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ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』日本語訳、続編出ます

タイムラインに流れてきたこちら。
南フランスの冬の花『ミモザ』が見ごろを迎えているらしい。
百年戦争時代のプロヴァンスはアンジュー家の所領だったので、田園や庭園を愛したルネ・ダンジューもきっと同じ花を見ていたに違いない。美しいー!


さて、そろそろ発表してもいいかな。

ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』日本語訳
2023年5月にKindle版を刊行してから、長らく止まっていた続編をようやく出せる運びとなりました。カクヨム連載分をリライトして、訳者あとがきを書き下ろしています。

特に、『第七章 音楽』は西洋クラシック音楽の専門家夫妻に手直ししてもらったおかげで、かなり読みやすくなってます。

現在、予約受付中。3月7日発売です。

シリーズものは、並べたときに映えるようにリンクコーデっぽい装丁デザインにしたい! さらに季節とリンクさせて…… 2〜3月ならミモザがいいなあ。
で、こうなりました。


退職して次の仕事が決まるまで、
長時間在宅しているチャンスはめったにないので(子供のころ以来!)
スキル維持を兼ねつつ、ずっと先延ばしにしていたアレコレに手をつけたい。




\ここから下は自著とコンテンツの宣伝です/

▼pixivFANBOX資料集『シャルル七世の軍事改革勅令』🆕

▼小説:7番目のシャルル、聖女と亡霊の声

あらすじ:不遇な生い立ちの王が百年戦争に勝利するまでの貴種流離譚。
フランス王国史上最悪の国王夫妻——狂王シャルル六世と淫乱王妃イザボー・ド・バヴィエールの10番目の子は、兄王子の連続死で14歳で王太子になるが、母と愛人のクーデターで命からがらパリを脱出。母が扇動する誹謗中傷に耐え、19歳で名ばかりの王に即位したシャルル七世は、没落する王国を背負って死と血にまみれた運命をたどる。

父母の呪縛、イングランドの脅威、ジャンヌ・ダルクとの対面と火刑、王国奪還と終戦、復権裁判。没落王太子はいかにして「恩人を見捨てた非情な王」または「勝利王、よく尽された王」と呼ばれるようになったか。

※noteのヘッダとアルファポリス版の表紙画像はPicrew「IIKANJI MAKER」で作成したイラストを加工し、イメージとして使わせていただいてます。

▼小説:7番目のシャルル、狂った王国にうまれて【少年期編完結】

※アルファポリス版の表紙画像は離雨RIU(@re_hirame)様からいただいたファンアートを使わせていただいてます。


自著の紹介

新刊:ルネ・ダンジュー著『トーナメントの書』

pixivFANBOX(挿絵あり)とカクヨム(挿絵なし)でリアルタイム翻訳していた内容をリライトしてまとめました。Kindle(電子書籍)とペーパーバック(紙の本)があります。


既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』

2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。

既刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』

ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。


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しんの(C.Clarté)
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