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こんな夢小説あったあった

こんにちは、ピクシブいいね数が二桁行けば奇跡レベルのの弱小夢書きです!自虐じゃなくてですね…普段はマイナーキャラで夢小説を書くので、いいねが付け本当にうれしいです!!
先日、クローズドで懐かしさを感じ、氷/帝/学園の夢あるあるを詰め合わせた夢を投稿して仲間内で楽しんでいただけた。
・おもしれぇ女/ふわふわ無自覚系女
・幼馴染設定
・(序盤から)跡/部様に媚びない
・逆ハーレム
etc…

当時はやっていた要素をふんだんに詰め込んだコース料理のようになった。

結果、読者(古のオタクたち)も筆者も胃もたれを起こした。
私は二次創作における失敗や通過儀礼をテ/ニス夢で学んできた世代だといってもいいだろう。ROMメインの、オフライン仲間内夢書きの私が、

このnoteのテーマは「夢小説のあったあった3選」にできたらいいなと思っていたのだが、いかんせん「資料」が残っていない。生きる化石が書くしかないと思い、筆を執った次第である。

1./////をつけがちだった

今の夢小説愛好家たちにはこの表現は通じるのだろうか。漫画表現で照れた時にできる頬の斜線を表している。使用例を下記に示す。

例)「え、ちょっと待ってよ、距離近すぎるってば//////」
  「オレまで照れるだろ、その顔、煽るな.…..バカ/////」

と、こんな感じで斜線が大乱舞するのだ。最近の夢小説では見かけない気がする。

2.作者とキャラが会話をしていた

今の夢小説愛好家にとっては「どういうこと?自己投影?」と思われるかもしれないが、自己投影ではなく、物語を俯瞰する作者があとがきに登場するのだ。使用例を下記に示す。そして無駄に長いあとがきになる。

(本文)
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\(^o^)/オワタ
力尽きました!やおいです!
跡部「俺様の見せ場を中途半端で終わらせるとはいい度胸だな?樺地、このポンコツ作者を呼んで来い。」
樺地「ウス。」
作者「ひぇ~!ご、ごめんなさい跡部様!!今度書く機会があれば見せ場を作りますので!!」
忍足「今回のお話で、初対面の立場からお嬢ちゃんと一番仲良くなったのは俺やで。」
日吉「忍足さん、○○のどこがいいんですか?あぁそうか、そのメガネは伊達でしたよね。」
宍戸「日吉、下剋上の相手間違えてんぞ。」 
向日「俺はただの紹介役やらされただけだったし。○○はほんと昔から変わってねーな。ポヤポヤしたところが。」
芥川「○○ちゃんが作ってくれるドリンク、調合イイ感じだC~」
鳳「ユニフォームから○○先輩の香りが////」 
そして安定の滝先輩は来ない。

3.起承転結がない

お姉さま方が書かれていた夢小説にはきっとあったのだろうが、ヤマもなけれな、イミもオチもないそんな夢やセリフのみのセリフ夢もゴロゴロしていた。最近の20↑のお姉さま方の夢小説は構成が考えられていたりと読みごたえがある。当時、平成中期にみんなが携帯電話で夢小説を読んでいた時代には、パケット通信料(今でいう通信ギガ数)を気にしながら読む者も当然いただろう。そのため、できるだけインパクトのあるショートショートで済ませる必要があったのだろうと考察する。そして、よく作者が「\(^o^)/オワタ」「力尽きました」と作品を放棄していく。

あとがき

みんなの元カレ(二次元)は誰?というX上での会話からできた企画でしたが、当時を思い出しながら書く、当時のクオリティはやっぱり目も当てられない感じでした。
理不尽に強キャラな夢主、一流財閥の娘な夢主、超才色兼備な夢主、一目で恋に落ちてしまうな美貌の夢主、なぜかものすごい嫌われ方をする夢主などなどがゴロゴロわんさかといましたよね。
キャラに振り向いてもらえるだけの魅力って何だろうとみんなが考え抜いた結果、そういった夢主ちゃんたちが生まれていったのだろうなと思います。
それが許されるのが夢小説、なんだと思いました。
あれから15.16年。皆さんはどんな夢小説をご覧になっているでしょうか。最近は文学的な夢小説やタイトルまでこだわりが見られる夢小説などがありますよね。進化を遂げていく夢小説の今後に期待です。
ここまで読んでくださった皆様、スペシャルサンクスです。


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