商業向きではない創作を続ける意味
『神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー(上)』電子書籍版(Kindle版)の告知をしたところ、さっそくご予約をいただきました。
さらに、note版の有料マガジンご購入までも!ありがとうございます。
小説執筆も、電子書籍の作成も孤独な作業です。
私ひとりが空回っているだけで、誰も読まないかもしれないな…
でも、いいんだ。私が読みたいし作りたいんだもん!
そんなことを考えながら作業しています。自己満足のための創作とはいえ、読者さんの存在を感じるとやっぱり嬉しい!
note版とKindle版の違い
note版の有料マガジンは横組みレイアウトで、カクヨムやアルファポリスに掲載していた内容と同じです。
Kindle版(電子書籍)は縦組みレイアウトに調整して、さらに内容をブラッシュアップしていますが、大まかなストーリーは同じです。一般書籍のボリュームに合わせて上下巻になりました。一冊あたり300ページ前後です。
読み上げ機能に対応しています。私は自分のペースで読みたいタイプだから使ったことありませんが、怖いもの見たさ(聞きたさ)で試してみたい。
Kindle以外に、パソコンやスマホやタブレットでも見れますのでご安心ください。
半徹で作った表紙ですが、冷静に見直すと…🙄
やけにハードボイルドな雰囲気に仕上がりましたね。
最初に作ってボツにした表紙は、サムネイルにするとタイトルが小さくて読みにくかったので、今度はこれでもか!というくらい大きくしました。
おかげで、トリスタンの顔が隠れちゃった。本文の口絵に、タイトルがかぶっていないイラストを載せています。お楽しみにー
商業向きではない創作を続ける意味
好きなことをするのに理由なんかいらない。
とはいえ、先日のゆるパク事件以来、ここ数ヶ月、どうしたら気持ちよく創作活動を続けられるか考えていました。
以前、『7番目のシャルル』があるWeb公募の最終選考まで残ったときに、「他部署へ推薦も考えられる水準の完成度だが、西洋史もの(フィクション)は塩野七生先生レベルでないと商業として市場がない」とありがたくも光栄な評価をいただきました。
幸い、本業があるのでね。
商業で需要がないとしても自分が好きなことを書いていきたいのです。
私は小説を書いてますが小説家志望ではないのだと、このとき自覚しました。
だからといって、読まれたくないわけじゃない。
もし、私が書く「商業向きではない物語」を好きな人がいるなら、それはとてつもなく嬉しいことですし、貴重なご縁を大切にしたいと思います。
もちろん、綺麗事だけじゃなくw
本業があるとはいえ、不安定なご時世ですから、創作がちょっとしたおこづかいになるなら活用したいというエゴもあります。
それから、Kindleストアでは商業もセルフ出版も同じ棚に並ぶので、本当に「西洋史ものは商業で需要がない」のかを試してみたい気持ちも…💦
(全然読まれなかったり低評価レビューがついたりで)爆死しても恥をかくのは私一人ですし、もしそれなりに読まれて高評価レビューがつくなら、同好の士(西洋史で創作やりたい人)の励みになるかもしれない。
今後の活動
とりとめなく書きましたが、トリスタンの電書化は、私としては実験的なチャレンジです。
ぶじに審査を通過したので、上巻のフォーマットで下巻を作成します。
あまり期間を空けないでリリースしたいですね。がんばるぞ!
トリスタンでやりたいことをやり切ったら、『7番目のシャルル』の続きに取り掛かろうかと。
ここ数ヶ月、どうしたら気持ちよく創作活動を続けられるか考えていました。
これまでのように小説投稿サイトで「自分が書きたい物語」を公開して、思いつくまま改稿しまくって、完成したらブラッシュアップして電子書籍化…(シャルルも?🙄)
これは結構楽しいやり方かも!と思っているところです。
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