新乃麻みこ

百色乃彩(かずいろのさい)コンサルティング代表。 人生の色は人それぞれ。そして悩みや迷いもまた人によって違います。その悩みや迷いを未来志向の「気づき」に変えて、彩り豊かな笑顔あふれる未来を共に創る会社を運営。主に終活・相続の相談を受けて感じたことを書き留めています。

新乃麻みこ

百色乃彩(かずいろのさい)コンサルティング代表。 人生の色は人それぞれ。そして悩みや迷いもまた人によって違います。その悩みや迷いを未来志向の「気づき」に変えて、彩り豊かな笑顔あふれる未来を共に創る会社を運営。主に終活・相続の相談を受けて感じたことを書き留めています。

最近の記事

相談事例:子どものいない姉夫婦のこと⁡

相談者:ナミキ様⁡ ⁡ 叔母が亡くなった時に⁡ 姉と二人で相続手続きをした。⁡ ⁡ 姉とは仲が良く⁡ 行き来も頻繁にしているので、⁡ 二人で手分けをして進めたが、⁡ かなり手間暇がかかり大変だった。⁡ ⁡ 姉夫婦には子どもがいないので、⁡ 姉が亡くなった時には⁡ この手続きを⁡ 私、もしくは娘、息子がするのだろうか。⁡  ⁡ ☆未来に繋がる気づき⁡ ⁡ お姉さんご夫婦が⁡ 遺言を作成しないと、⁡ 妹さんにも相続権があるので、⁡ 義理のお兄さんと⁡ お姉さんの財産について⁡ 話

    • 相談事例:長女が知りたい母の終活事情⁡⁡

      相談者:ショウジ様⁡ ⁡ 父は亡くなったが⁡ 母は今年90歳になる。⁡ ⁡ 母が終活をどう考えているか⁡ 聞いたことはない。⁡ ⁡ 三姉妹の長女なので⁡ 妹たちも私をあてにすることが多い。⁡ ⁡ 悲しむ暇もないくらい⁡ 亡くなった後の手続きはあると聞く。⁡ どう切り出したらいいだろう。⁡ ⁡ ⁡ ☆未来に繋がる気づき⁡ 取っ掛かりのツールとして使えるのは、⁡ エンディングノートかと思います。⁡ ⁡ ショウジ様が⁡ ご自分のエンディングノートを⁡ 書きながら、⁡ お墓のことや葬

      • 墓じまい:一人っ子の使命~終活の話⁡

        ツボイ様の話⁡ ⁡ 私は一人っ子だ。⁡ 子どもの頃は兄弟げんかの経験もなく、⁡ のんびり育てられたと思う。⁡ ⁡ ただ、両親が亡くなって、⁡ お墓のことを考えた時に、⁡ 兄弟がいれば気が楽だったとも思う。⁡ ⁡ 田舎のことなので、⁡ そのエリア共同の墓地に⁡ 両親が入っているが、⁡ 具体的にどこなのか…場所がかわからない。⁡ ⁡ 墓じまいをするにしても、⁡ まずはそこから確認しなければ…。⁡ ⁡ ⁡ ☆未来に繋がる気づき⁡ ⁡ ツボイ様ご夫婦は⁡ お子さんがいないとのことでし

        • 相談事例:甘くはなかったおひとり様の現実

          相談者:センダ様 私は、俗に言うおひとり様だ。 生涯独身のまま70歳になる。 兄弟もいない一人っ子のため、 いろいろ対策が必要だ ということは理解しているつもりだった。 入院する時の身元保証人は 元気な叔父に頼めばいいと思っていたし、 何かあれば従兄弟に頼もうと思っていた。 ところが、叔父の体調が悪くなり、 従兄弟はその話にはいい顔をしないのだ。 おひとり様の大変さを 目の当たりにして焦っている。 ☆未来に繋がる気づき 大人になって、 あまり行き来のない甥姪、従兄

          相談事例:遺言に書く内容を検討中

          相談者:セキグチ様⁡ ⁡ 今年80歳にもなるので、⁡ 遺言を書いておこうと思う。⁡ ⁡ 妻と子ども3人で、⁡ 長男が独身で同居している。⁡ ⁡ 子ども3人には均等に分けようと思うが、⁡ 自宅不動産は一旦、妻名義にしないと、⁡ 妻が住み続けるのに⁡ 肩身が狭くなっては可哀想だと思う。⁡ ⁡ 妻が亡くなった後に⁡ 長男が引き継げば良いと思っているが⁡ そんな書き方で合っているだそうか?⁡ ⁡ ⁡ ☆未来に繋がる気づき⁡ ⁡ 遺言には⁡ 次の世代までの承継方法しか⁡ 書くことはでき

