相談事例:平等に分ける難しさ
相談者:ナガタ様
夫が亡くなって10年ほど経つ。
90歳が目の前になってきて、
子ども達への財産分けについて
考えるようになった。
長女と一番下の長男は
結婚して所帯を持っている。
次女は独身で同居している。
夫が晩年に建てた家を
同居しているからと次女に譲っては、
不満が出るだろうし、
売ってお金にすれば
均等に分けられるが、
次女は住まいを失うことになる。
どう考えても整理がつかない。
☆未来に繋がる気づき
相続税の節税
という観点から見れば、
同居している次女が
自宅を継げば
土地の評価額を8割軽減できます。
ただ、長女、長男の
遺留分対策は必須です。
現金の余分がなければ
子ども達が争うことになる
かもしれません。
一度、財産の棚卸しを
専門家に依頼することで
いくらであれば平等なのかを
知ることから考えを始めるのが
良いと思います。