たして、より多くの方々に役に立つ情報を伝えていきます。
東京オリンピックを見据えた時代は、日本のヘルシーで美味しく、魅力的なヴィーガン料理を世界へアピールする最高の機会であると考えます。
また、新型コロナウイルスに大きく影響されている昨今、MATCHAではヴィーガン料理を提供するお店と、ヴィーガン食品を求める方々を全力でサポートしてまいります。
リリースの背景は以前紹介しました。
もともと東京のヴィーガンレストランを扱う記事はたくさんありましたが、今回は関西を強化してのリリース。以下は編集者のジャスミンさんから送られてきたメッセージです。
ベジタリアンからヴィーガンになるという流れが、ある程度一般的だと考えられていますが、私はかなり時間かかりました。2007年にベジタリアンになって、そしてヴィーガンになったのはその10年後でした。来日して1年ほど、日本の食べ物に関して、不安や心配は山ほどありました。
それでも、ヴィーガン生活をしたいと思い始めたのは、3年前の日本の琵琶湖沿いでした。自然しかないところでもヴィーガンの理解が意外とあったし、ヴィーガンでも、異なる食生活を持っている人たちでも、日本をおいしく体験することができると実感しました。日本の食を巡って、とてもヘルシーで野菜と豆腐の精進料理だけのイメージ、あるいは真逆で魚と肉ばかりのイメージという誤った情報が実は他の国では多いですが、本当はその間で、現場から嬉しい情報を共有したくて、MATCHAで発信できるといいと思いました。
ビーガン特集は、MATCHAに入社したから作りたかったページです。質の良いコンテンツが徐々にできて、5月の連休前に公開しようと準備をしてきました。コロナウィルスのパンデミックの最中で、残念だと思いつつ、まさに今だからこそ美味しくてヘルシーな食事で健康を保つメリットはあると言えます。
オリンピックの観光客とその後の旅行者、在日外国籍の人、デリバリーやテイクアウトサービスを実施しているビジネス…それらにこの特集ページがたった一人にでも役立つなら、価値があると思います。
今は訪日客は減っていますが、来年の東京オリンピックを見据えても、日本はもっと多様なニーズに応えていく必要がある。MATCHAのメンバー各々が考え、協力して、それに向けて動いています。
デザイナーの浅見さんの力も大きくて、編集部と協力して、とてもヴィーガンフレンドリーなページに仕上げてくれました。
「Vegan Ordering Card」のアイデアはユーザー目線で素敵です。ダウンロードして使うこともできます。
MATCHAの読者だけでなく、以下の様な方々のお役に立てればと思っております。少しでもピンときたら、ご連絡ください。
・ベジタリアン・ヴィーガン・植物性食品を開発して宣伝したい
・ベジタリアン・ヴィーガンに関連する商品を開発して宣伝したい
・ベジタリアン・ヴィーガン・ECOフレンドリーのサービスをして宣伝したい
・ベジタリアンまたはヴィーガンメニューを開発して宣伝したい
・ベジタリアン・ヴィーガン・植物性の商品・サービス・メニュー開発を検討して相談したい
こんな状況だからこそ、魅力的な日本文化を世界にアピールするために、今どんなことができるか?を考えながら、どんどん仕掛けていこうと思います。
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MATCHAは、メディア事業以外にも様々なサービスを提供しています。動画制作、多言語サイト制作、翻訳業務などのコンテンツ制作事業のほか、ユーザーマーケティング、インバウンド領域の勉強会・セミナーも実施しています。
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