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「起業革命」自分で稼いでいくという選択

はじめに

はじめまして!
フリーランスのジャスミンです。

当時の私は複数の会社を経営する敏腕経営者X氏と出会い、25歳で大手企業を辞めて、X氏と契約を結んでフリーランスとして新たな人生のキャリアをスタートさせました。

フリーランスなので、会社員時代のような会社に守られる待遇はもちろんありません。

それでも今私はとても幸せです。
満員電車に乗ることなく、好きな時間に好きな場所で仕事ができています。

急に会社を辞めて変な人だと思われるだろうな・・・
そう思っていましたが、

「実は、自分も会社辞めて独立したいんだよね。」

と相談してくれる友達が続々と連絡をくれて本当に驚きました。

一見すると、みんな楽しそうに会社で働いているように見えても

・実は会社員生活で日々消耗していたり
・メラメラと燃える会社への不満があったり
・大きな夢を抱えていたり

でも何から始めていいのかわからず、結局同じような毎日を繰り返している人が多いことにも気づきました。

人生を変える大きな決断をすることは、年齢を重ねるごとに確実に難しくなってきます。

だから、行動するなら今です。

毎日繰り返しの日々を過ごすのは今日までにしましょう。

本書を通じて、会社を辞めてフリーランスになりたい方や会社員人生からフリーになりたいという

「あなたの背中をちょっと押したいな」と思います。

日々会社で消耗している人へ

あなたもこんなふうに日々会社で消耗していませんか?

このままじゃ自分の心が死んでしまう・・・

そうやって毎日過ごしていませんか?

