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小学館のあれ
誰かの不幸に便乗して鬱憤晴らしをしたり、
誰かの感情や考えを軽率に「理解した気」になったりするのは、
良いことではないと思っている。
「思いやり」と「乗っ取り」を履き違えてはいけない。
それでも、ここ数日ずっとやりきれない思いがある。
日本テレビとシナリオ作家協会に倫理観の欠如を
— しんの(C.Clarté) (@shinno3) February 8, 2024
小学館と漫画家協会に仁義の欠如を感じている
感情的・感傷的になっているときは俯瞰して、視座を変えてみる。
少しは冷静になれるし、新たな発見や教訓を得られる(こともある)。
シナリオ作家協会がゲマインシャフト
— しんの(C.Clarté) (@shinno3) February 8, 2024
漫画家協会がゲゼルシャフト
流行りのテンニースで例えるとこんな感じ?
テンニースつまり社会進化論を当てはめると漫画家より脚本家が優遇されている状況がわかりやすい…怖…
— しんの(C.Clarté) (@shinno3) February 8, 2024
どっちもゲゼルシャフト。。かな?
— 電気屋 (@thJ2kSXPdn49atG) February 8, 2024
意外とややこしいっすよね笑
業界はゲゼルシャフトだと思います
— しんの(C.Clarté) (@shinno3) February 8, 2024
ただ、それぞれのコミュニティや作家個人はグラデーションありますね
シナリオ作家協会は幹部が仲間をかばって矢面に立っているところがゲマインシャフトかなと
などと思いつくままポストしていたら、
このような続報が飛び込んできた。
沢山の方に読んでいただき、現在公式サイトに繋がりにくくなっているようです。
— プチコミック【公式】 (@petitcomic) February 8, 2024
これは、プチコミックが所属する第一コミック局という少女・女性漫画の編集部員全員で作り上げた文章です。
長いですがどうぞ最後までお読みください。 pic.twitter.com/1tilPe2s7y
過去の経緯と、その後の動向。
失望することが多すぎる中で、初めて心の通った見解を見た気がする。
全然当事者じゃないのに、なんだか涙ぐんでしまうね🥲
失われた命は取り戻せないけど、
建設的な議論が進んで良い方向に行けばいいな。
*
絆される一方で、「小学館はうまい落とし所をみつけたなー」と冷徹に見ている自分もいる。
数日前に「公式見解は出さない」と決めた上層部は、関係機関と同調してこれまでの関係を維持しつつ…
現場の編集部による上記ポストは、作家や読者の感情をなだめてガス抜きに成功している。
このシナリオを考えた人(いるなら)うまいなー
人間は誰でも本音と建前がある。意識的にしろ無意識的にしろ。
想像して推測することはできても、本当のことは誰にも絶対にわからない。
取り留めないので、ここまで。
自著の紹介
既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』
2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。
新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』
ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。
web小説『7番目のシャルル』シリーズ
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