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ロマンスについて考えるのに相応しい場所
今朝も毎日、更新する難しさを噛みしめての更新。
大層なタイトルにしましたが、ロマンスの語源が「ローマ的」な意味だって知ってました?少なくとも私は知らなかったので、「ロマンスの語源から紐解く、ロマンスという言葉の成り立ち」みたいなものをテーマにしても良いのでは?と考えたのですが、今朝は打ち合わせが複数あり、調べたり考察するには時間が足りません。
さて沖縄の県庁所在地・那覇市の国際通りに「純喫茶」と呼んで差し支えないであろうお気に入りの店があります。その名も『珈琲茶館インシャラーSINCE1974』。
お気に入りと言っても足繁く通うほど行ってないんのですが、時折、無性にこちらの看板メニューである”パリのロマンス”を飲みたくなるのです。
”パリのロマンス”とはいわゆるウィンナー・コーヒーの生クリーム部分が、薔薇の花になっておりホットコーヒーの上でくるくると回るところが何とも情緒的で、眺めて楽しい飲んで美味しい代物なんです。メニューなんて写真じゃなく手書きのイラストが描かれているし、添えられたフォントも味わい深い。
何より紫外線が突き刺さる沖縄の夏、涼しい地下にあるこの喫茶店はオアシス的な役割も果たしており、一人静かに物思いに耽りたい時にも最適な場所です。(この雰囲気を言葉にしようとするほど、自分のボキャブラリーの陳腐さに打ちのめされます・・・;)
一年以上ぶりに訪ねた際、たまには”パリのロマンス”以外のメニューを頼んでみようとオーダーしたのが、これまた薔薇の生クリームがのった”モカゼリー”。
いわゆる手作りのコーヒーゼリーの上に薔薇の花を模した生クリームが乗っかっている冷やし物なんですけど、これがまた格別に美味しいの。
うーん、美味しいものについて書く時ほど、自分の言葉の陳腐さを感じる場面はありません。
もし人生初のデートが『珈琲茶館インシャラー』であり、大好きな彼が頼んだメニューが薔薇の生クリームが添えられた飲み物だったら。きっと私はその人と結婚したくなっただろうなぁ・・・と。
今日も変わらず夏の暑さに悶えながら考えた次第です。
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