現在では、フリーランスや個人起業家として働く方が増えています。

フリーランスや個人起業家になると、

・毎月の安定収入
・福利厚生
・ボーナス

など会社員であるメリットはなくなりますが、その分もっと「自由」に、あなたの好きな場所で好きなことを仕事にできます。

心機一転、他の会社に転職することも1つの選択肢です。

しかし、あなたが自分の会社や仕事に不満を持っていたり、何かしら悪い印象を抱いていたりすると、どうしても隣の芝生(他の仕事)は青く見えるのです。

人間は「他人のいいところ」と「自分の悪いところ」を比べてしまう性質があります。

だから、他人を羨んだり、他人のいいところを見て自分は・・・と悲観したりします。

これは仕事にも当てはまることで、

「自分の仕事の不満」

「他の仕事の魅力」

を比べてしまうのです。

「自分がやりたいことは〇〇だから、この会社に入ればきっと自分はもっと楽しく仕事ができる!」

という何となくその会社のいい部分だけにフォーカスして転職すると

「思っていたのとは違った」

「〇〇をやりたいと思って入社したけど、それが出来るまでの道のりが思ったより長かった」

ということも日常的に起こり得ます。

もちろん職場環境が悪く、心身にかなりの負荷がかかっている様ならすぐに転職された方がいいと思います。

そうではなく

「今の仕事がやりたいことではない」とモヤモヤされている方

「他にやりたいことがある」という方

「もっと自由に働きたい」

「もっと稼ぎたい」

という方がいらっしゃれば、転職ではなく、フリーランスや個人起業家としての生き方がとてもおススメです。

なぜなら、フリーランスや個人起業家は好きなことを仕事にして、大きく稼げるからです。

もちろんリスクも存在していますが・・・。

私はフリーランスになってみて、本当に人生が変わりました。

考え方や仲良くする人たち、自分の精神状態など、すべていい方向に向いています。

フリーランス、個人起業家として仕事をすることも是非選択肢に入れてみて下さい。

起業は攻めでなく守り

まえがきでお話ししましたが、私が会社を辞める直接のきっかけとなったのは、X氏との出会いでした。

元々副業で仕事を受注していて、よく聞くとその方は3社経営する社長さんでした。

当初私は起業することは

「人生で大きな攻め」

であると思っていました。

だからそんな勇気があって本当にすごいなと心から思い尊敬しました。

しかし、その方がこう教えてくれたのです。

「起業は攻めじゃない。起業こそが自分を守る術なんだ」と。

当時は意味がわかりませんでした。

「起業には大きなお金がかかるし人も雇わないといけない、それが本当に守りなのか?」

と不思議でした。

しかし、フリーランスとして生きてきた今の私ならわかります。

AIが発達し、次々に単純作業はAIに置き換わり、人の仕事を奪っていきます。

先行き不透明で何が起こるか予測不可能な今の時代、絶対に裏切らないものは

「自分のスキル」です。

自分の稼ぐスキルさえ持っていれば、稼ぎ続けることができますし、一度ダメになっても再び立ち上がることができます。

会社に依存していると、会社がダメになったらあなたも共倒れしてしまいます。

会社は守ってはくれません。

特に今は、PC1台あれば、オフィスを借りなくても、人を雇わなくても1人で起業できる時代になりました。

「個人で稼ぐ時代」の到来です。

「できる」か「できないか」ではなく

「やる」か「やらないか」の時代です。

会社から独立したいと心では思っているなら、行動さえすれば道は開けると信じています。

このチャンスに乗らない手はありません。

起業はゴールではない

よく

「私も会社を辞めて会社を作りたい」

「将来は起業を目指している」

と言う同年代の方がいて、本当にこれだけ若い世代が独立を目指すと言うことは、本当に素敵なことだと思います。

欧米に比べても日本人は開業率が低いというデータが出ています。

私たちの暮らしている日本において、少なくとも私の周りではこれだけ「起業」を目指しているということで、私自身ものすごくモチベーションを受けています。

しかし彼ら・彼女らに「何がしたいの?」と聞くと
「起業したいけど何がしたいかわからない・・・」と言います。

そして、その方々に「今までどんなことやってみた?」と聞くと
「まだ何も始めていない」と言う人がほとんどなのです。

それでも大丈夫です。

私は、やりたいことは「見つけるもの」ではなくて
色々経験していく上で「見つかるもの」だと思っているからです。

何がしたいかわからないのは、経験不足にすぎません。
起業は「目的」でなく、稼いでいくための「手段」でしかないと思っています。

初めから

「起業するぞ!」

と思うのではなくて、まずはひたすら何かをやってみて、副業やフリーランスではまかなえない規模になってから初めて法人化すればいいと思っています。

その方がうまく行くし、継続できると思います。

当然リスクも小さくてすみます。

実際、X氏は10年以上ビジネスを続けていますが、初めから起業するつもりはなく、起業した方がいろいろとスムーズになるというタイミングで起業されたそうです。

自分がどんなビジネスをやりたいかわからないなら、まずは悩まずとにかく全部やってみることだと思います。

先入観や偏見を捨てて、まずは少し興味のあることを一通りやってみたら、自分の好きで継続できそうなことがわかってきます。

そして自然といろんな人と出会って人脈が出来て、自分のやりたいことが明確になっていきます。

まずは

「どうやって稼いでいくか」

これを考えていくことが一番だと思います。

たまに、稼ぐ知識がゼロの状態でいきなり会社をやめて起業しようとする方がいますが、それはリスクが大きすぎると思います。

「自分で稼ぐ」ということは想像以上に険しく長い道のりです。

まずは副業で初めてみて、生活費が稼げるようになって、会社員時代の貯金がたまってきてから会社を辞めるのが良いと私は思っています。

副業NGは言い訳

副業をまずはやってみよう!

という話をすると、「私の会社は副業NG」だから・・・

と言う方がいます。

しかし私はその言葉を聞くたびに、やらない為の言い訳とすら思ってしまいます。

私の知り合いは副業NGでしたが、自分が副業することで会社にもたらすメリットを上司に訴求して特別に許可を貰えた人がいます。

私が働いていた会社も副業禁止でしたが、もはやそんなことを気にしている場合ではありません。

私も正直初めは怖かったです。

バレたらどうしよう・・・

と震えてしまい、一度決まりそうだった仕事を怖くて断ってしまった経験もあります。

しかし、どれだけ会社に対して忠誠心を持って頑張って尽くしても、解雇されるときは容赦なく解雇されてしまいます。

会社にとって一番高い経費は

「人件費」

ですから会社を存続させるためにまず、人を解雇することは理にかなっています。

その中でも高齢社員や管理職の方々は特に高くつきます。

リストラするとなったら真っ先に首を切られるのは高齢社員や管理職の方々でしょう。

もし40歳過ぎていきなり解雇されたら?

