若きシャルル七世夫妻とお城で働く子供たち
前にも何度か書きましたが
ガストン・ボークール著『シャルル七世の歴史(Histoire de Charles VII)』
全6巻(総ページ数が広辞苑以上!)のうち1巻を私訳・読了。
今は2巻を読んでいます。まだ全然最初の方ですが
シャルル七世のほっこりエピソードが可愛かったので紹介させてー✨
状況的に20代前半ごろ、お城の厨房で働いている子供たちを連れてモン・サン・ミシェル方面に巡礼。途中でマリー・ダンジューも合流してみんなで物見遊山したんだとか。
若き国王夫妻、かわいすぎる☺️
即位後〜オルレアン包囲戦の前と思われるので、『7番目のシャルル、聖女と亡霊の声』第二章で取り上げたモン・サン・ミシェルの戦いに備えるための打ち合わせ、または戦後の論功行賞のために、シャルル七世は「王の公務として」訪問したのかも。
公務の裏側で、こういうエピソードがあったと知ると…
シャルル七世とマリー・ダンジューのプライベートな性格とか、二人のそばにいる臣下や小姓たちの主従関係とか、楽しい想像がはかどりますね。
\ここから下は自著とコンテンツの宣伝です/
▼7番目のシャルル、聖女と亡霊の声
※noteのヘッダとアルファポリス版の表紙画像はPicrew「IIKANJI MAKER」で作成したイラストを加工し、イメージとして使わせていただいてます。
▼7番目のシャルル、狂った王国にうまれて【少年期編完結】
※アルファポリス版の表紙画像は離雨RIU(@re_hirame)様からいただいたファンアートを使わせていただいてます。
自著の紹介
既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』
2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。
新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』
ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。
web小説『7番目のシャルル』シリーズ
シャルル七世が主人公の小説(少年期編/青年期編)連載中。
関連エッセイ、翻訳などもあります。