          相談事例:遺言に書く内容を検討中

          相談事例:平等に分ける難しさ

          相談者:ナガタ様⁡ ⁡ 夫が亡くなって10年ほど経つ。⁡ 90歳が目の前になってきて、⁡ 子ども達への財産分けについて⁡ 考えるようになった。⁡ ⁡ 長女と一番下の長男は⁡ 結婚して所帯を持っている。⁡ 次女は独身で同居している。⁡ ⁡ 夫が晩年に建てた家を⁡ 同居しているからと次女に譲っては、⁡ 不満が出るだろうし、⁡ 売ってお金にすれば⁡ 均等に分けられるが、⁡ 次女は住まいを失うことになる。⁡ どう考えても整理がつかない。⁡ ⁡ ⁡ ☆未来に繋がる気づき⁡ ⁡ 相続税の

          相談事例:平等に分ける難しさ

          親の終活への配慮~終活の話⁡

          スダ様のお話⁡ ⁡ 父は90歳近くになり、⁡ 母も80代後半に差し掛かる。⁡ 年なりだが元気にしている。⁡ ⁡ とはいえ、世の中の情報には疎く⁡ 「終活」にも関心がない。⁡ あまり理解もしていないようだ。⁡ ⁡ エンディングノートを書かせようと、⁡ あれこれ聞き出しているが、⁡ 言葉を濁したり、⁡ 急に面倒な素振りになったりする。⁡ ⁡ さすがに、息子に直接は⁡ 言いにくいこともあるのだろうなと思う。⁡ ⁡ ⁡ ☆未来に繋がる気づき⁡ ⁡ 終活は⁡ 前向きな取り組みであること

          親の終活への配慮~終活の話⁡

          相談事例:親から受け継いだ財産の行方

          相談者:カワセ様 先妻との間に子どもはなく、 離別した後、歳の離れた若い妻をもらった。 後妻との間に息子がいるが、 80歳を目の前にして、 財産の行方を考えるようになった。 子どもは成人して間もないので、 一旦、後妻に財産を継がせ、 ゆくゆく息子に渡るように 遺言を書けるかな? ☆未来に繋がる気づき 遺言で書けるのは、 一代先の行先までです。 つまり、奥様⇒息子さんという内容で 遺言を書くことはできません。 奥様が相続した財産は奥様のものに なりますので、 その後

          相談事例:親から受け継いだ財産の行方

          終活の話:実家のお墓に入らない選択⁡

          ツシマ様のお話⁡ ⁡ 私は3人きょうだいの末っ子で 長兄とは10歳も離れている。⁡ その長兄は既に亡い。⁡ ⁡ 姉は嫁いでいるが、 こちらは没交渉だ。⁡ ⁡ 実家は北海道にあり、⁡ 上京してもう40年になるし⁡ 長兄がいなくなって⁡ 実家に帰ることもなくなっている。⁡ ⁡ 実家のお墓には⁡ 両親と兄が入っているが⁡ 遠方であるし、⁡ 自分たちは子どもがいないので、⁡ 今の住まい近くのお寺に⁡ 樹木葬にしたいと思っているが、⁡ 墓じまいについては⁡ いかがなものだろう。⁡ ⁡

          終活の話:実家のお墓に入らない選択⁡

          相談事例:おひとり様になった事情⁡

          相談者:ツノ様 ⁡ 一人息子は、30代に早世した。⁡ 働き盛りに働き過ぎての過労死だった。⁡ ⁡ 夫は5年前に自宅で看取った。⁡ 私の腕の中で静かに息を引き取り、⁡ 私もあんな死に方をしたいと思うが、⁡ もはや家族がいないので、⁡ そうはいかなくなった。⁡ ⁡ 幸い3人の姪っ子たちが⁡ よくしてくれるので、助かっている。⁡ ⁡ ただ、亡くなった後の⁡ 手続きの大変さを知っているので、⁡ それは専門家に頼みたいと思う。⁡ ⁡ ⁡ ☆未来に繋がる気づき⁡ ⁡ 息子さんは残念なこと

