【小話追加】シャルル七世とデュノワの結婚した時期
タイトルが誤解を招きそうですが、間違ってない…
(幼なじみ主従が結婚したわけではない)
昨日の続き。
カクヨムの自主企画イベント用「歴代主人公が答える10の質問」で、主人公以外の回答者編を公開。
さらに、リクエストにお答えして、昨日更新した「オルレアンの私生児デュノワが答える10の質問」にオリジナルの質問を追加しました。合計20問!
追加した「質問9 あなたの好きな人はどんな人?」に回答するため、デュノワ伯ことジャンくんの結婚相手について調べたら、おもしろいことに気づきました。
シャルル七世(当時は王太子)は1422年4月22日にマリー・ダンジューと結婚しているのですが、ななんと! ジャンの初婚も1422年4月だそうで。
日付は確認できませんでしたが、同じ日に結婚した可能性もあり得る。
いくら、仲良し幼なじみ主従だからって結婚時期まで合わせる????
日程だけ見たら、シャルル七世とジャンが結婚したように見えなくもない😂💦
時期的に、二人とも19歳。
当時としては結婚適齢期なんだろうなー
ジャン「ついに王太子が結婚!いつ?誰と?!」
王太子「4月にマリー・ダンジューと…///」
ジャン「寂しくなるから俺も結婚します!」
王太子「めでたい!みんなに報告しよう」
二人 「俺たち/私たち結婚します❣️」
家臣団「どういうこと⁉️」
あかん、誤解を招く!!リッシュモン加入後だったら、ますますおもしろ…
ちなみに、ジャンのお相手はプロヴァンス出身の会計士の娘で、プロヴァンスはアンジュー家(マリー・ダンジューの実家)の所領です。想像力がはかどる!
悲しいことに、ジャンの妻は4年後に他界し、その後は10年以上独身+子なしでシャルル七世とオルレアンのために働いています。
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オリジナルの「10の質問」
新たな「10の質問」
小説本編
自著の紹介
既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』
2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。
新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』
ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。
最新作:『シャルル七世とその重臣たち』
アレクサンドル・デュマの初期の戯曲(全五幕の悲劇)を翻訳しました。