会社が潰れたら?

すぐに同じような給料がもらえる会社にすぐに転職できるでしょうか?

それとも

「会社が副業禁止だったので、私は守りました。だからあなたも私を守って下さい」と言って会社が何とかしてくれるでしょうか?

あなたを解雇した会社は、それであなたの残りの人生のお金を払ってくれますか?

それは絶対にないでしょう。

ものすごく経験・知識が豊富で市場価値が高く、どんな会社に入っても即戦力となりうる人ならすぐに同じ水準の会社に転職できる事でしょう。

ですが、ほとんどの人は路頭に迷ってしまう事でしょう。

会社のシステムに乗っかって仕事をしている以上、そのシステムが潰れたり使えなくなったりすると仕事はなくなってしまいます。

人生100年時代、40歳ならあと死ぬまで60年あります。

あなたはこの先どうやって生きていきますか?

しかし、副業を通じて稼ぐ仕組みを知っていたらどうでしょう。

会社が潰れても稼ぐノウハウは潰れないので、お金を稼ぎ続けることができます。

今の時代、自分の身は自分で守る時代です。

全員副業はすべきだと私は思います。

副業の選び方

自分は他の人と違ってやりたいことがない。

「これと言ってスキルもないし、自分は副業なんて無理」
という方もいます。

私も初めは無理だと思っていましたが、それは単純に行動していないからでした。

行動していないのにやりたいことが見つからないのは当たり前です。
だから大丈夫です。

行動すれば見つかります!

まずは一通りやってみて

「自分がこれならできそう!」

と思うものを伸ばしていけばいいと思います。

日本人は真面目なので

「一度始めたら、最後まで続けないといけない」

などと思う方も沢山いらっしゃりますが、数カ月やってみて違うと思ったらすぐに変えて行けばいいと思います。

やはり好きなことでないとずっと仕事をする(=稼ぎ続ける)ことは難しいです。

稼いでいる著名人を見てみてください。

皆さん好きな仕事をして稼いでいますし、その仕事に情熱と誇りを持っています。

本当はやりたくないとイヤイヤ続けて、長く生き残って、ものすごく稼いでいる人がいるでしょうか?