          相談事例:おひとり様になった事情⁡

          相談事例:4人きょうだいの長女と三男⁡

          相談者:カワサキ様⁡ ⁡ 私は4人きょうだいの長女で⁡ おひとり様である。⁡ ⁡ 弟3人のうち⁡ 長男、次男は家庭を持っているが、⁡ 三男は私同様おひとり様だ。⁡ ⁡ 両親の相続が終わった当たりから⁡ 長男、次男とは折り合いが悪くなったが、⁡ 同じ境遇でいるためか三男とは⁡ 仲が良い。⁡ ⁡ おひとり様の場合、⁡ 遺産の相続人はきょうだいになると聞いた。⁡ 三男だけに相続させることはできるだろうか?⁡ ⁡ ⁡ ☆未来に繋がる気づき⁡ ⁡ カワサキ様のご希望通りに⁡ 財産を分け

          相談事例:4人きょうだいの長女と三男⁡

          財産を増やしたい夫と減らしたい妻~終活の話⁡⁡

          サトウ様のお話⁡ ⁡ 夫は若い頃から株をやっていて⁡ 80歳を越えた今も続けている。⁡ ⁡ 最近は株価が上がっているので、⁡ 面白さもあるようで、⁡ まだまだ資産を増やそうとしている。⁡ ⁡ 私は、今住んでいる家を売って、⁡ 持ち物も最小限に減らして⁡ 老人ホームに入りたいと思っている。⁡ ⁡ 子どももいないし、お金を残すことより、⁡ 今後の安心を得たい。⁡ ⁡ ☆未来に繋がる気づき⁡ ⁡ 財産についての考え方は⁡ ご夫婦であっても異なるものですね。⁡ よく話し合って⁡ 折り

          財産を増やしたい夫と減らしたい妻~終活の話⁡⁡

          相談事例:遺言はほんとうに必要???

          相談者:タナカ様 子どもがいない夫婦なので、 遺言を書いた方がいいと聞いた。 主人はその気になっているが、 私はいらないようにも思う。 主人が亡くなった時には 弟がいるが、 財産はいらないと言われている。 私が先に逝った時には 妹たちが 気を利かせてくれる気がするが、 どうなんでしょう? ☆未来に繋がる気づき 遺言の目的は、 希望通りに財産を分けることの他に、 争いごとが起きないようにすることがあります。 残った配偶者とごきょうだいが もめないのであれば、 どうし

          相談事例:遺言はほんとうに必要???

          相談事例:自分の年齢が信じられない90歳⁡

          ⁡ 相談者:フカノ様⁡ ⁡ 夫は7年前に亡くなり、⁡ 私も今年90歳になる。⁡ ⁡ 自分の年齢が信じられないくらいで、⁡ まだまだ自分のことは自分でできるし、⁡ かかりつけ医にも⁡ 「要介護はつけられない」と言われた。⁡ ⁡ 息子が2人いるが⁡ どちらも離れて暮らしている。⁡ ⁡ 長男は私を気にして⁡ 月に数回訪ねてくれる。⁡ もう少し年を取ったら、 お金のことなど⁡ 長男に任せたりできるのだろうか?⁡ ⁡ ⁡ ☆未来に繋がる気づき⁡ ⁡ 息子さんに財産の管理を任せる方法とし

          相談事例:自分の年齢が信じられない90歳⁡

          相談事例:私は誰の相続人?

          ⁡相談者:サチオカ様⁡ ⁡ 妻が一人っ子だったため、⁡ 結婚する時に婿入りして、⁡ 妻の姓を継いだ。⁡ ⁡ 私には兄が2人いるので、⁡ 実家の姓を継ぐことに⁡ 執着していなかった。⁡ ⁡ 定年も間近になって、⁡ 親たちも高齢になってきた。⁡ 終活の話の中で⁡ 「親の相続」というフレーズが出てきたが⁡ 私は誰の相続人になるのだろうか?⁡ ⁡ ⁡ ☆未来に繋がる気づき⁡ ⁡ サチオカ様は⁡ 奥様の姓を継いだのですね。⁡ 親御さんの相続人という⁡ 見方だけで申し上げると、⁡ ⁡ ご

          相談事例:私は誰の相続人?

          相談事例:趣味が高じて作品が高額商品に

          相談者:ナガノ様⁡ ⁡ 若い頃からテディベアが好きで、⁡ 暇を見つけては作るようになった。⁡ ⁡ 幸いというか、独り身だったので⁡ 自由な時間はたっぷりあった。⁡ ⁡ 年齢を重ねるごとに⁡ 材料にもお金を掛けるようになり、⁡ 一度、オークションに出したら⁡ 10万円の値がついた。⁡ ⁡ これまで、あえて売らずに来たが、⁡ 作品はすでに100体を越えている。⁡ これも私の財産だろうか。⁡ ⁡ ☆未来に繋がる気づき⁡ ⁡ 10万円の値がつく作品であれば、⁡ 立派な財産と言えます

          相談事例:趣味が高じて作品が高額商品に