【お題拝借】問題を知り対処を知れば百戦危うからず(66歳・フリーエージェント)
仙台市にお住まいの66歳のフリーエージェントIさんから頂いたお題を紹介します。
そこで今回は、Iさんから頂いたお題「いろんな問題」を拝借して、「問題を知り対処を知れば百戦危うからず」を「未来を輝かせるツール」に変えたいと思います。
【私ならこう考える】
問題はいろいろなところに存在しています。
①自分の中にある問題
②家族の中にある問題
③職場の仲間や友人達の中にある問題
④企業や団体など組織の中にある問題
⑤地域や国や地球の中にある問題
などなど
私たちはいつも問題に囲まれて生きていると言っても過言では無いと思います。
では問題とは何か? について改めて考えてみましょう。
「問題」を辞書で引くと
「解答を要する事柄」と出ています。
「問題」を問題解決的に捉えると
問題とは「①現在の姿」と「②あるべき(ありたい)姿」との
差(=ギャップ)のことを指します。
その意味で、問題は、
①と②の2つが明確になると問題はその姿を現します。
問題の対処を知る
「問題を解決する」とは「①と②の間のギャップを埋める行為」でした。
しかしここで厄介な事があります。
問題を解決するために①と②のギャップを埋めようとすると
次はそれを阻もうとする障害が、3つのどれかの型で現れます。
【天秤(てんびん)型】
a案かb案か
どちらを選択すべきか判断できず前に進めない天秤型。
【壁(かべ)型】
目の前に何かしらの高い心理的壁があって前に進めない壁型。
【錯綜(さくそう)型】
いろんな思いや気持ちが湧き出て何から手を付けていいのか分からず前に進めない錯綜型。
では障害の型ごとに対処の仕方を見てみましょう。
【天秤型の対処法】
①どちらか選べるように「新しい情報を取得する」又は「認知の歪みを修正する」。
②orをandに変える。
③第三の選択肢を与える。
【壁型の対処法】
・持っている強み・価値観・過去の成功体験の力を引き出して、その力で壁を乗り越える。
【錯綜型の対処法】
・「一番大切なこと」又は「どうしても譲れないこと」を明確にして、状況を整理することで乗り越える。
活用事例
天秤型の対処法の活用事例を見てみましょう。
【事例1】
ロシアとウクライナ+NATOの戦争は解決の糸口が見いだせないまま1年以上過ぎましたが、
天秤型の対処法でこの戦争の解決を考えると次の2案となります。
(1)相手を壊滅に追い込むまで戦いを続ける
(2)「第三の選択肢」としてウクライナは未来永劫「NATO」にも「ロシアの共和国」にも属さない。
【事例2】
もしアナタが今日のランチでトンカツを食べるかカレーを食べるかを迷ったら、
天秤型対処法でこのランチの解決を考えると次の2案となります。
(1)ランチで両方を食べる
(2)「orをandに変えてカツカレーを食べる」か「第三の選択肢としてランチでトンカツを食べて、晩御飯にカレーを食べる」。
などなど、
問題に強くなる為の練習教材は身近にたくさんあります。
頭の体操にも有効だと思いますので、ぜひ活用してみてください。
アナタの輝く未来のために!