好きなことであれば、とことん突き詰めてやることができます。

そして落ち込んでもまたすぐに立ち直りやすいです。

「これだ!」

と思うものを見つけることができるまで、ひたすら行動してみましょう。

しかし、あえて副業選びのポイントをお伝えするなら、レバレッジの効く仕事にするのが良いと思います。

レバレッジの効く仕事とは、「ノウハウとスキルが積みあがっていき、他でも応用できる仕事」ということです。

データ入力やシール貼りなどの単純作業は、自分自身の実績になりません。

将来独立を考えるなら、それだけでやっていくのは難しいです。

また、「稼ぐ」という事にとらわれすぎて、短期間で稼げる仕事を軸に選ぶのもおススメしません。

できれば、自分の興味ありそうなことでスキルアップできて

「その分野で独立している人がいる」

仕事を選ぶようにするといいと思います。

私の場合は初め、国内転売をやってみました。

ですがどうしても集中力がすぐに切れてしまい、すぐに違うことをしてしまっていました。

今思えば転売の仕事は好きではなかったんだと思います。

しかし、その後いろんなことに手を付けてみました。

最終的には動画編集や日英翻訳なら1日中続けることができたんです。

自分にはこれだ!と

その時初めて気づけたのです。

さすがに、詐欺的な怪しいビジネスはやめるべきです。

ですが
周りの意見に左右されることなく、気になるものを一通り全てやってみる

これが一番いいと思います。

そして、好きじゃなければ辞めればいいです。

しかし「すぐに稼げないからやめる」は違います。

自分がスキルアップできる仕事は稼げるようになるまでに時間がかかります。

時間をかけて築いた経験や知識は壊れにくいです。

よく芸人さんで

「一発屋」

と呼ばれる方々は、パッと出てきてパッといなくなりますよね。

しかし下積み時代が長く努力されてきた芸人さんは、ずっと芸能界に居続けるものです。

私たちもビジネスの

「一発屋」

になってはいけないです。

楽に稼げる仕事なんていうビジネスは、どこを探しても絶対にありません。

目先の利益に飛びつかずに、自分に合っていて長期的に見ると稼げそうなビジネスであれば絶対に続けるべきです。

自分で稼ぐことは想像以上にキツイ

もう既に副業をされている方ならわかることだと思いますが、自分でお金を稼ぐとは想像以上に大変なことです。

会社員は収入面でいうとある意味「楽」です。

失敗しても、多少サボってしまっても給料は毎月固定。

6月と12月にはボーナスがもらえます。

しかし「自分で稼ぐ」ということは、サボったりミスをしてしまったりしては、そこで稼ぎがストップしてしまいます。

だからこそ、多くの作業量をこなす必要がありますし、より慎重に判断していく必要があります。

副業にコミットするためには、様々なことを犠牲にしなければなりません。

「未来」を良くするには
「今」を犠牲にするのです。

・友達との予定
・会社の仲間との飲み会
・恋人や家族との時間

などです。

周りは楽しそうにしているのに、なんで自分はこんなことしているんだろう。
と思ってしまう日も正直あります。

たくさん遊んで楽に生きたいと思う時もあります。

しかし人生苦しいことを経験せず
ずっと「楽しい時間」を過ごすことは不可能です。

遅かれ早かれ大変な時が必ずやってきます。

であれば

「今の楽しい時間」
を犠牲にすることで

「将来の楽しい時間」
が増えると私は信じています。


もしSNSを見て周りと比べてしまうならSNSは断ち切った方がいいです。

実際に私は会社を退社する時に、インスタグラムとLINEを一度全て消しました。

インスタグラムは楽しそうな友達と自分を比較してしまうことを防止するためです。

LINEはお誘い連絡を来ないようにするためです。

そこまでやる?

という感じかもしれませんが、かなり気持ちが軽くなりましたよ!

本当におススメです。

今の時代はSNSですぐに繋がれる時代です。

SNSをリセットしても大切な友達は、すぐにまたSNS経由で見つけられるので大丈夫です。

今は新しく作り直して、起業家やフリーランスと繋がっています。

同じ志を持つ仲間の中にいると、とても心地よいです。

あなたが心身ともに健康でいられるように、自分の足を引っ張るものは切るべきだと思っています。

稼ぐことは悪いことではない

ある日X氏がこう言いました。
「稼ぐことを悪いことだと思ってはいけないよ」と。

私は「稼ぐ」と聞くと何となく

「悪いイメージ」

「怪しいイメージ」

がどうしても先に浮かんでしまい良いものとは思えませんでした。

恐らく多くの日本人がそう感じると思います。

しかし、そうではないんです。

むしろ「お金稼ぎ」は社会にとって、すごく良いことです。

まずお金の定義について考えてみましょう。

お金とは何か説明できますか?

お金には、
①価値尺度
②交換(決済)手段
③貯蔵手段

の3つの役割があると言われています。

特に注目すべきは③です。
価値の貯蔵手段です。

つまり、「価値の器」ということです。

お金そのもの自体が「価値」ではなく、あくまでも「価値を貯蔵する器」であるということです。

価値をたくさん提供して初めて、その価値を保存しておく受け皿としてお金がもらえるのです。

多くの人はここを見落としがちで、ただお金を稼ごうとします。

価値を提供しようとせず、お金だけを稼ごうとしても上手くいきません。

ではどうやって価値を提供できるのか?

