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理想体重キープ!  新見正則


激務はやせないよ。  むしろ太る

69.2kg。これが今日の朝、泳ぐ前の体重です。約2時間かけて3km弱泳いだ後に測った体重は「68.8kg」。これが、僕が勝手に理想としている体重です。68kgが理想体重という医学的な理由はありません。自分で身体の調子がいいと思えるってだけです。12年ぐらい前まで、僕は365日24時間体制で緊急手術に備えて生きていました。当時の僕はデブ。最高体重は92kgでした。運動とは無縁で、夕方からの緊急手術が延びれば夜中にみんなで食事、夜間に緊急手術があれば、ほぼ寝ずに、食事だけ急いで済ませて、そのまま外来診療なんて生活です。激務で不規則な生活は太ります。

アラ還でも、その生活続けられる?

心臓外科が緊急手術をやりたいと言ってくれて、僕は喜んで緊急手術をお願いしました。そしてついでに通常の血管外科の手術も心臓外科にお願いしました。周囲からは「せっかく築いた自分の城を他人に明け渡すの?」なんて意見もありましたが、僕は直感でそうしたかったのです。こんな生活を将来ずっとできるわけもなく、10年後も楽しくできるとは思えませんでした。なんとかアラフィフだからできたことで、アラ還となったら楽しくないだろうと直感で思ったのです。サッサとこんな生活はやめて、新しい世界を楽しもうと思いました。

できないことができるようになるって実感が楽しい!

そして炭水化物を半分に制限するだけで、数年で体重は72kgにダウンしました。しかし、娘には「パパは痩せたけど、鶏ガラみたい」と言われてしまいました。そこで、筋トレに通いました。漢方の師匠である松田邦夫先生のお勧めでした。松田邦夫先生は水泳も勧めてくれましたが、僕は生来の金槌にてまったく最初は水泳など眼中にありませんでした。筋トレを週に2回1年間行いました。そしてやっと水泳を始めることにしたのです。50歳までまったくの金槌だった親爺が水泳に挑戦しました。顔を水につけるのも抵抗がありましたが、だんだんと泳げるようになりました。10m、25m、50m、100mと泳げる距離がアップしたのです。努力をして、自分の成長を実感できるので楽しかったですよ。

僕はトコトンやっちゃうタイプです

そしてトライアスロンに挑戦しようと、これも直感で決めました。そして筋トレを始めてから2年後にオリンピックディスタンスのトライアスロンを完走し、その1年後に日本で一番長い距離のトライアスロンである佐渡Aタイプ(水泳3.8km、自転車190km、フルマラソン42km)を14時間18分で完走しました。そんな僕の努力は「じゃぁ、そろそろ運動しませんか」とその続編として2冊の本にしましたので、興味がある方は読んで下さいね。

運動しすぎは身体に悪いよ

で、わかったことは、運動のやり過ぎは体に悪いということです。無理すれば整形外科的な障害が起こるし、また本当に無理すると免疫機能が低下した状態で発症する帯状疱疹が生じます。運動は適度にするのが大切で、その適度をキープするのはじつは相当難しいのです。現在、僕にとって週2日の水泳が一番適度な運動量で、コツコツと続けられています。

14時間のトライアスロンでもカツカレーたった3杯でチャラ

僕は体重維持に厳密な食事管理はしていません。好きなものを家族や友人と食べています。ただ、体重が70kgを超えると、ちょっと炭水化物を制限するようにしています。運動で痩せることはないとトライアスロンをやって痛感しました。先程の14時間の日本で一番長いトライアスロンを必死で完走しても、やっと5,000kcal前後です。カツカレーたった3杯でチャラです。食事だけで痩せるのは、毎日相当の運動をしないと無理ですよ。試しに、30分ぐらいジムで消費カロリーを測定していください。ジムのランニングマシンや自転車で消費カロリーは測定できます。

自分の適切な量を知ろう

適切な運動、適切な食事、適切な生活は人それぞれですよ。それが多様性、ダイバーシティーです。メディアの情報を鵜呑みにせず、自分の体感と直感で決めて下さいね。超デブだっていいんですよ。少々早死にすると統計的には出ていますが、所詮ひとは死ぬんです。リスクを承知で生きるのも僕は応援しますよ。


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じゃぁ、そろそろ減量しませんか?



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