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ルネ・ダンジューが考案した架空の紋章
pixivFANBOXの有償プランで公開している未邦訳資料
ルネ・ダンジュー著『トーナメントの書』(日仏対訳・挿絵つき)
(完訳したら日本語のみ、オープンな場所(カクヨム?)で公開する予定)
トーナメントで対決する「例え」として、ブルターニュ公(白い方)とブルボン公(青字に赤いライン入り)が登場します。
この二人以外の紋章は、著者のルネいわく、
「私自身の楽しみのために作った架空の紋章を使用」
と明かしています。
次々回かその次くらい、トーナメント初日の乱戦パートで
ルネが考案したと思われる「架空の紋章で着飾った騎士たち」が多数出てきます。
一昔前の「ウォーリーを探せ」みたいに、こまかい絵なんですが、
拡大して眺めていたらめっちゃおもしろいのを発見しました!
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骨をくわえた犬!!!🤣
左側にいる「花束いっぱいのバスケット」乗っけてる人も捨てがたい。
中世ヨーロッパ(原著は15世紀半ば)のプレートアーマー全盛期は、
戦国大名の兜の前立てみたいに、兜飾りがバリエーション豊かだったようで
挿絵を眺めているだけでもかなり楽しいです。
その一方で、現在翻訳中のところ…
日本語どころか現代フランス語にもない用語(馬具)が出てきて
どういう風に翻訳しようか、頭を抱えております🌀
ルネ・ダンジュー著『トーナメントの書』翻訳中💭
— しんの(C.Clarté) (@shinno3) November 20, 2024
トーナメントで対決する「例え」として、ブルターニュ公とブルボン公が登場するけど、この二人以外の紋章はルネが作った架空の紋章だそうで。中にはこんな愉快なやつも
✅骨をくわえた犬!!!!
✅お花いっぱいのバスケット!! pic.twitter.com/Ia0kkI5bn8
\ここから下は自著とコンテンツの宣伝です/
▼7番目のシャルル、聖女と亡霊の声
あらすじ:不遇な生い立ちの王が百年戦争に勝利するまでの貴種流離譚。
フランス王国史上最悪の国王夫妻——狂王シャルル六世と淫乱王妃イザボー・ド・バヴィエールの10番目の子は、兄王子の連続死で14歳で王太子になるが、母と愛人のクーデターで命からがらパリを脱出。母が扇動する誹謗中傷に耐え、19歳で名ばかりの王に即位したシャルル七世は、没落する王国を背負って死と血にまみれた運命をたどる。
父母の呪縛、イングランドの脅威、ジャンヌ・ダルクとの対面と火刑、王国奪還と終戦、復権裁判。没落王太子はいかにして「恩人を見捨てた非情な王」または「勝利王、よく尽された王」と呼ばれるようになったか。
※noteのヘッダとアルファポリス版の表紙画像はPicrew「IIKANJI MAKER」で作成したイラストを加工し、イメージとして使わせていただいてます。
▼7番目のシャルル、狂った王国にうまれて【少年期編完結】
※アルファポリス版の表紙画像は離雨RIU(@re_hirame)様からいただいたファンアートを使わせていただいてます。
自著の紹介
既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』
2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。
新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』
ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。
web小説『7番目のシャルル』シリーズ
シャルル七世が主人公の小説(少年期編/青年期編)連載中。
関連エッセイ、翻訳などもあります。
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