それは、「より多くの人の問題解決をする」ことです。

問題解決の大きさが大きければ大きいほど、もらえるお金も大きいです。

世界の5大IT企業GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)はどうでしょう。

あの会社が大きく成長しているのは、より多くの人々の問題を解決しているからです。

Googleでは、人々は何か知りたいことや悩みがあれば、Googleで検索すれば瞬時に「答え」が見つかります。

又、AppleやMicrosoftのPCがなければ、人々は仕事できません。
世の中の会社は今のように回らないでしょう。

これらの企業は、世界中の多くの人の悩みや問題を解決しています。
だからここまで成長しているのです。

「お金を稼ぐ」ということは

「多くの人に価値を提供している」

ということなので、決して悪く思う必要はないです。

むしろ私たちが稼ぐ(=価値を提供する)ことで、どんどん社会はよくなっていきます。

もし大きく稼ぎたいなら

「私は世の中の人々どんな問題を解決できるだろう」

と考えてみると、いいビジネスアイデアが湧いてくるかもしれません。

X氏にこれを教わって以来、常に私はお金を稼ごうとせず

「人に価値を提供する」

ということを念頭において仕事をするようにしています。

目先の利益は少なくても、価値を提供することができれば信頼関係が生まれます。
その結果もっといい仕事を任せてもらえるようになるかもしれません。

信頼のために目の前のことにコミット

顧客に「価値を提供すること」と私が大切にしていることは

「顧客が求めている以上の仕事をする」ことです。

私は金額よりも、仕事を依頼して下さった方が

「私に仕事を依頼してよかった」

と思って下さるかどうかに軸を置いて仕事をするようにしています。
つまり、目の前のお客さんのために100%コミットです。

そもそも「価値」とは
「そのもの自体の価値」ではなく
「自分が決めるもの」でもなく
「他人が決めるもの」なのです。

ここでたとえ話を例にしましょう。

最高級A5ランクのステーキをお腹がすいている人に提供すれば、それはとんでもなく「大きな価値」になります。

一方で、ステーキを既にたくさん食べてお腹がいっぱいになっている人に提供したらどうでしょう?

