渋皮煮
年末年始になるとやろうと思い立った。
お節アドベントカレンダー。
今日はコレ。
昔は高価で貴重であった砂糖をふんだんに使っているため、日常的に広く作られていた料理ではなく、お祭りやお祝い事などで食される贅沢な料理として伝わっている。
お節アドベントカレンダー。
一気につくるの大変なので、一日一種くらいでお節を楽しむ。良ければ、あなたもぜひともです。
レシピ
材料
つくりやすい分量
くり500g
砂糖 500g
重曹 小さじ1.5
ブランデー 大さじ0.5*あれば。
つくり方
熱湯に浸す
ボウルに熱湯を入れ、くりを浸す。粗熱が取れるまで、約20分間おく。皮をむく
水から取り出し、鬼皮をむく。縁の底(ザラザラとした部分)のほうの鬼皮を少し削り取る。削り取った部分を手がかりにして、渋皮に傷がつかないように注意しながら、鬼皮をむいていく。
鬼皮をむくときは、最初に「手がかり」をつくると、あとはスイスイむける。ボウルに水を入れ、3を浸して軽く汚れを取る。
アクを抜く
くりの水けを軽くきって鍋に入れ、ヒタヒタの水と重曹小さじ1を加えて強火にかける。沸騰したら中火にしてアクを取り、約10分間ゆでる。鍋ごと流し台に移し、鍋に流水を加えながら、水をかえる。くりに流水が直接当たると渋皮が傷ついてしまうので、流水をへらなどに当てながら水をかえる。
渋皮に残っている大きな筋を竹串を使って取る。細かな筋は手でやさしくこすって取り除く。
水と重曹を新しくして、5、6をさらに2回繰り返す。7の作業は一度だけでよい。最後に重曹を抜くために、水だけで5分間煮て6と同様に水をかえる。
何度もゆでこぼしてアクを抜く。この手間をかけると、おいしい渋皮煮になる。煮る
鍋からくりをやさしく手ですくい、別の鍋(1kgだと、内径23cm程度が目安)に並べ入れる。鍋にヒタヒタの水と砂糖の半量を入れる。
紙タオル(不織布タイプ)で落としぶたをして火にかけ、煮立ったら弱火にして5分間コトコトと煮る。
紙タオルを一度外して、残りの砂糖を加えて軽く混ぜ、再び紙タオルで落としぶたをして、さらに10分間コトコトと煮る。
火を止め、あればブランデーを加えて混ぜる。そのまま冷まし、煮汁と一緒に保存する。一晩おくとさらにおいしくなる。
買う
栗
渋皮煮
保存
くりの保存
くりは水につける前なら比較的日もちする。新聞紙で丁寧に包んで、ジッパー付きの保存袋に入れ、冷蔵庫で約1週間保存可能。
くりの渋皮煮の保存
保存容器に入れて、冷蔵庫で10日間保存可能。煮沸消毒した保存瓶に煮汁に浸った状態で入れた場合は、冷蔵庫で3~4か月間保存可能。
最後まで読んで頂き、感謝です(ペコリ)
良ければこちらもぜひともです。