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7月17日:シャルル七世の戴冠式と百年戦争終結記念日

1429年7月17日は、シャルル七世がジャンヌ・ダルクに導かれてランスのノートルダム大聖堂で聖別式(戴冠式)を挙行した日です。おめでとう!

さらに、24年後の1453年の同じ日。
カスティヨンの戦いを最後に英仏・百年戦争はフランス勝利で終結。

なんだか運命を感じますね。
7月17日はシャルル七世にとって栄光の日といえます。

この戴冠式をテーマにした絵画がいくつもありますが、個人的にPaul de Semantのイラストが一番好き。

せっかくの記念日なのでね。

カクヨム版『神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー』より、戴冠式当日回を本日限定で公開します。

現状、フランス王の戴冠式がおこなわれる可能性はゼロですが。
19世紀に書かれたデュマ・フィスの小説には、大司教と王の宣誓文、聖油の使い方など儀式の詳細が書かれていて興味深いです。

▼トリスタン・ル・ルー:第八章〈フランス王の聖別式〉編

あ、日本時間だともうすぐ日付が変わってしまいますね。
時差を考慮して、フランス時間換算で17日いっぱい(日本時間18日午前7時)まで公開状態にしておきます。

読みはぐれた方や小説全文が気になる方は、下記リンク先から電子書籍/ペーパーバック(紙の本)をお求めください。ちなみにカクヨム版は改稿前のバージョンにつき、読み比べると粗が見えてしまうおもしろいかも。



自著の紹介

既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』

2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。

新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』

ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。

web小説『7番目のシャルル』シリーズ

シャルル七世が主人公の小説(少年期編青年期編)連載中。
関連エッセイ、翻訳などもあります。


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しんの(C.Clarté)
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