もう要らないと

その人にとっては「価値のないもの」になってしまうのです。

このように

「価値の大きさ」

これはその物自体でも、提供する側が決めるものでもありません。

仕事をする上で先に見積もりを出すと
「だいたいこれくらいのクオリティだろう」
と相手は予測します。

その予測を超えることで顧客は
より大きな価値」を感じます。

あなたが100g 3000円のステーキを食べに行ったとします。

美味しくて5000円の価値を感じたなら、感動してまたそのお店にいきたくなるでしょう。

するとそのお店の売上は上がっていきます。

お金とは

「価値の貯蔵容器」

と言う話をしましたが、相手が望んでいる基準(器)よりも大きな価値を与えることができれば自然とお金も増えるのです。

又、相手が望んでいる以上の価値が提供できれば
「信頼関係」が生まれます。

ビジネスにおいて
信頼関係
ほど重要なものはないと思っています。

私は会社員時代に営業の仕事をしていて感じたことがあります。
それはお客様との信頼関係がなければ、私が伝える情報も信じてもらえない。

当然ですが商品が売れることもありません。

結局は売っているものが「商品」でも
一番の売り物は「あなた」自身なのです。

フリーランスになった今もそう感じます。

私よりもっとスキルがあり、もっと仕事ができる人はこの世にごまんと居ます。

今やインターネットでいくらでも探せる時代です。

その中でも、この私に継続的に仕事を任せて下さる方々は
私を「信頼」して下さっているからだと思います。

とてもありがたいことです。

私は継続的に「仕事」を任せてもらうためにやっていることがあります。

それは常に目の前の仕事をコツコツしっかりコミットして信頼関係を築くようにしています。

「この仕事は単価が安いから、適当でいい」

「要求が多いお客さんには追加料金をとりたい」

などと思うかもしれないですが、稼ぐために重要なのは
「お金」ではなく相手が決める「価値」です。

価値を提供するために、全ての仕事をきっちりとやるべきです。

目先の利益だけを追求するとすぐには稼げないかもしれません。

あなたが提供してきた価値は必ず誰かが見ていて、何かしらの形で大きく返ってきます。

人生はブーメランの法則と言いますが、本当にそうだと思います。

あなたが顧客に尽くせば、いつかのタイミングで大きなチャンスとなって返ってきます。

それはすぐに返ってくることもあれば、数年・数十年して返ってくることもあるでしょう。

X氏も会社を経営していて、たくさん稼いでいますがそれも若いときに価値を提供し続けてきた結果です。

私自身も時給換算すると高校生のアルバイト以下の仕事をしていた事だってあります。

それでも
「顧客が望む以上のことをする」
と誓って仕事を続けてきました。

その結果、X氏が私の仕事への姿勢を認めてくれて、共に仕事ができるようになり、私は会社を辞めることができました。

何も知らない方は
「そんな方と出会えて仕事ができて運がいいね」
と言いますが、私は然るべき結果であると考えています。

もちろんこれがゴールではないです。

今もその気持ちを忘れずに、頂いた対価以上の仕事をするために、目の前の仕事にコミットしています。

稼ぐには完璧主義を捨てる

これもX氏から教わったことです。

競合に勝っていくために重要なこと

それは「スピード」と「実績」です。

誰よりも早くトレンドに乗っかることで大きく利益を上げることができると言います。

先行者利益とも言いますね。

実際にそのX氏は、海外のトレンドに日本で一早く乗り、大きく稼いでいらっしゃいました。

日本人は特に真面目なので「完璧主義」が多いと思います。

しっかり準備して、完璧になってから参入しよう。
ビジネスをやってみようという考えが多いと思いますが、それだと遅いのです。

とりあえず勢いで始めてみて、誰よりも早く実績を積むのです。

後から修正はいくらでもできます。

「完璧主義を捨てる」とは「適当」という意味ではありません。

もちろん全力で取り組みますが、全ての細かい部分を1つ1つに拘っていたらキリがないです。

ある程度準備したら

「とりあえずカッコ悪くても出してみる」

というのは稼ぐ上で非常に重要であると思います。

これはフリーランスの私にも当てはまっています。

私は副業時代に、勢いで動画翻訳を受けてしましました。

もちろん動画編集スキルや動画の翻訳経験は当時ゼロでした。

だから必死にPremire Pro(動画編集ソフト)を猛スピードで覚えてしっかり納品しました。

当時は全力でやっていましたが、今振り返ってみると素人感満載の動画でした(笑)

しかし結果的には私の実績となり現在でも副業として定期的に仕事を受注できています。

今ではクオリティにご満足頂き、私を指名してお仕事いただけます。
さらに継続的にお仕事させて頂けたりするので、あの時勢いで始めてよかったなと心から思います。

もしも
「動画編集ソフトを使いこなして、動画翻訳のポイントをしっかり勉強してから挑もう!」
などと思っていれば、今もまだ始めていなかったと思います。

フリーランスやスタートアップ企業は、社会からの信頼性がとても低いです。

だからこそ「スピード」と「実績」でどんどん仕事を取っていくことが重要だと思っています。

まずは「勉強」と思っても、人間は目的がなければモチベーションが上がらないものです。

だからこそ、とりあえず始めてみて、やりながら必死に勉強すること。

これこそがスピード感を持って稼げるポイントだと私は思っています。

「自分のスキルは完璧でないとダメだ」

と思っている方がいらっしゃれば、まずはその完璧主義を捨てて下さい。

そして始めてみましょう。

数をこなすことで完璧になっていくから大丈夫です。
失敗を恐れずにスピード感を持って挑戦してみましょう。

特別なことより日々の積み重ね

私はフリーランスになって、たくさん稼いでいる方をいろいろと見てきました。

その方々に共通していることは、コツコツと

「当たり前のことを当たり前にやる」

ということです。

成功するために

「何か特別なことをしなくちゃ!」

そう思っている方も多いかもしれませんが

意外と「基本」こそが一番重要なことなのです。

例えば

・YouTuberで稼ぎたいなら、高頻度でYouTubeをアップしていく。
・ブログで稼ぎたいなら、毎日のように記事を投稿する。
・物販で稼ぎたいなら、毎日リサーチと出品をする。

