見出し画像

お寺の編み直しを考える

自己紹介

こんにちは!ゆうさいと申します

新潟県の背骨っぽいところに位置する弥彦村の真宗佛光寺派|法円寺《ほうえんじ》で副住職をしています

TERA WORK SCHOOL

2021年8月25日

TERA WORK SCHOOLっていう、お坊さん向けキャリアスクール体験会がありました

お寺、地域を支えていくお寺関係者の方々が、まずは“個”に戻れる時間を大事にします。(中略)挑戦ばかりでは、疲れたり、時には抱えているものを投げ出したくなります。そんな時、TERA WORKが個々が挑戦していくための「拠り所」となるといいなと思っています。時には励ましあったり認め合いながら、時には仲間(他者)を通じて自分とも向き合いながら、各自(各寺)が動いていける。そんな場を一緒に作っていきましょう

個人的にぶっ刺さった箇所がコレ

挑戦ってタフな事です

そんなとき、同じ目線のある【お友だち】が、寄り添って伴走してくれれば、きっとすごいたのもしいはず

そういう背景から、ボクは【TERA WORK SCHOOL】の門戸を叩き、扉をひらいて進む事となったのでした

体験会

このあいだのは、その【TERA WORK SCHOOL】2回目となる体験会だったんですが、その内容は個人的に興味深い領域でした

主宰・水野綾子さまのFacebookの投稿から引用

「お寺をめぐる生態系と、その編み直しを考える」をテーマに、
個とお寺、社会や公共がどうつながるか、現代社会におけるお寺の役割についてなどを一緒に考えたいと思います。​

現代社会と、個(私の上では僧)とお寺とが、どうつながったら「いい感じ」になるのかを問う続けていたボクに

ズバーーーン!!!!!!

と、来た

講師は『ここにある』代表の藤本さん

画像1

藤本さんの話しを聴くのは3回目 以前のまではファシリテーターの1人ってポジションだった

だから、講師って肩書では初…かな?

この方は、イベント・地域プロジェクトの企画運営や立ち上げに関わっている方で―――

あの【カリー寺】の仕掛け人

まず、そのカリー寺(尼崎)の事例に沿ってお寺という「場」の活用事例に触れ、ブレイクアウトルームの座談会・休憩を終え、後半は全体参加者からの質疑応答

立ち上げノウハウのみならず、藤本さんの「場」に対する思考みたいなんに触れられたのは、今後へのよい刺激になった気がします。ひじょうに勉強になりました

関わりしろ

その質疑応答のなかで、藤本さんから発せられたか?レジュメにあったのか?

「関わりしろ」っていう言葉

イキイキした、持続性のある地域プロジェクトっていうのには、この「関わりしろ」が有るのかなー、なんて考えさせられました

横道にそれてしまう? かもしれませんが・・・

ある参加者の

お寺でヨガ教室をひらいていたが、開催の意義を見失って、消耗して中座してしまう期間があった

という懺悔もあったように、冷静にコンヴァージョンを考えた時には、一人っきりでは消耗してしまうんだよなあ~

そういうときに、主催者きっかけで、参加者から「わたしが主体的に関わってよいんだ!」って一歩踏み込まれる関わりしろつくっておくことができれば、プレッシャーに晒されるようなことも減るのかな??

挑戦って、タフな事です(二回目)

お寺から地域へ ―還元される経路づくり―

一人っきりではしんどくなってしまうのは自明なら、人を巻き込まなければなりません!

ここで、先のカリー寺の事例を確認

株式会社ここにある 事業紹介より引用

2019年度には「カリー寺」基金というプログラムも始動。毎年の収入から経費を引いた額を積み立てし、地域でのプロジェクトや取り組みに資金提供しようという「カリー寺基金(地域ファンド)」も行っています







その、基金を活用した地域還元の形は「すごくいいなー」と思わされました!!

お寺という公共の「場」から、地域に人が集まって、地元に還元できる径を整備する

何だかいいね(でも、こうした基金ってどうやってつくりあげればいいんだろう…?)

今後、TERA WORK に関わることを通じ、さまざま勉強していければ、と考えています

ひとまず、以上

いいなと思ったら応援しよう!