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ブルボン公(クレルモン伯)によるオーベルニュの街並み
クリュニー美術館(国立中世美術館)で開催している『シャルル七世時代のフランスの芸術展(LES ARTS EN FRANCE SOUS CHARLES VII)』
ありがたいことに、公式アカウント(@museecluny)がシャルル七世展の専用ハッシュタグ(#expoCharlesVII)をつけて関連情報を連投しています。
そこで、自分用メモと宣伝を兼ねて、会期(3/12〜6/16)終了後も見返せるようにマガジンを作成しました。
今回は、数日前のポストから。
ブルボン公シャルル(『7番目のシャルル』では現在クレルモン伯)によるオーベルニュ地方の町並みです。
Le duc Charles Ier de Bourbon a commandé vers 1450 un somptueux armorial. On y trouve notamment de précieuses vues de villes qui sont une importante source documentaire. Ce manuscrit fait partie des prêts exceptionnels @laBnF au @museecluny expo Charles VII pic.twitter.com/J77KhgohUv
— Maxence Hermant (@MaxenceHermant) February 23, 2024
翻訳:ブルボン公シャルル1世は、1450年頃に豪華な紋章葉(盾の絵)を依頼した。特に、貴重な都市景観が含まれており、重要な資料となっている。この写本は、例外的な貸し出し品のひとつです
高みから城下町(?)を見下ろしている感じの構図ですね。
有名な『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』に描かれている建物は、青灰色の屋根瓦ですが、ここに描かれているオーベルニュは赤茶色の屋根瓦が目立ちます。
同じ時代、違う地域のカラーを見比べるのも楽しい。眼福💕
ブルボン公シャルル(7番目のシャルルでは現在クレルモン伯)による当時の町並み!
— しんの(C.Clarté) (@shinno3) March 8, 2024
ベリー公のいとも豪華なる時祷書は青灰色の屋根瓦だけど、オーベルニュは赤茶色の屋根瓦か…😲
同じ時代、違う地域のカラーを見比べるのも楽しい。眼福💕 https://t.co/sEdNrJrCSJ
web小説『7番目のシャルル』シリーズ
自著の紹介
既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』
2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。
新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』
ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。
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