毎日コツコツと続けてきたことが、数年経ってやっと結果として出てきます。

「自分に都合の良い例外」

「やらない理由」

こんな言いわけを作って、楽な方向に行くのが私たち人間です。

人間が持つ防衛本能でもあります。

その人間の性質を理解しつつ自分を鼓舞して

・どんなに結果が出なくても
・どんなにしんどくても

コツコツと積み上げていく。

これこそが、遠回りに見えて成功への1番の近道だと思っています。

成功者は「怠けない」というより

「怠けない仕組みを作る」ことが上手い人です。

成功者も当然人間なので、何度も楽がしたいと思ったことでしょう。

だからこそ仲間を作ってやらないといけない環境をつくったり
お金を払ってビジネススクールに通ったりと

サボれない状況を自分で作ってしまうのです。

私は会社員時代、家に帰ると寝てしまい仕事ができませんでした。

なので勤務終了後は毎日のようにマクドナルドに通って、サボれないように仕組み化していました。

どんなに忙しくても

「これだけはやる」

というマイルールを作ってしまうとやりやすいと思います。

初めのうちは

「1日1記事ニュースを読んでSNSでアウトプット」

「本を2ページ読む」

とかでもいいと思います。

それで継続を習慣化します。

「継続力」は実は筋トレみたいに鍛えられるのです。

何かしらマイルールを作って、しっかりと基本をこなしていくことが稼ぐ上で重要です。

まずは基本のことを地道にコツコツと積み重ねて、稼げるようになったらフリーランスや個人起業家として共に大きく羽ばたいていきましょう。

おわりに

最後までお読み頂きまして本当にありがとうございます。

今回は会社員で日々消耗していて、何とかしたいと思う方々のモチベーションになればと思います。

私が働いていた会社は幸いにも本当に良い会社で、私がフリーランスになると言った時は全員が頑張ってねと背中を押してくれました。

しかし、世の中にはそうでない会社もたくさんあり、日々会社員で消耗している人も見かけます。

自分で何かやりたいけど、頭も良くないし、スキルもない。
そうやって日々会社で働き続ける人がいますが、そうではないです。

あなたが知っている成功されている方々の学歴を見て下さい。
華々しい学歴を持った方ばかりではないです。

現在では高校生ましてや中学生でさえ、ネットでビジネスを起こして稼いでいる時代です。

そしてスキルに関しては今から身に付ければいいです。

成功できる人は

「才能」ではなく「行動力」

があるかどうかです。

私は、深く考える前に行動してしまいましたが、その結果のおかげで今があります。

深く考えることも大事ですが、行動してみないと何も始まりません。

自由になるには、まずは行動です!

フリーランスになってみると、次から次へと自分よりはるかに優秀な人を見ます。
誰よりも圧倒的に努力して行動している人たちです。

その方々との出会いで刺激を受ける反面、なかなかうまく行かず自分はまだまだ未熟だと痛感させられることもたくさんあります。

「10年経ってようやく人に教えられるくらいになるよ」

ある経営者からこの言葉をかけらました。

一流になるまでには長い道のりですが、毎日コツコツと積み重ねていくことできっと大きな力になると信じています。

「しんどい」で辞めてしまっては普通の人です。
「しんどい」時こそ頑張れる人が一流の成功者です。
「しんどい」を楽しめるようになったら神様です。

未来を良くするために、会社に依存せず、自分の力で大きく稼いでいきましょう!

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