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11月12日:シャルル七世のパリ凱旋記念日
11月12日は、シャルル七世がパリに凱旋した日(1437年)
兄王子の連続死で王太子になって1年後、
15歳の時に母妃とブルゴーニュ無怖公のクーデターで
多くの犠牲を出しながらパリを脱出。
廃嫡され、イングランドに王位を簒奪・侵略されて…
不遇な時代を乗り越えて19年後の1437年11月12日。
シャルル七世は34歳にして「王の帰還」を果たす。
英仏百年戦争の終結はまだ先ですが、パリ奪還・凱旋の時点でほぼ勝ち確ですね。
10代のころは傷心とトラウマてんこ盛り
20代は国王の立場に慣れてきたけどまだ甘々で
30代くらいから「勝利王」として脂が乗ってくる
シャルル七世の前半生はそんなイメージ。
少なくとも拙作『7番目のシャルル』の主人公は
そういうキャラクターをめざしています。
11月12日はシャルル七世がパリに凱旋した日✨
— しんの(C.Clarté) (@shinno3) November 12, 2024
兄王子の連続死で王太子になって1年後、15歳の時に母妃とブルゴーニュ無怖公のクーデターで多くの犠牲を出しながらパリを脱出。廃嫡されてイングランドに侵略・簒奪され…不遇時代を乗り越えて19年後、34歳のときに王として帰還
\ここから下は自著とコンテンツの宣伝です/
▼7番目のシャルル、聖女と亡霊の声
あらすじ:不遇な生い立ちの王が百年戦争に勝利するまでの貴種流離譚。
フランス王国史上最悪の国王夫妻——狂王シャルル六世と淫乱王妃イザボー・ド・バヴィエールの10番目の子は、兄王子の連続死で14歳で王太子になるが、母と愛人のクーデターで命からがらパリを脱出。母が扇動する誹謗中傷に耐え、19歳で名ばかりの王に即位したシャルル七世は、没落する王国を背負って死と血にまみれた運命をたどる。
父母の呪縛、イングランドの脅威、ジャンヌ・ダルクとの対面と火刑、王国奪還と終戦、復権裁判。没落王太子はいかにして「恩人を見捨てた非情な王」または「勝利王、よく尽された王」と呼ばれるようになったか。
※noteのヘッダとアルファポリス版の表紙画像はPicrew「IIKANJI MAKER」で作成したイラストを加工し、イメージとして使わせていただいてます。
▼7番目のシャルル、狂った王国にうまれて【少年期編完結】
※アルファポリス版の表紙画像は離雨RIU(@re_hirame)様からいただいたファンアートを使わせていただいてます。
自著の紹介
既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』
2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。
新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』
ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。
web小説『7番目のシャルル』シリーズ
シャルル七世が主人公の小説(少年期編/青年期編)連載中。
関連エッセイ、翻訳などもあります。
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